破壊大帝。MP36「メガトロンVer.2.0」(付属品・ギミック編) | ダメ人間のホビーライフ

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こんばんは~。
さて本日はレビューです。
本日紹介するMP36コンボイVer.2.0付属品・ギミック編です。
えーまずレビューをやる前にお詫び。
長すぎて3回で書ききれませんでした。まだこの記事で終わりじゃないです…。
どうでもいいけど今回撮った写真の枚数を計算したら400枚近くいってて自分でも失禁しかけました…しかもこれ書いてる時点ではまだ画像編集が半分くらいしかいってないから呑気なこと言ってられないのよね…。
それじゃースタート!
背中のバレルは前方へ向けることができます。
まず腕を上げます。
バレルを後ろに倒します。
バレルを画像の位置まで回転させます。
バレルを前方に向けて完成です。
バレル展開状態。
アニメ第一作の第3話「地球脱出!」と第10話「セイバートロン星の掟」にて使用されました。
ストックは変形してスタンドになります。
可動部分はクリック式、台座はダイキャスト製になっており安定性が高いです。
腰の後ろのジョイントに接続します。
ジョイントの向き、角度は調節可能です。
付けた状態。
これにより派手なアクションポーズや飛行ポーズを再現することが可能になりました。
ただ本体とジョイントを取り付け方がかなりシビアで最初に取り付けようとしたときは硬くてはまらず苦戦しました。
まあ二回目以降は付けやすくなっていたので、最初は怖いですが慣れれば簡単です。
サイレンサーと融合カノン砲には合体ギミックがあります。
サイレンサーの後部を折り曲げ、中央部分のジョイントを起こします。
背中のバレルを倒して画像の位置まで回転させます。
サイレンサー後部を取り付けます。
肩の突起にジョイントで固定します。
ただジョイントが簡素な造りなためポロポロ外れます…。
スコープを取り付けて完成です。
テレスコーピックレーザーキャノンフォーメーション
名前長い!
トイオリジナルのギミックになります。
にしてもなんか実写版ロックダウンの顔面砲台っぽいですなw
ガンモードの時に使用したオプションであるサイレンサー、スコープ、ストックには合体機能があります。
まずストックをスタンド状態に変形させスコープを取り付けます。
ジョイントを回転させます。
後部を変形させて先端部を90度回転させたサイレンサーを取り付けます。
左右のグリップを起こして完成です。
パーティクルビームキャノンフォーメーション
旧玩具にあったギミックのオマージュですね。
近未来的な大砲のデザインがカッコイイです。
メガトロンを後ろに立たせてグリップを手で握らすことができます。
いやー凄い迫力。劇中で使っているところを見たかったですね。
エナジーメイス。
クリアパーツですがこちらはコンボイのエナジーアックスとは違ってプラ製です。
かなり有名な武器ですが本編で使用されたのはたった1回のみ。
OPでのイメージが強すぎたんですねえ…。
装備する際はまず右拳を手首の部分でスライドさせ取り外します。
そしてメイスに差し替えて装備します。
装備した状態。
こちらはリアリティを重視したチェーンタイプとなっており画像のようにへたってしまうのでアクションには向きません。
ということで可動タイプのチェーンが別に付属します。
メイスの取っ手とモーニングスターを外しチェーン部分を可動タイプに差し替えます。
これによりエナジーメイスを振り上げたようなポーズで飾ることができます。
装備した状態。
チェーンは4ヶ所の関節で自由に動かせます。
旧MPメガトロンにはチェーンタイプの物しか付属せず取り回しが不便だったのでこの付属品は嬉しいですね。

〈エナジーメイス〉
自身の右手をエナジーで形成されたモーニングスター状に変化させた接近用武器であり、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の第2話「ルビークリスタルの秘密」にてコンボイとの対決に使用した。
作中での登場回数は多くないものの、この印象的な武器を自在に操りコンボイを終始苦しめる姿は宇宙を征服するための力を求める破壊大帝のイメージを不動のものにした。
ヘッドギア。
まさかこんなものまで付属するなんて思ってもいませんでした。
造形もアニメデザインに忠実で塗り分けも凄まじいです。
なんか気合を入れるところを間違えているような気がする…。
頭部にすっぽりと被せることができます。
フェイスパーツの種類に関係なく取り付け可能です。

〈ヘッドギア〉
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」第21話「二人のコンボイ」にてデストロンが製作した本物そっくりのクローンロボットを意のままに操るヘッドギアである。
これを装着したメガトロンの言葉がサイバトロンに潜り込ませた偽物のコンボイの言葉として発せられ、大いに混乱を招くことになる。
でも、その正義の心はさしものメガトロンも真似は出来なかったのである。
ベクターシグマのキー。
こちらも旧MPにはなかった付属品。
各部のデティールもしっかりとしており金の塗装が美しいです。
本体はダイキャスト製であり重量感があります。
指を開き、指で押さえるようにして持たせることができます。
ただ固定用のジョイントはないので安定感はないです。

