中年童貞と介護業界

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企画物のAV女優をインタビューした人気シリーズ「名前のない女たち」の著者中村さん。彼は一時期文筆業を離れ、介護の仕事をしたことがある。

 

その時のことを、2017年2月に出版されたこの本ではこう回顧している。

 

 

「文筆業はきっぱりと辞めてAV業界とは距離を置き、将来的に大きな需要が見込まれていた介護事務所をすぐに立ち上げた。しかし、そこはさらなる絶望が広がる地獄だった。(略) 中年童貞や低学歴、精神障がい、人格障がい、異常性欲者が群れていて、それまで最底辺と思っていたAV業界や裏ビデオ業界でも見たことのない、そこが抜け尽くした最底辺が広がっていた」

 

へ・・・ そうなん? 日本の介護業界って・・・( ̄□ ̄;)

 

私はスウェーデンでしか介護の仕事はしたことがないけど、ここではそんなことはないんだけど。

 

中村さんは結局介護業界を去り、元の文筆業に戻った。

上の作品は復帰後に書かれた本である。他にも、介護業界時代に見聞きしたことを元に、こんな本も書かれている。

 

中年童貞って、ひと昔前まではあんまりいなかったんじゃないかな。それは、親や親戚、近所の人が世話を焼いて、年頃の男女を見つけてはマッチングというか、お見合いをさせて結婚させていたから。

 

でも「人は絶対結婚しなくてはいけない」という価値観が薄くなるにつれ、そんな世話を焼いてくれる年長の人もいなくなった。そして外見に魅力がなく性格にも難があり、その上低収入だったりする男性は(女性もだろうけど)恋愛を経験することなく年齢だけを重ねる。

 

これは漫画にもなっている。笑っていいのかどうかわからないが、面白い。

 

スウェーデンの介護業界に、中村さんがここで述べているような悲惨な状況が起きていないのは、ひとえに外国人労働者がたくさん投入されているからだと思う。

病院にしたって、医者から掃除の人まで、外国人の就業者なくしては絶対に成り立たない。

 

もしスウェーデンに中年童貞っぽい人がいたら ・・・ 皆が皆とは言えないけれど、たぶん途上国にパートナーを求めると思う。世界に目を向ければ、外見も性格も二の次で生活のためにスウェーデン人と結婚するという人はたくさんいる。

 

ほうらね、やっぱり安倍ちゃんは正しい。日本には外国からの移民が必要なんだよ。

と言う日本人はいるかもしれないが、待ってほしい。

そりゃあ、優秀な外国人労働者がたくさん日本に来てくれると助かりますよ。その人たちが介護業界にどんどん入ってくると、日本人の人格障がいを持つ人や異常性欲者を雇う必要はないに違いない。

 

でも、そのうち外国人でも優秀で職歴があってまともな人ばかりが入ってくるわけではなくなる。同時に本国で学校に行ったこともないような人や(つまり日本で何の職にもありつけず、福祉で面倒見るしかないような人)、犯罪者も入って来るようになるわけだ。そして外国人労働者の母数が大きくなると同時に、このような望まれない外国系の数も多くなる。遂には、今ヨーロッパ各地で時々起こっているような暴動もありうる。その辺も覚悟しておいてくださいね。

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