ライフプランニングはお金の未来予想図

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千葉県我孫子市を拠点に活動する、ファイナンシャルプランナー・高橋の事務所FPライフレックスです。金融機関での勤務経験はありませんが、一人の消費者としての目線を大切にしながら日々活動しています。

このブログでは子育て世代の皆さまを応援するため、ライフプランニングやそれに関連する住宅ローン・保険などのトピックを取り上げながら更新していきます。

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お金を引き出さずに使う時代は、もうすぐそこまで?

先週(2016年10月21日)のことになりますが、都内中心部にあるVISA・ワールドワイド・ジャパンさんに行ってきました。

 

VISAさんと3つの銀行さん(三菱東京UFJ銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行)によるデビットカードのプレゼンテーションと、全国から集まったFP-RECOのファイナンシャル・プランナーによるカード利用法のディスカッションでした。

 

皆さんも「VISA」という名称は、一度は見聞きしたことがあると思いますが、「Visaデビットカード」はどうでしょう? 「初めて聞いた」「名前だけは知っている」といろいろでしょうね。

 

アメリカでは、コンビニ・スーパーでは現金・クレジットカードよりも、デビットカードはよく使われているようです。日本はといえば、支出全体で見ると80%以上が現金払いで、デビットカードは1%以下(2010年時点・VISAさんの資料より)。われら日本では、ようやくデビットカードの夜明けいった段階。まずは簡単にデビットカードについてご紹介します。

 

デビットカードとは、一言でいえば「現金にいちばん近い感覚で使えるカード」。デビットカードで支払うと、カードと連動した銀行預金口座から即、買い物代金が引き落とされます。分割払いはできないので、必ず1回払いです。使える金額はといえば.預金口座に入っている金額が限度です。また、銀行によって0.3%程度のキャッシュバック特典があります。

 

使い方はいたって簡単! VISAが使えるお店であれば、ふつうにカードを差し出せばオーケー。クレジットカードと同様に利用明細をもらって支払い完了です。それと、使うとほぼ同時に「使いましたよ〜」というメールが飛んで来たり、ネット上に利用明細が残るので、「いつ、いくら使ったっけ?」という心配とも無縁です。支出管理にも使えますね。

 

デビットカードを、普段の生活に取り入れる利点はなんでしょう? 通常は、こんな感じかなと思います。

 

・お金を引き出すためにATMに並ぶ必要がなくなる(大切な時間の節約)
・預金口座の残額までしか使えないのでお金の使い過ぎが防げる(お金が貯めやすくなる)
・即時決済で明細が残るので家計の管理がしやすい(家計簿いらず)

 

こういった特徴を掘り下げてみると、こんな人に便利ですね。

 

・勤務先から給与の振込口座を都市銀行に指定されているが、自宅のそばには都銀のATMがない。デビットカードなら引き出さなくても買い物に使える
・商業施設が少ないので、気に入ったモノはネットで買っている。デビットカードはネットショッピングでも使える
・高齢者が多い地域でATMが遠方にあり、なおかつ少ないときなどでも、デビットカードなら現金の引き出し無用で買い物できる

 

このようなことを、全国のFPさんと共にディスカッションしてきたわけですが、あなたならどんな使い方ができそうですか? 私は、ソニー銀行さんのデビットカードを使っています。使い始めたのは今年に入ってからですが、お金を引き出す手間がないことや、レジで小銭を探さなくてすむことが便利で、デビットカードはなくてはならない体の一部……、ていうか財布そのものです。

 

クレジットカード、プリペイドカード、電子マネーなど、いろいろある支払い方法の中で、手持ちのお金の範囲内で使うという意味では、デビットカードはいちばん現金に近い感覚で使えると感じています。

 

それでもあなたは、現金払いを続けますか?

 

 

訪問の記念にVISAさんから頂いた品々

 

終了後には懇親会も用意して頂きました

 

FP-RECOのメンバー!

団体信用生命保険の記事が掲載されました

こんにちは、千葉県のファイナンシャルプランナー高橋です。

関東の梅雨明けはまだですが、暑い日が続いていますね。

さて、「カードローンのすべて というサイトにて記事を執筆させていただきました。「お金に関する講義」というカテゴリーの中に掲載されています。

内容は「団体信用生命保険」について。住宅ローンを借りる人には大切な保険です。

お読みいただければ幸いです。

記事はこちら

読書の複利効果は貯蓄以上?

