• 29 Jan
    • バリエーションという呪縛

      仕事のため一週間に一度のペースで会う人から、あんたはいつも違う服着ているね!と言われた。その人はスウェーデン人である。ちなみに、日本語を勉強しているスウェーデン人に、「日本では女性の社会人は毎日服を替えて通勤するのが常識なのだ。私もそうしてきた」と言うと、やっぱり驚かれた。この常識は日本でも違うのだろうか? 私は誰から教えられたのだろうか?私の両親はサラリーマンではないので、そんなことは知らなかっただろう。これはきっと私が本で読んだか、自分の友達か上司に言われたかしたのだと思う。地べたに座ることに抵抗があるように、私は毎日同じ服を着て通勤することに抵抗がある。とはいえ、地べたに座る日本の娘はたくさんいるし、同様に同じ服を着て通勤する日本の女子会社員だってたくさんいると思う。ただ、私はどこからかそんなことを社会人の常識として仕入れていたのである。どうしてOL(この言葉、古い?)は二日続けて同じ服を着てはいけないのか。それは確か、「同じ服を翌日も着ていると、外泊したのだと思われる」ということだったと思う。そこで、私のスウェーデンっぽさが顔を出す。外泊して何があかんねん! そんなん会社の人の知ったことと違うやろ! 大きなお世話やわ!家族から最近とみに考え方がスウェーデン人らしくなったと言われる私なのだ。つまり、昔はOLというのは「職場の花」であり、従順・無垢でなくてはならなかった。そして何年かお茶汲みした後で、まだ若くて美しいうちに結婚退職。多くは同じ職場の男と結婚することを期待されていた。なので外泊というとスキャンダル中のスキャンダル! そんなあってはならないことを疑われるようなことはしてはならない、ということなのだろう。でも、それっておかしくない? 大抵の職場に制服があるのが日本の会社なのに、誰がいちいち私服の服装チェックをしているの? そんなことしている暇があれば、もっと仕事しろよな!昨日の無料新聞メトロに、フェイスブックの創業者ザッカーバーグ氏のクローゼットの写真があった。氏は出かけるときは灰色のシャツと黒いジャケットを着ると決めており、クローゼットの中には同じデザインの灰色のシャツと黒いジャケットがたくさん並んでいた。確か亡くなったアップルの創業者もそうだったな。リーバイスのジーンズにイッセイミヤケの黒いタートルネックを着ると決めていて、家にはそれらがたくさんあるのだとか。フルーツしか食べないというのも彼だったかな。彼らの写真を思い出すと、確かにいつもそれらの服を着ている。ああいう大きな会社を動かす人が、毎朝服選びに頭を悩ますなんて大きな時間と労力の無駄だ。あらかじめ自分に似合うまたは好きな服装を決めておき、それが汚れていても同じものがすぐに取り出せるのなら、なんと便利なことだろう。それに、彼らが外泊しようがしまいが、気にする人もいないだろうしね。そんな有名人ではなくても、あるスウェーデン人が言うには、彼女の小学校時代の先生はいつも同じ服だったのだそうだ。それも上記の人々と同じで、一枚しかない服をいつも着ているのではなく、同じものを何枚も持っていたのだそうだ。なんかいいな、そんなの!毎日着るものが同じパターンで決まっていると、朝の支度は相当高速化できるような気がする!ただし色々な服を着てみたいという、おしゃれ心は諦めないといけないけれど。日本の女性がたくさんの服のやり場に困っているのは、バリエーションという呪縛があるからだとどこかの本で読んだことがある。服装にはバリエーションが必要、つまり色々な服を持っていなくてはいけない、ということ。でも、本当にそうなのかな? そう思わない女もいるんじゃないの?アラフォーの声を聞いてから、私も「どんな服でも似合うというわけにはいかなくなった」自分を自覚した。ショックを受けたけれど、残念ながら受け入れなくてはいけない現実である。同世代の女性の中には「見る人が何を思おうと関係ない。私は自分の好きな服を着る」とばかり、自分の娘世代が着ているようなミニスカートやガーリーなワンピースを着ている中年女性もいる。考え方は人それぞれだから、批判することはできないけれど、私的には中年女性がガーリーな可愛い系の服を着ると余計に老けて見えるような気がする。でもその人が一生乙女でいこうというのなら、それもいいだろう。同様に、ワンパターンでもいいじゃないか。私も気に入った服を何着も集めて、ずっとそれを着ようかな。日本みたいに四季の変化がはっきりしていないこちらだから、けっこうそれでいけるかもしれない。

