tobiのブログ

 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。


テーマ:

 先日下記を書いた。 

【「大丈夫ですか」考〈2〉 ネット記事】 

http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12130979460.html 


 ヒドい記事だと思ったが、それは当方の主観でしかない。 

 先ほど、これによく似た記事を見つけた。書き手は宮本茂頼という人らしい。日付は2015年02月15日。1年後の「AERA」の記事が似ているってどういうこと? 逆ならさほど驚かないけど(もはやマヒ)。それとも、昨今だとこの程度のことはアリなの? 

「AERA」に〈108人の使用状況と意識を調査〉とある2013年の調査と、同じ調査に見える。有効回答数が108というのが統計学的にどれだけ信頼できるのかは知らない。 

 きっと同じ書き手なんだろう。だとすると、なおさらバーのマスターが……。 

 全文を保全しておく。 


【「大丈夫です」って、なにが大丈夫なの 気配り表現?言葉の乱れ?】2015年02月15日 

http://withnews.jp/article/f0150215000qq000000000000000W01o1101qq000011475A 

==============引用開始 

 コンビニのレジで「ポイントカードは大丈夫ですか?」と店員からよく聞かれます。カードを持ってなければ「大丈夫です」と答えるのですが、よくよく考えると、いったい何が大丈夫なのか、はっきりしません。若い世代はすんなり使っていますが、違和感を覚える年配者は多いようです。 


年配者に戸惑いの声 


 「大丈夫です」の使い方がおかしい。 

  

 最近の朝日新聞の読者投稿欄が、こんな1通の投書をきっかけに盛り上がりました。コーヒーか紅茶のどちらにするか尋ねると、「大丈夫です」との返事。意味がつかめなかったという内容でした。 


 これに反応し、次々と投書が寄せられました。 


 ある高齢者は、チラシを配っていると「大丈夫です」と言って、受け取らない人が増えている、と憤ります。一方で、若い世代からは、きっぱり断ると相手を傷つけてしまうから「大丈夫」を使っているのでは、という意見がありました。イエスかノーか、はっきりしないことにひっかかる人は、年配者を中心に多いようです。 


辞書での意味は 


 辞書では「大丈夫」の意味はどうなっているのでしょう。「広辞苑」(岩波書店)、「大辞林」(三省堂)はおおむね一緒。 


(1)立派な男子 

(2)しっかりしているさま 

(3)間違いなく 


というような説明でした。 


 今どきの語法として「大丈夫」に触れているのは、「明鏡国語辞典」(大修館書店)です。俗語として「相手の勧誘などを遠回しに拒否する語」との説明も載せ、「そんな気遣いはなくても問題はないの意から、主に若者が使う」と注釈しています。ただし、「本来は不適切」とされています。 


 これに近い意味に触れているのが「日本国語大辞典」(小学館)です。山梨県の方言として、食べ物などを勧められ、辞退する時の言葉という説明を載せています。 


どんな場面で使われている 


 従来の意味とは異なる「大丈夫」がしきりに使われることが気になって、調査した言語学の研究者がいます。実践女子大学の山下早代子教授です。 

 山下さんが実際に体験した事例を分析してみると、これまで使われていた様々な表現に「大丈夫」が取って代わっていました。 


【スーパーのレジで「袋は一つで大丈夫ですか」】 

↑ 

従来なら「よろしいですか」 


【電車で赤ん坊を連れた女性に席を譲ろうとすると「大丈夫です」】 

↑ 

従来なら「結構です(断り)」 


【パン屋でサンドイッチ購入時に「お手拭きは大丈夫ですか」】 

↑ 

従来なら「ご入り用ですか」 


【ガソリンスタンドで「灰皿は大丈夫ですか」】 

↑ 

従来なら「(タバコの吸い殻などを店員の方で)捨てる必要はありませんか」 


アンケート調査してみると 


 様々な場面が「大丈夫」で済んでいます。山下さんは、こうした使い方についてアンケートを行い、若年層(20代)、中年層(30代~50代)、シニア層(60代以上)に分けて集計しました。(有効回答数108、表の数字は%) 








 シチュエーション別に「大丈夫」を使うと答えた割合は次の通りです。 


・コンビニで「袋は一つで大丈夫ですか?」 

 若年30・9% 中年26・9% シニア22・2% 


・バイト先で上司に「明日どうしても休みたいんですけど、大丈夫ですか?」 

 若年45・4% 中年23・0% シニア7・4% 


・タクシーから降りる時、運転手が「領収書はいりますか」と聞いたので「大丈夫です」と答える 

 若年69・0% 中年46・1% シニア11・1% 


 また、他人が使うと気になるかどうかも聞きました。「気にならない」と答えた割合です。 


・コンビニで「袋は一つで大丈夫ですか?」 

 若年76・3% 中年65・3% シニア48・1% 


・バイト先で上司に「明日どうしても休みたいんですけど、大丈夫ですか?」 

 若年67・2% 中年46・1% シニア25・9% 


・タクシーから降りる時、運転手が「領収書はいりますか」と聞いたので「大丈夫です」と答える  

 若年83・6% 中年76・9% シニア33・3% 



出典:imasia 

他人を傷つけない便利な表現 


 結果をみると、やはり若い世代のほうが違和感が少ないです。ただ、いわゆる「若者ことば」として一時的に流行しているのではない、と山下さんは指摘します。「大丈夫」の機能が拡張していて、「ら抜き言葉」のように言葉自体の変化が起きているのではないか、という見方です。 


 それでは、なぜこのような使い方が広まったのでしょうか。山下さんは「ネガティブ・フェイス」という用語を使って、分析します。これは人間が持つ「侵害されたくない」「放っておいて欲しい」という欲求だそうです。「よろしいですか?」という依頼、あるいは「必要ないです」という断り、は直接的な表現で相手に負担をかけます。これに対して、「大丈夫」はより婉曲的で、相手を気遣った表現になっているといいます。 


 相手も自分も様々な表現に煩わされることなく、かつ相手を傷つけない。いまどきの「大丈夫」は、とても便利な表現であるようです。 

==============引用終了




語学(日本語) ブログランキングへ

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

kuroraccoさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。