際会→再開→再会!

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すごーーーーーーーく久しぶりに書いてみます。

blogのことは覚えてたんですが、学校やバイトが鬼のように忙しくなって1年くらいほったらかした時点で、「もう削除とかされてるやろな」と思ってさらに幾年月…

偶然近くを通りかかって(?)びっくり仰天。


「まだ残ってるやん!!」


てな訳で再開してみようかなーと思います。



当時イタイケな大学生だった僕も、今では社会の歯車(の原料くらい?)な訳で…

仕事もしつつ資格勉強もしつつになりますので、更新速度もかなりアレな感じになるとは思いますが、おもしろいと思った本を紹介していきたいなと思います。

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『ONE PIECE(1)~』尾田栄一郎・著

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風邪で寝込んでる間、1巻から全部読み返してしまいました(だから一週間も(ry )
いやぁ、いいですねぇ。笑いあり涙あり。熱い戦いあり。
頭使わなくていいから漫画でも…と軽い気持ちで読み始めたんですが、結局は"力一杯"読んでしまいました。

これは説明は要りませんよね?

僕はチョッパーのエピソード(ドラム編)が好きです。
あとアラバスタ編も泣けたなぁ。
とにかく熱いです。
モチベーションが下がった時やふと寂しくなった時など、疲れた心によく効きます。
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第3夜『なんてこった』

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二週間近くもサボってしまいました…
覗いて下さっていた皆さん、すみませんでした(土下座)

今月1日からちょっとした小旅行に出かけ、帰ってくるなり風邪をひいてしまいました。かれこれ一週間微熱が続いております(現在進行形)
身体が発熱に慣れてきたので、こそこそと更新(苦笑)

今月は殆ど本を読んでいないので暫くは大した感想文も書けないと思いますが、昔の記憶も手繰り寄せながら徐々に復帰するつもりですので、今後とも宜しくお願いします。
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タイトル通り、犯罪心理分析の本です。
特に数年前より目立ってきた少年犯罪に焦点を当てて書かれています。
"マニュアル"とある事からも分かるように、専門書ではなく実用書という感じで非常に読みやすいです。

1章 人はなぜ犯罪を犯すのか?
2章 急増、凶悪・低年齢化する少年犯罪
3章 精神鑑定
4章 プロファイリング

というような内容で、具体的事例も織り交ぜながら書かれています。
ワイドショー等でも聞いた事のある話が、犯罪心理の面から結構詳しく解説されていたりします。

犯罪心理に関しての多くの項目(攻撃性と脳のメカニズムや犯罪の分類、精神鑑定など)がそれぞれコンパクトに纏められていて、図の使い方も大変理解を深めるのに効果的です。
この薄さ(親書サイズで約240頁)にも関わらず、単なる用語説明だけではないしっかりとした内容になっています。

ただ多少心理学を齧った経験のある人間としては、短く纏めようとするあまりに説明がやや不十分な箇所もあって、そのまま鵜呑みにされると危険だなと感じる部分もありました。
(「生来性犯罪説」や「犯罪の遺伝」といった内容です)
心理学や社会学は、一歩使い方を間違えるととんでもない偏見や差別を生むという性質も持っています。
何故なら、これらは多数派を正常とみなす学問であり、人間を正常と異常に分ける学問だからです。
学問自体はそれを目的としている訳ではないのですけど…


しかしまぁ、堅苦しい感じではありませんし、入門書としてはいいのではないでしょうか。
(今は入手困難なようですが…2000年発行なのになぁ)

『孤島の鬼』江戸川乱歩・著

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これは1929年(昭和4)に連載されていた作品らしいです。
うちの祖母でさえもまだ生まれてないじゃないか…

主人公の恋人が殺され、その調査を依頼した知り合いの探偵も殺されてしまう。
恋人が大切にしていた系図帳と、探偵が手に入れた不可思議な手記を頼りに自ら調査を始める主人公。
やがて行き着いた先で殺人事件よりも恐ろしい人外境を目の当たりにする事になる。


ほんま怖かったです、はい。
とてもそんな昔に書かれた話だとは思えませんでした。

例えば主人公に想いを寄せる友人の道雄、という同性愛的な面は、背徳的と云う表現は一切なく「恋愛感情は持てない」とか「悪い気はしない」というような事が主人公の気持ちとして書かれています。社会性とかは関係ない訳ですね。
これはかなり現代の感覚に近いように思います。
明治辺りならば多少衆道の名残はあったようですが、昭和初頭の作品としては結構珍しいのではないでしょうか?

