みなさま

明けましておめでとうございます!

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

新年の思いのようなものは

また改めて書かせていただくとしまして、

毎月5日は、

月刊天文ガイドの発売日です!!

 

 

1月明けたばかりなのに、

もう2月号!、というと軽く混乱しますが

今回の黒田有彩の天文年鑑ガイドでは、

「星食」のメカニズムについて書かせていただきました。

 

 

星食というのは

月が恒星を隠す現象のことです。

 

 

月の見かけの大きさに比べて

恒星は点のようにしか見えませんから、

そんな“点”を隠すと言っても

肉眼ではとらえることができないし、

どちらかというとマイナーな現象です。

 

 

実は私は

この天文年鑑ガイドの連載を始めるまで

星食というものを知りませんでした。

 

 

ですが、いつもお世話になっている

国立天文台の相馬先生が

すごく楽しそうに星食の話をされ、

小学生のころから、星食がおこる時間を計算して確かめていた、

なんておっしゃるので

だんだんと興味が湧いてきました。

 

 

星食の観測はこれまで

天文学の発展に大いなる貢献をしてきたんです。

 

月の運動も

その昔、星食観測によって解明されてきました。

 

今ではレーザーを使うことで、

日々の地球と月の距離を

より正確に知ることができています。

 

星食観測の積み重ねがあってこそ、

技術が発達し、精度の高い観測が実現したんですね。

 

 

 

例えば昔は

そろばんによって計算をしていましたよね。

 

ゴリゴリと手計算をおこなうことも大事な手段ですが、

コンピュータがさらに複雑でさらに多くの計算を行うことで

人はより自由にその先の世界を見ることができるようになりました。

 

 

でもそれははじめから人類ができたわけでなく

ひとつひとつの積み重ね無くしては

進歩もなかったわけです。

 

 

そんなふうに星食の歴史についても触れているので

ぜひ読んでみてくださいね!

 

 

今年は8月にアメリカで皆既日食があります。

 

2017年は、もっと天体観測したいです!

 

もちろん、今回の星食も。

 

 

天文ガイドの連載も2017年頑張って、

より天文に詳しくなりたいと思います!