このゴールデンウィークはあまり外出せずに、今後予定している仕事の準備や読書を中心に過ごしています。今回は、その中で読んで非常にインパクトのあった、精神科医で作家の樺沢紫苑さんの最新著作『読んだら忘れない読書術』をご紹介します。

実はこの本、樺沢紫苑さんのメルマガで知り、さらに出版記念講演に参加すると著作のプレゼントもあるということで、講演に参加して入手したのです(とってもお得でした!)。

私がこの本で知りたかったのは、どうしたら読んだ本の内容を自分の人生や仕事に生かすことができるのか、書かれている内容を忘れないためにはどのような読み方をすればよいのか……、ということでした。

結論から言うと、本書は自分が知りたかったこと以上のことを教えてくれる内容です!

・「記憶」に残らないということは「知識」として定着していない
・記憶に残る読書術は、「自己成長につながる読書術」である

など、冒頭から「う~む」と思わせる言葉が並んでいます。

そして、記憶に残る読書術のポイントとして紹介されているのがこの2つ。

・アウトプット(読んだ内容を話したり書いたりする)が大切であること
・スキマ時間のように限られた時間で読書すると脳科学や心理学の裏付けからも効果的であること

「アウトプット」と「スキマ時間」という2つのキーワードをもとにして、具体的な読書法や効果、本の買い方などについても細かく紹介されています。また、「速読よりも深読」という言葉にも目からウロコが……。

最後に、本書の中から心から共感できる一言をご紹介します。

「知識は最高の貯蓄である」

年金不安などもありますから、お金の貯め方で悩む人は多いのではないでしょうか。
しかし、直接的にお金を増やす長期投資も大切ですが、読書で得た知識を上手く利用して自分自身が成長し、仕事に生かして収入アップが実現できれば、間接的な長期投資であるとも言えますね。

本の好きな人もそうでない人にも、「読書」の仕方を考える上でぜひ読んでもらいたいと思える内容でした。

2015年よろしくお願いいたします

明けましておめでとうございます。
千葉県のファイナンシャルプランナー高橋です。


おかげさまで、今年はファイナンシャルプランナーとして開業5年目を迎えることができました。

昨年はブログの更新がほとんどできず、反省材料となりましたので、今年は1本でも多くブログを書いてみようと思います。


さて、2015年は消費税10%への引上げは先送りされましたが、この1月から相続税の基礎控除が縮小され最高税率が上がりました。また、医療費の自己負担上限を一定額までにする高額療養費制度も、年収の高い人は自己負担の上限が引き上げになっています。


一方では、住宅資金贈与の延長と非課税金額の拡大、結婚・出産・子育て資金贈与の非課税などが予定されています。


今年も身近な生活に関連するお金のトピックは盛りだくさん。内容や活用法などは、こちらのブログで随時書いていくつもりですので、引き続きお読みいただければ幸いです。


今年もFPライフレックスのブログをよろしくお願い致します。

「女性保険」についてのコラムが掲載さ入れました

医療保険の中で、女性特有の病気の保障を手厚くしたのが、一般的に「女性保険」と呼ばれる保険です


保障が上乗せになる分だけ保険料も高くなるので、女性が医療保障を考える時に悩むこともあると思います。


そんな時に、どのように考えて選択するのが良いのか、コラムを書いてみました。


FPアンサーズ「女性保険って必要ですか? 」


女性保険に入るかどうか迷ったら、一度読んでみてください。

住宅の資金計画は今ではなく、将来の家計まで考えて

大手銀行の金利引き下げ競争が激しくなっています。
2年固定金利で0.55%、3年固定金利で0.75%など、変動金利よりも低いレベルです。3月末までの期間限定の金利引き下げということから、消費税アップ前の駆け込み需要が視野に入っていることが想像できます。

銀行の金利引き下げからは「今なら金利が低いからお得ですよ」「消費税が上がる前に家を買ってはどうですか」、そんなメッセージが聞こえてくるようです。

そろそろ家を買おうかなと、漠然と考えて不動産会社に行ったら、たまたま自分の理想にマッチした物件が見つかり、返済額を試算してもらったら今の家賃と変わらない。
そこに“低金利”や“消費税増税”の二つの要素が組み合わさると、「いま家を買うのが得ではないか?」と考えてしまいがちです。

しかし、ここでいったん頭の中をクールにして「本当に、今買って大丈夫なのか?」を考えてみてください!

