お金の価値は、使い方次第で決まる! | ライフプランニングはお金の未来予想図

お金の価値は、使い方次第で決まる!

まさか、富士山に登るのにお金を払うことになるかもしれない時代が来るとは思いませんでした。


世界遺産登録で注目が集まる「富士山」――6割の人が「入山料」に賛成


とは言え、私も入山料には賛成です。世界遺産登録ともなれば、訪れる人が増えるのはほぼ確実でしょうから、環境保護や登山者の安全のためにも一定のお金を負担してもらうのは必要でしょう。

富士山の登山者を抑制するには、どの程度の料金なら効果があるのかを紹介する記事もありました。


7千円なら登山者抑制 富士山入山料、京大教授が分析


さて、問題は集めた入山料をどのような目的に使うのかですね。
世界遺産登録後は、日本人はもとより海外からの登山客も増えるでしょう。そういった人たちに安全に気持ちよく登山を楽しんでもらうためにも、登山道の整備や、ゴミが増やさないための施設の充実や啓蒙活動など、お金を有効に活用して欲しいと思います。つまり「生きたお金の使い方」です。


身近な例で言えば、スキルアップや健康のため、資格学校やスポーツクラブへ通うなど、自分自身にお金を投資すれば、将来何倍ものリターンが得られるかもしれません。

あるいは、老後の年金を確定拠出年金などでコツコツと積み立てることができれば節税にもなりますし、うまく運用できれば銀行預金よりも有利に将来の老後資金を作ることができます。これらはまさに、「生きたお金の使い方」と言えるでしょう。


そもそも、世界遺産になったからといって、富士山の形や高さや価値が変わる訳ではありません。登録が正式に決まる前に訪れるのもいいかもしれないですね。富士登山でストレスが解消できれば、富士山に行くための費用は、あなたにとって「生きたお金の使い方」になりますよ。