ここ数年、スウェーデンにはすごい勢いで乞食が増え、今やどこの街角にも数メートルおきに乞食が座っていることはこのブログにも書いたが、

先日ついに、乞食と結婚したスウェーデン人女性が現れた。

それはヨセフィンさんという37歳の女性。近所のスーパーの入り口に座っていたルーマニア出身の男性と口を聞くうちに親しくなり、付き合い始めて、今は家を借りて一緒に暮らしているのだとか。今週には正式に結婚した。
幸せそうな二人の姿をご覧ください。
josefin

この男性は彼女より16歳年下、そして彼女は16歳から3歳までの6人の子供を持つシングルマサー。
でもそんなこと、この男性は気にならなかったのだと思う。だって彼自身ルーマニアには12人の兄弟がいるらしいから。
また、彼女の母や姉も反対しなかったらしい。周囲からは多大な祝福を受けて、結婚式のヘアアレンジも彼女の子供がしてくれたとのことだ。

ちなみに彼はもう乞食を辞めているらしいが、現在は二人とも無職。ふーむ・・・
それでも彼らの物語は「シンデレラストーリー」として、多くのメディアが取り上げた。やはり、このシンデレラストーリーは逆玉ってことなのかしら。
そりゃ、この寒空に、凍る地べたに一日中座って通りかかる人に「Hej Hej... tack så mycket」と声をかけ続けるのはどれだけ辛かろう。それをしなくても生活できるようになったのだから、これは彼にとってはすごいシンデレラストーリーだ。

スウェーデンにはフラッシュバックという、2ちゃんねるのように「かなりフリーな発言ができる掲示板」がある。そこでこの話題は必ず取り上げられるだろうと思って行ってみたら、(題名は「乞食が六児の母と結婚」)「差別的発言が多すぎる」ことでさっそくスレッドが消されていた。
はは・・・。

でも愛は理屈じゃないよね。二人ともお幸せに!