住宅は、ほとんどの方が住宅ローンを利用して購入しますので「いくらの家が買えるのか」というよりは、「いくらのローン借入額なら無理なく返済できるのか」、ということになります。

では、どうしたら無理なく返済できる金額を知ることができるのか? その金額を知った上で、マイホーム購入計画を進めれば、身の丈に合ったマイホーム選びが実現するでしょう。
これを知るには、ライフプラン(将来の生活計画)を作り、数十年先までのお金の推移をシミュレーションしてみることです。そうすれば、将来の夢や希望を実現しながら、無理なく返せる住宅ローンの借入額かどうかが分かるのです。

もしも、ライフプランを作ることなくマイホーム購入を進めてしまったらどうなるのか。不動産会社や銀行で試算したローン返済額が今の家賃並みなら、家を買ってもいいのでしょうか。

気をつけなければいけないことは、ライフプランを考えずに算出したローン返済額は「現在の家計レベルでの返済可能な額」だということです。持ち家になれば、賃貸の時にはない出費(固定資産税、リフォーム費用、管理費・修繕積立金など)が発生しますし、住宅購入後に子どもが生まれ、教育費が思ったより多額になるなど、予想していなかった支出が増えることも考えられるでしょう。

住宅ローンは借金です。今の家計だけで考えたら将来返済できなくなる可能性もあります。そのためには、数十年先の家計まで考えた上で返済額を判断しないと、住宅ローンを返済できずに家計破綻ということにもなりかねません。

マイホーム購入で失敗しないためには、今だけでなく、将来の家計も予測することを忘れないでくださいね。


保険と起業についての記事掲載されました

こんにちは、千葉のファイナンシャルプランナー高橋です。
いつもお読みいただきありがとうございます。


このところ更新が滞ってしまっていますが、下記のサイトにて原稿を執筆中です。


楽天の保険ニュース&リサーチ
「夫婦で家計を賄っているなら今すぐ保険の確認を!」

夫婦世帯で、とくに妻が保険に入る時の考え方・注意点について書いています。


オールアバウトNewsDig
「起業家増えなきゃ、日本の財政健全化はない!」

少子高齢化で労働人口が減っていく日本では、経済成長や社会保障制度の維持には企業家が増えることが大切との思いを書いています。


お時間のある時にでも、お読みいただければ嬉しいです。

国の政策にも影響を与える統計の力

こんにちは、千葉のファイナンシャルプランナー高橋です。
いつもお読みいただきありがとうございます。


9月13日に総務省統計局の見学会に参加してきました。
企画をしていただいたのは、エフピーリサーチアンドコンテンツ株式会社 (FP-RECO)さんです。


皆さんは、「家計調査」というのをご存知でしょうか?

この調査は、今回訪問した総務省統計局が毎月発表している代表的な調査で、国民生活の家計収支の実態を明らかにするのが目的です。調査方法は、全国から無作為に選ばれた9千世帯に、毎日家計簿を記入してもらい、調査員の方が半月に一度、家計簿を回収しています。


家計調査はとても歴史があり、昭和21年7月の調査開始以来、一日も欠かさず続けられていて、日本の最も基本的かつ重要な統計調査の一つなのです。なぜ重要かと言えば、調査結果は景気動向の判断指標として利用されているためです。


平成26年4月から、消費税を引き上げるかどうかの最終判断が近づいているようですが、判断材料の一つに政府の「月例経済報告」があります。これは政府が毎月発表している、景気の良し悪しについての公式見解と言えるもので、この月例経済報告の作成にも、家計調査の調査結果が利用されているのです。


これ以外にも年金制度の検討や、医療費算定のための資料に利用されるなど、私たちの生活にとても密着し、国の政策にも影響を与える調査なのです。


ライフプランニングはお金の未来予想図

そして、家計支出を分析すると、面白い結果も見えてきます。例えば、食品の種類ごとに、どの都道府県がより多く支出しているのかなども分かります。一例を見てみると……。


◎札幌市:じゃがいも・バター ◎仙台市:かまぼこ
◎新潟市:清酒 ◎横浜市:しゅうまい
◎浜松市:うなぎの蒲焼き ◎高知市:かつお
◎長崎市:カステラ


上記は、それぞれの食品の年間支出金額が1位の地域です。
実に土地柄があらわれていますよね!


