子規のいた街 根岸~その1
こんにちは、算命学カウンセラー 紅星(くれないぼし)です。
明日の奈良連動企画は正岡子規。
そこで今日は、子規が晩年を過ごした街 根岸を少しだけご案内しましょう。私が昨年夏に訪れた時の記録です。
根岸は、西郷さんの銅像や不忍池のある上野からすぐのところにあります。
JR上野駅から山手線、京浜東北線で一駅、JR鶯谷駅が最寄り駅です。
街中にはあちらこちらに、子規の読んだ句がさりげなく貼られています。
私が最初に見つけたのは、とある小料理屋さんのメニュー看板の横にあった2つの句でした。
朝顔や われに写生の 心あり 明治35年
氏祭 これより根岸 蚊の多き 明治35年
さらにこの小料理屋さんから1分も歩かないうちに目に留まったのは、豆富料理(お店ではこう表記しています)の「笹乃雪」です。
子規 の住んでいた家からは歩いて2分の距離で、子規も愛していたとのこと。
お店を読んだ句もいくつかありました。例えば、
水無月や 根岸涼しき 笹の雪 明治26年
素人ながらにも、言葉の響きの美しさは感じ取ることができました。
普通に歩いていて突然こんな場所に遭遇する東京という街は、返す返すも不思議な空間です。
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