• 10 Apr
    • ストックホルムのテロ。

      日本のニュースでも流れたそうなので、皆さんご存知かもしれませんが、一昨日(7日金曜日)の午後3時前、ストックホルム市内でテロと思われる事件が起こりました。   日本の朝日新聞の記事:  http://www.asahi.com/articles/ASK4876RRK48UHBI02B.html   この事件が起こった時、私は現場から二百メートルぐらいのところにある会議場の中にいました。 会議が長引いて、やっと終わったのがちょうど午後3時ごろ。ケーキを食べながら呑気に談笑をしているところに家族から電話があり、すぐ近くで起こった悲惨な大事件を知ったのでした。   その時にはもう、安全のため会議場のあるホテルからは誰も出られなくなっていました。何しろ最初はトラックがデパートに突っ込んだということだけではなく、銃を持った輩が大通りを走り回って無差別に通行人を銃撃している、という噂まで出ていたのです。幸い、そのようなことは実際にはなかったそうですが。   それから2時間少々経ってやっと、ホテルから出ることを許可されました。しかし地下鉄は不通、普段見ないほど多くの人々が街をぞろぞろと歩いていました。          犯人は39歳のウズベキスタン出身の男、それに共犯者もいて、イスラム国のシンパ・・・ と、事件の背景がどんどん明らかになっています。   しかし、スウェーデンでテロはないだろうなと思っていた私 ・・・ だって、フランスとかではよくテロ関連の事件が起きているけれど、それは彼らは断固としてテロと戦う強行な態度を示しているからじゃないかなと思ってたの。その点、スウェーデンはわりと優柔不断であまい印象。ある女性政治家なんか、イスラム国から帰国した兵士に種々のお手当で手厚く迎えるなんて言ってるぐらいだから、この国がテロに狙われることってあまりないんじゃないか、と思ってた。   でも、その考えは間違っていましたね。私こそ甘かったわ。        今日(日曜日)には、市の中心の広場に約二千人が集まり大集会が開かれました。残念ながら私は参加できずテレビで見ただけですが、テロに屈しない人々の思いと、11歳の少女やベルギーからの観光客を含む亡くなった四人の方への祈りが、平和への大きな力を生むのを感じました。          そういえば昨夜うちに遊びに来た人が、犯人とされる人物と同じメースタという町に住んでいて、犯人とは友達ではないけれどすれ違ったら挨拶する程度の知り合いだったと言っていた。 わ! 世の中って狭い ・・・ って、そんなことで思いたくはないけれど、危険人物はけっこう身の回りに、全く普通の人の顔をして住んでいるものなのだなあ。   しかしこれできっと、極右とされるスウェーデン民主党がまた支持者を増やすのだろうな ・・・ 今年2月に行われた新聞の調査で、もう既に一番人気の政党になっているというのに・・・ http://www.metro.se/artikel/yougov-moderaterna-rasar-efter-sd-utspel-sämsta-siffran-någonsin   恐ろしや、恐ろしや・・・。

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プロフィール

ケータイ作家さよこ☆スウェーデン在住

性別:
女性
自己紹介:
子供が生まれてから、十代の頃好きだった文筆を再開。 2000年 第72 回 コスモス文学新人賞 ...

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