家計調査はとても身近な調査であると同時に、世帯という小さな単位が、国の動向を左右する可能性のある調査とも言えます。


データなど数字で見ると、漠然としていたものが浮かび上がってきて、行動を起こすための力になる時もあるでしょう。
皆さんも一度、興味のある調査データを探してみてはいかがでしょうか?


総務省統計局ホームページ


ライフプランニングはお金の未来予想図

ライフプランで人生の金メダル作戦を!

7年後、東京五輪の開催が決まりましたね!
私は、開催都市が決まる瞬間は出張先のホテルで見ていたのですが、久しぶりにドキドキしました。

今後、五輪開催に向けてさまざまな準備が始まるでしょう。競技施設や東京のインフラ再整備、選手強化などやるべきことは満載だと思いますが、7年後という時期が明確になったことによって、人や物やお金が具体的に動き出します。

日本の有力競技であれば、メダル獲得に向かっていっそうの強化策が行なわれるでしょう。また、被災地復興の加速、経済への波及効果など、デフレを伴う長い停滞が続いた日本に、再び成長エンジンのスイッチを入れるチャンスがきたと言えそうです。

五輪に限らず、目標や期限が決まっていると、何も決まってない時に比べて、行動のスピードやクオリティーは全く違ってきます。例えば、「○年後に起業したい」「○年後に海外ロングステイをしたい」など、具体的な行動計画や夢があれば、そこに向かって走り続けることは苦にならないでしょう。

つまり、これはライフプランを立てことにつながるのです。最終的な夢や目標に向けて時期と予算を決め、そこに向かうための資金計画(ファイナンシャルプラン)と、思い描くマインドを持ち続けることで目標が実現します。

今回の五輪招致の成功は、漠然とした将来への不安を持って生きてきた日本人のマインドにとっても、プラスに働くだろうと言われています。

将来の希望や目標を定め、前向きなマインドと資金的な裏付け兼ね備えた、皆さんの人生における「金メダルプラン」を立ててみてはいかがでしょうか。

自然災害が身近なリスクになろうとしている

一昨日、埼玉県と千葉県で竜巻が発生しましたが、今日は栃木県でも竜巻が発生したようです。被害を受けられた方には、心よりお見舞い申し上げます。

今回の竜巻だけでなく、昨年(2012年)5月には日本の観測史上最強の竜巻が茨城県を襲っています。そして、各地で発生するゲリラ雷雨や西日本の記録的豪雨など、かつては日常のリスクとして考えづらかった自然災害が、もはや普通に起こりうるリスクになってきたことを感じます。

一昨年(2011年)に起きた東日本大震災をきっかけとして、自然災害リスクに備える意識はいっそう高まっていることは、火災保険への地震保険付帯率が毎年のように伸びていることからも伺えます(損害保険料率算出機構の発表資料より)。

大きな地震の場合は、発生は何十年、あるいは何百年に一度と言われていますが、風雨による災害は、毎年のように警戒するべきリスクと言えるでしょう。
防災用品の準備や自宅内外の耐震補強など、災害への一次的な備えはもちろんですが、万一被災してしまった時の二次的な備え(経済的な備え)も忘れてはならないものです。

今回起きた竜巻の被害であれば、火災保険に入っていれば補償があります。
火災保険というと、火事の時の保険というイメージがあるかもしれませんが、風雨や飛び石で家が壊れた場合や、台風や河川の氾濫での床上浸水、盗難などの他、壊れた家屋のがれきを片付ける費用を補償してくれる場合もあります。つまり、火事や自然災害など、日常生活のさまざまな被害を補償してくれるのです。

近年、頻繁に発生する自然の猛威に対して、少しでも防御する体制を作っておくことは、喫緊の課題になったと言えるのかもしれません。
もはや「自分だけは大丈夫」とは、とても言えません。災害に遭ったときに住まいが壊れて住宅ローンだけが残った、ということにならないよう、保険を活用して万一の時の経済的備えを持っておきたいものです。
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