今朝、車に乗り込んでメータをみたら、この数字を記録していた。

え?今日私これから死にゆくの?と思わされた。
なぜそう思ったのか?それはまったく理由は’ないけれどもそう思った。
今これを記しはいめてているのは23時45分。

そして、この数字は何の因果か、いくつかの事象をもたらした。

【愛犬いちごうの事象】
帰宅してすぐ。娘がチーズを食べたいという。
なので、冷蔵庫からチーズをとりだし、上手にチーズの皮をむく娘。
でもってふらふらとチーズを片手に私の周りをまとわりつく。
その様子をみたいちごうは、菜乃の手にしたチーズを丸ごとたべる。

普通ならそのまま胃にしまわれるものが、
いちごうはよたよたと下半身ふらふらで歩いている。
しかもおしっこを垂れ流してだ。
どうした?と思ってみていると白目もむきはじめた。
どうやら喉にチーズの塊を詰まらせたようだ。

あわてていちごうの体をさすったり、口をあけたりする。
それでもおしっこを垂れ流している状態なので、口をおもいっきりあけて、詰まっていそうなものをとりだす。

ぼへっ。
という音と共にチーズの塊が口からでて一件落着。

【娘の緊急】

いちごうのびっくり事件を片付け、なにやら片付けをしつつ夕食の準備にとりかかる。
眠くなりはじまった娘が私を呼ぶ
「ママ、お鼻が硬いの」
「え?なにそれ」
娘の指示する鼻をみると鼻の中に白い物体。
なんだそれ?と思い様子を伺うと、呼吸をするたびにその物体のせいで「ひゅーひゅー」音がする。
見る限りなんだか薬(錠剤)のようなものがはさまっているかのようにみえる。

まず冷静に119に電話し、救急車ではなくて、緊急病院を教えて欲しいことを伝える。教えてもらったのは渋谷区の消防署。
そこにあたらためて電話する。
2つの救急病院を紹介された。
それぞれに症状をつたえると、一つ目には断られ、もうひとつの大病院には、そのままの状態を保ち、渋谷区の救急病院紹介可能消防署の電話番号をつげられる。

そこで2つの病院を紹介される。
1つが慶応だったのでありえない。と思い、三宿病院へと連絡。
耳鼻科でしか対応できないという判断のもと。
診察可能といわれ、タクシーに乗り込んで病院へ。

何がつまっているのかわからないこともあり、レントゲンを試みるがまったくもって無理。(素人としても、その時間が無理な話なんで、まずは所見しないとではないの?と思ったが)
で、お鼻の中を検診。
私が気がついてから1時間30分が経過したころのことだ。
結論。
その物体は収集できず、奥にはいりこんでしまった。
ということだ。
先生いわく、紙(ティシュのような感じだった)ということ。
固形物ではないので、このまま奥にながれこんで飲み込んでもらうことを様子見しましょうという結論だった。

娘の鼻の中は傷だらけ。血だらけ。
しかもお顔にも戦いのあとの傷がついた。そして、帰りのタクシーの中で嘔吐。
すこしすっきりした様子だったけれども、でもまだ咳をする。

これを書きおえた今、あと1分で今日が終わる。

さだこ~じゃあないけれども今朝一番でみた車のメータの4444kmの呪文はもうすぐとけるのか?

朝一番で、実は私は今日死にゆくのか?
と思いかなり覚悟をしていた。

娘はたまに咳はするが、グーグー寝ている。