また全体を通しても非常に読みやすい文体です。
旧字は直されているのでしょうか…?
言葉遣いも登場人物の感覚も現代人に通じる所が多々あって、話の中にすんなり入る事が出来ます。

長編の乱歩作品に挑戦してみようという方にお勧めです。
※この写真は創元推理文庫から出ているものですが、本を集めてしまう癖のある方にはお勧め出来ません。
何故なら背表紙が素敵すぎて20冊くらい買わなければならなくなるからです(笑)

『怪人二十面相・伝』北村想・著

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かの有名な『怪人二十面相』を題材とした作品です。
北村氏はその筋では大層ご高名な劇作家です。(僕は演劇も好きなので)

恥ずかしながら乱歩の『二十面相』はあまり読んでいないのですが、常に明智探偵の側から書かれており、二十面相について触れられる事は殆どなかったそうですね。
この作品は、二十面相──丈吉の側から描かれています。

サーカス団に所属していた丈吉は、入団してきた平吉に芸を教えますが、ある日突然姿を消してしまう。
それから暫くして、怪人二十面相という魔法のように美術品を奪う怪盗が現れ、世間は大騒ぎになる。
平吉にはそれが丈吉の仕業である事がすぐに分かった。
真相を確かめるべく、平吉は二十面相を追う──


二十面相と明智探偵の対決も非常に面白いのですが、この作品で注目すべきは丈吉の弟子の平吉と小林少年ではないでしょうか。
それぞれの師匠を心から尊敬する二人の少年が、その後どうなったのか。
二十面相の真実、そして平吉の成長。
乱歩の二十面相ファンの方だけでなく、乱歩やミステリーに興味のない方も楽しめる内容だと思います。

『宙の名前』林完次・著

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このシリーズは、前作『空の名前』が大ヒットした事であまりにも有名ですね。
僕が気に入ったのは、この夜空バージョンです。
今更説明するまでもないと思うのですが、日本古来の名称とカラー写真がとても魅力的な本です。
僕は写真集やイラスト集等のビジュアル面に特化した本は滅多に手にしないのですが、この本は"宙"の名前の美しさ名前の説明としての写真に惹かれて買いました。
この本では、数々の美しい宙の写真はあくまでも脇役なのです。
また名前の解説でも単に学説的な事だけではなく、万葉集や柳田国男等、様々な文献から関連する一節を引用してくれているのが良いです。

良い本や綺麗な言葉に出会う度に、僕はいつも心から日本に生まれた事を感謝します。

『無菌の国のナディア』

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すみません、今夜ご紹介するのは、文字は書いてあっても"綴じて"もないし"紙"でもありません。
昨夜ネット徘徊しているときに見つけたページです。
どうしても紹介したいと思い、取り上げさせて頂く事にしました。


白血病と最期まで戦いぬいた青年と、彼を応援し続けた人々の記録です。
http://www.nurs.or.jp/~tiptree/yoyo.html


『無菌の国のナディア』というのは、"2ちゃんねる"にかつて存在したスレッドの名前です。
青年の苦しい闘病生活、彼の「生きたい」という思いが自身の言葉で書かれており、見ていて胸が苦しくなりました。
2度目の移植手術から3ヶ月後、彼は眠りについたそうです。

途中から、僕は涙が止まりませんでした。
単なる馴れ合い等ではなく、皆が本気で青年の病に立ち向かっていました。
誰かの杖になるということ、自分の弱さと向き合うことの本当の意味を彼等は知っていたのだと思います。
是非読んでみて下さい。


因みに、3回忌のお墓参りの写真だそうです。
http://www.nurs.or.jp/~tiptree/omairi.html

読み終わってすぐ(僕はMacユーザーなのでこれの別のやつに)参加しました。
PCを起動させるだけで出来るボランティア。
http://ud-team2ch.net/index.php