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  • 18 Jan
    • 未来。

      あー、私の未来は、あなたと同じあー、あなたの未来も、私と同じという歌が遠い昔にありましたね。当時子供だった私は、特に歌詞の意味も考えず聞いていたけれど、岩崎宏美さんの歌っていいですね。前回の投稿ではスウェーデンの難民受け入れを非難するように取れる記事を書いちゃったけど、計画性なく一度に大量の難民を受け入れるのはどうかというだけで、私はトランプ大将みたいに「移民絶対反対」と思っているわけではないです。スウェーデンの未来は移民の活躍にかかっている60年代からスウェーデンに住んでいる日本人男性が言われていた言葉ですが、私も同感です。ストックホルム市郊外に住む私の、朝起きてから寝るまでの生活を考えてみても、まず近所のスーパーの入り口に座っている乞食から始まり駅の改札に座っている人、バス運転手、昼食の食堂で働いている人、ジムのインストラクター、ショッピングセンターの店員、行きつけの美容師まで、皆外国系の人ばかり。この人は絶対スウェーデン人だとわかるのは職場の売店にいる女性ぐらいだ。スウェーデン人って・・・いったいどこにいるのだろう?夜家に帰ると、運送会社から連絡があり、今日の夕方配達予定だったワインの一箱が遅くなるとのこと。それは配達するはずだった車が事故を起こしたせいで、自分の車が代理で配達するから ・・・ という説明がされたのだが、この電話の主のスウェーデン語はかなりわかりにくい。ワインは別にすぐに必要なものでもないし、ウチの周辺はわかりにくく、遅くなるとすごく暗くなるので、配達は後日でもいいですよ・・・と言おうかと思ったら電話は切れていた。それから待つこと4時間、夜十時半も過ぎてワインの一箱はやっと配達されてきた。中近東系の、かなり頼りなさそうな若い男性だったが、かなり道に迷ったのではなかろうか。その時、私は思った。スウェーデン人でここまでしてくれる配達員はいるだろうか。スウェーデン人って、けっこう冷たいんです。配達が十時に間に合わないとわかったら、さっさとその日の仕事を打ち切っても何の不思議もない。だいたい事故が起きたのは自分のせいじゃないしねー、なんて言って。私は以前から、スウェーデンでかかる医者は外国人に限る と信じている。本当にそれで外れたことはないしね。スウェーデン人の中には、「外国人は絶対嫌!!」と言って外国人からサービスを受けるのを断固拒否する人がごくたまにいるけれど、そんな人はすごく損をしていると思うね。ドイツやスウェーデンが外国から移民を多く受け入れる背景は、実は産業界から 安い労働力 と 質の高い労働力を求められているからだという話を聞いた。そんな労働力が外国からどんどん入ってくるのは歓迎だが、後の計画性もなく誰彼もなく一気に流入すると、新年のケルンのような、ああいう事件も起きるのは無理もないよね。

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  • 16 Jan
    • アホがスパークするとき

