ブログネタ:字が上手くなりたい? 絵が上手くなりたい? 参加中

そりゃ絵ですけどね。

子供の頃、自分の字があまりにも下手で、大人になったらきっときれいな字が書けるものだと思っていました。
でも大人になっても字はそのまま…
しかしアシスタント先でいくつか回っても、絵の魅力的な先生方でも字もかなり味のあるというか個性的というか、なんとなく子供の頃のらくがきノートが頭に浮かぶ先生は結構いました。みんなそうなんだと安心しました。
そして、それを毎週解読する編集さんは大変だなと思いました。

今は漫画家や小説家・イラストレーターなども作り手サイドの意見のほうが多くでています。
ですが、困った編集が実在するのと同時に、困った漫画家(あるいはその志望者)が多いことも事実です。
私たちはその双方を目にしているので、一方からだけの情報を外の世界に事実だとして広めるのはフェアではないと思っています。
実際、こんな持ち込みの相手を毎日するなんてやだな、と思うような人や原稿も見てきました。
編集者がそういう愚痴や批判をブログに書くことはできません。匿名の私が言っても全然説得力ありませんが、もしかしたらどこかでこっそり書いてる人がいるかもしれませんけど。

ハッキリ言って、編集に言われたひどいこと・されたことが一つもない漫画家なんていません。
芸人の持ちネタのようなものです。それで諦めるくらいの夢ならそれまでだったと思うくらいに。
漫画家同士が集まると担当のやらかしたヘマ話で盛り上がることもしばしば。
私も今の世論の流れに乗って「私もこんなことがあった」と声を上げることも可能です。

それをやらないのは、今それをやることによってこの問題がいい方向に進むとは思えないからです。
こういう騒動が明らかになったこと自体が漫画界にとってダメージです。
これを今までの他の不祥事問題みたいにただみんなで叩いてスッキリして忘れて次、というふうになってほしくありません。漫画文化をここまで作ってきた裏方でもある編集者の協力で成り立ってる部分も同時に知ってもらいたいと思います。
注目を集めたからこそ、改善に向けて、いろんな方向から見て考えることができて始めて、今回の問題提起が意味を持つんじゃないでしょうか。

このままでは大企業=悪、編集=敵という単純な構図でおもしろおかしく煽られるだけではないかと危惧しています。私怨や復讐を他人の尻馬に乗ってしたところで、後に何も残らなければ意味がありません。

今いろんな事情でほとんどの作家さんや漫画に関わる多くの人が声を上げることができません。
そういう気持ちもよく分かるんで、少しすつでも伝えられればと思います。
そうして、みんながもっと面白い漫画が読めるような、そういう環境に変わっていってほしいと思います。

マンガ編集者が語るおもしろさの創り方/八窪 頼明

¥1,890
Amazon.co.jp

フリーダムスター ドアラ ホーム

¥3,150
Amazon.co.jp
AD