〈ベクターシグマのキー〉
機械に生命を与えるセイバートロン星の奥に眠るベクターシグマを起動させるための鍵であり、長老アルファートリンによって保管されていた。
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」第41話「ベクターシグマの鍵 PART1」にて、メガトロンが作った新戦力スタントロンたちを超ロボット生命体にするため奪い取ったが、キーには全ての物質を金属に変える力が秘められている事を知り地球を第二のセイバートロンに変えようとして使用した。
レーザーダガー。
ザ・ムービーで使用された武器ですね。こちらは旧MPにも付属していました。
ビーム部分は紫のクリパーツになっていて取り外し可能です。
劇中では「素手で捻り潰してくれるわ!」とコンボイに言っておきながらこれを使ってコンボイを追い詰めていたシーンが印象に残っていますw
指を開きレーザーダガーを手の平のジョイントで固定し、指を閉じることによって手に持たせることができます。
両手のどちらにも持たせることができます。

〈レーザーダガー〉
「貴様如きは素手で捻り潰してくれるわ!」そう言って始まったメガトロンとコンボイの一騎打ちだったが、融合カノン砲を失ったメガトロンはその場にあった物を何でも武器として応戦、その時偶然手にしたのがこのレーザーダガーである。
ほとばしるビームが刃を形成する短剣でコンボイの傷ついた左わき腹を切りつけて反撃。
その一貫して一点を狙い続ける執拗な攻撃が後にコンボイを死に追いやることとなる。
ブラスター。
こちらもザ・ムービーで使われた武装であり旧MPにも付属していました。
コンボイとの戦いで偶然落ちていた銃ですが、これがコンボイに致命傷を与える決定打となった武器でした。
指を開きブラスターを手の平のジョイントで固定し指を閉じることで手に持たせることができます。
こちらも両手どちらにでも持たせることができます。

〈ブラスター〉
メガトロンとコンボイが一騎打ちにて雌雄を決しようとした時に、劣勢になったメガトロンが命乞いをすると見せかけてとっさに手に取った銃である。
隙をついてコンボイの傷ついた左わき腹を狙って立て続けに発砲。
コンボイは最後まで屈しなかったがついにはその命を奪うこととなった。
何の変哲もない小さな銃だがコンボイに致命傷を与えることとなり、サイバトロンにとって忌まわしき銃となった。
銃口の部分にはレーザーダガーのビーム部分を取り付けてビームエフェクトにすることができます。
これはパーツを減らしつつ遊びの幅を広げることができるナイスアイデア!
レジェンズ版メガトロン様と比較。
レジェンズ版も買った当時は「こいつはスゲー!」って思っていましたがこうして見るととんでもないくらいの差ですね…。
アメリカの銃規制や設計が複雑なこともあってこれまでに発売されたメガトロンのリメイクトイは戦車が多かったり、銃に変形したとしても劇中とはかけ離れた玩具っぽいデザインというものが多く今回のMP版が出るまでは初代の正統派リメイクメガトロンというのはない現状でした。
そういったことも含めると、今回のMP版の再現度は歴代メガトロンのトイの中でもトップクラスだと思います。
とは言えレジェンズ版もクローラーが回転したり、ビークルモードの完成度が高かったりと管理人としてはとても気に入っておりこれからも大切にしていこうと思います。
コンボイと比較。
MP10から5年以上経ってようやくこの並びが実現できました。
トラックと銃。この全く違うものが同じサイズのロボットに変形するというのは本当に難題だったんじゃないかなと思います。
このメガトロンは設計が過去最高に複雑で完成までにかなりの時間がかかったらしいのですがその分ファンとしては納得のいくものに仕上がっており、値段以上の素晴らしい出来です。

ただやっぱりこうやって並べてみると解釈の違いにより違和感がありますね。
新生マスターピース第1弾のアイテムであるコンボイは「ファンが想像していたコンボイを立体化し、適度に現代的なレンジを取り入れる」のに対し最新弾のメガトロンは「アニメに登場していたメガトロンを究極の再現度で立体化する」という解釈などでデストロンマークがアニメ使用だったり、ボディーカラーがグレーだったりとコンボイとの統一感ははっきり言って低いです。

ただその点を含めたとしても、この2体を同じサイズで並べることができるということだけでも価値は十分あると思います。
上述の通り全く違う変形モチーフなのにも関わらず同サイズで並べることができ、なおかつ旧MPを凌駕する圧倒的なクオリティーと高い再現度で立体化してくれたという事は本当に嬉しいです。

〈アクション・総評編〉に続く