春まだ遠い福島

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検問を超えた先、

人が住めなくなった帰還困難区域に、

 

こんなに色鮮やかに梅が咲き誇っていたよ。

 

裏道に咲くこの花を、ワタシ以外誰か見ただろうか?

 

 

それにしても、風が異常に冷たくって、

晴れたり、曇ったり、小雪が舞ったり、

猫の目のようにお天気が変わる一日だった。

 

こんな日は、きっと猫に会うこともないのだろう・・・

 

 

 

そんなふうに思って、

機械のように淡々とポイントを潰していく。

 

 

 

 

とらまるさん給餌器。

 

希望の牧場のフードはほど良く減っていた。

 

 

 

 

太めの猫も入れるように、

入り口を広げて下さったんですね。

 

野生動物とのせめぎ合いなのだけど、

猫が来てると確信出来る給餌器が何箇所かあった。

 

それから、国道6号を横切って海側へ・・・

 

 

どきっ。

 

 

 

 

 

はじめて見る茶トラちゃん。

 

肉眼でも分かったけど、耳がカットされてて、

きっと犬とり名人がリリースした子に違いない。

 

 

 

この給餌器にご飯を食べに来てたんだね。

(画面左下に茶トラちゃんいます)

 

苦節6~7年くらい?

給餌を続けて来て良かった~~~

 

これだけで報われた、

 

は、大袈裟ですね。

 

そして、また6号を横切って山側に戻り、

別の給餌器にご飯を詰めてると・・・

何かすごい視線を感じて振り向いたんですよ。

 

アナタはだ~れ?

 

犬なの?猫なの?タヌキなの?

 

きっとお腹が空いて、

ワタシが給餌器にご飯を詰めてるの見てたんだね。

 

そこで待っててくれたら、いくらでも

ご飯をあげたのに、後を追うも何処かに消えてしまった。

 

ちょっと胸騒ぎがして、すぐに画像を拡大してみたんだけど・・・

 

右手、

きっとトラ鋏みにもぎ取られたんだね。

 

残酷過ぎる。

 

 

こういうの一番ムカつく。

 

仕掛けたお前が同じ目に遇ってみろ!

 

以前、

この近くにいた野良猫も右手を失くしていたから、

きっと同じ犯人じゃないだろうか?

 

 

植物は除染で根こそぎもぎ取られ、

ねぐらにしていた家は次々に解体され、

行き場のない放射性廃棄物の山に囲まれて、

何処にご飯があるというのですか?

 

まるで冷凍庫にいるのと変わらず、

その上、手までもぎ取られ、

 

もうこれで十分ですから。

 

 

 

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