      こんな記事を読んだ。「アホとアホが出会うとスパークする」乳児覚せい剤殺人事件で松本人志のコメントに納得これによると、アホな人が一人で何かやっていても周囲にはたいした被害はないが、そんなアホが複数になり一緒に行動することによって、彼らが他人にかける実害は爆発的に大きくなる。ということだ。これを読んで思い出したのが、恐らく多くの日本の方もニュースで目にしたであろう、今年の新年にドイツのケルンで起きたこんな事件。独ケルン、新年の暴行事件379件  容疑者の大半が移民・難民同様の事件が、難民を大量に受け入れたスウェーデンでも起きている。コンサートやお祭りに出かけた女性が、外国系の若者の集団にからまれ、体を触られたり、卑猥な言葉を言われたり、果ては強盗に暴行。被害に遭った女性は「なすすべもなかった」と言っていたけれど、それもその通りだと思う。日本の女性と同様、スウェーデンの女性も一人で、または女性の友達同士でコンサートやお祭りに行く自由を享受していた。それなのに、そこがそんな危険な場所だとしたら・・・。考えてもみて欲しい。電車で痴漢に遭った。大声を出しても、あなたの周りの数十人は全員が痴漢仲間。あなたが何を言っても、笑って囃し立て、もっと過激な痴漢行為をはたらく。そんなことが日常的に起きるとしたら、女性には悪夢だ。そして女性の行動範囲はずいぶん狭まるだろう。しまいには某国のように、女性が外出するときは目以外を黒い布で隠して、いつも男性のエスコートがなくてはどこにも行けなくなる。恐ろしや恐ろしや。難民を受け入れるのはいいけど、国境を越えたとたん男は皆フェミニストになるとでも思ったのだろうか。ノルウェーでは北アフリカなどから来た難民の男性に対し、女性を暴行しないようにという教育をまず施しているのだそうだ。そんなこと、いちいち言わないとわからないっていうのが怖!問題は女性蔑視の文化だけではない。中近東や北アフリカから来た若い男性って、なぜか集団行動が好きなのだ。3人は少ない方で、たいてい5人から10人以上の同様の仲間が集まって行動する。なので彼らは見ただけでも威圧感がある。そしてもし、その中にいる全員がアホだとしたら、そのスパーク度はいかに巨大だろうか、考えただけで恐ろしい。結果、新年のケルンのような事件が起きるのは無理もない。スウェーデンの世論もやっと、難民の大量受け入れには良い面もあるけど、やっぱり悪い面もあるのだということがわかってきたようだ。それまでは難民受け入れに懐疑的な人はすべて、レイシスト扱いだったのに。それと同時にあれほど大声で「難民歓迎」を叫んでいた有名人もすっかりなりを潜めた。彼らは今どうしているのだろう。多くの人はスウェーデンの政治家がすべて悪いというけれど、国民の方もけっこうスパークしていたと思うよ。

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  • 05 Jan
  • 04 Jan
    • 今日から平日

      画像がアップできた! 雪の新年!それでもやっぱり、例年に比べれば暖冬だねえ。正月休みが長くないスウェーデンでは、今日から会社も通常営業。でも新しい年ってなんかいいね! Kindleで新しい本でも買おっかなと思っていたら、日本のクレジットカードが有効期限切れだった。十分読んでいない本も電子書籍も、たくさんあるし、着ていない服だってある。新しいものを買わなくても、まずはあるものを見直そう、と思った新年。

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  • 03 Jan
    • のんびり正月

      今年は暖冬だと思ったけど、今日(2日)起きてみたら雪が降っていたよ!さっそく写真をアップと思ったのに、Macに替えてからどうもやり方がわからない。日本と違って、正月3が日なんてことはない。今日2日から平日。でも今年は2日が土曜日なんだなー。今、家には家族がいない。あーなんてゼータクなんだ。ネットサーフィンしながらだらだらできるなんて。ブログを徐々に引越ししています。新しいブログはこちら ⇨ ⭐️このアメーバのブログは10年間とりとめもなく続けたけれど、新しいブログはスウェーデンのことはあまり書かず、本の話中心でやっていこうと思います。四方山話のためだけに、このブログを残しておくのもいいかもね。

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  • 02 Jan
    • 遅ればせながら、おめでとうございます

      皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年は引越しなど、長い間ずっと目標にしていたことが実現できて、抱負を叶えた年だったのだけれど、同時に体調にはかなり波があり、思わぬ怪我や更年期障害的症状が相次いだ。今年の抱負としては、いろいろあるが、その一つは:今年こそはもっと作品を書ける年にしたい。なんと昨年は、私事の忙しさに追われてパソコンの前に座ることもできず(なのでブログも長いあいだ更新しなかった)何も書けなかったのだ。この正月休み、長年考えていたブログの引越しも着手している。まだ新しいブログに慣れていないので、これからあちこちつついて直していかなくてはいけない。あちらが軌道に乗るまで、このブログも続けていきます。新ブログは こちら

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プロフィール

ケータイ作家さよこ☆スウェーデン在住

性別:
女性
自己紹介:
子供が生まれてから、十代の頃好きだった文筆を再開。 2000年 第72 回 コスモス文学新人賞 ...

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