親と子の訓読家庭教会

後天時代に於ける子女教育を考える


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レイズアップ・バーの意味

私達親が、前述したような一連の経験学習を子供達に指導していくと、彼らは色々な活動や日常生活の中で、今まで見逃していたことに注意を払い始めます。そして色んなところから神のメッセージを探ろうとし始めます。例えそれが、小さな出来事であっても、子供達にとってはとても新鮮な神体験となっていくのです。祝福子女の教育において、我々は最初に上手く彼らを神に繋げてあげることが大切で、そこが上手く繋がれば、後の信仰、心霊、心情的成長は、子供達が自分でどんどんつかんでいくようになります。何故ならば、子供達が神の存在を確信し、更に日常生活の中で導く神の愛を感じると、祝福子女としての本来の本心が啓発され、自らでより高い基準を目指し始めるのです。


その様に、子供達が強い決意と高い目標を立てた後、前回より高い次元と多い投入で「インサイド・アウト」、「チャレンジ・リミテイション」、「エクスピリエンシャル・ラーニング」を実践していくことにより勢いを増しながら奇跡的な成長循環をして行くのです。その様に、自主的常に高いゴールをたてさせて行かせる教育概念を「レイズアップ・バー」と呼びます。顕進様はその様な能動的情熱を「アスパレイション」と呼んで、それが本来の若者の特長であると言われます。つまり、顕進様の言っておられる成長とは新しい自分になる為の変革(トランスフォーメイション)のことであり、過去の経験を基にした改善(インプルーブメント)だけではないということです。以前の自分では感じられなかったことを感じ、出来なかったことが出来るような「奇跡(ミラクル)」を起こして自己変革していくことです。


以上の様な原理的な善の循環運動がらせん状に起こり始めると、「インサイド・アウト」の焦点は、もはや出発の時の様な単なる自分の内的な観点や自主的な姿勢に留まらず、神を中心とする観点と神を中心とする姿勢に昇華して行きます。このように絶えず神を意識し、常に神に報告し、そしていつも神の意思を求める生活こそが正に真のお父様の言われた「報告生活」であり、「正午定着」の生活ではなかったのではないでしょうか。子供達はその様な生活を通して、どんどんと神からの個人的な愛と導きを感じながら、神と親子の心情因縁を深めていき、その道を切り開き示してくださった真の御父母様に対して限りない感謝と愛を示すようになるのです。


四つの教育概念の将来的意義

ところで、これらの教育はいつ頃から始めるべきでしょうか? 本格的に始めるのは、原理的に見て子供が思春期に入ったころであります。勿論、それ以前からやってもかまいませんし、特に家庭を中心とした価値観教育はもっと幼い時から始めるべきです。一般社会に於いて、思春期とは自我が目覚め、異性に興味をもったり、親の言うことを聞かなくなる時期と捉えている教育者も多いのは確かです。しかしそれは人間が堕落したからであり、原理的に見た場合、思春期とは自我に目覚めて神を知る時なのです。またそれこそが我々の祝福子女の本来の基準でもあります。


しかしながら全ての子供達が直ぐに神の心情に開けて来るとは限りません。中には、神の存在に無関心であったり、神に対してプレッシャーや恐れを感じてしまう子供達も多くいます。それ以前に、正しい価値観がまだ完全に立っていない子供達もいるでしょう。だからと言って、教会活動や教会責任者に子供の教育の全てを任せる訳にはいきません。おそらく、何らかのサポート・システムや、その為の地域の共同体等は必要でしょう。しかし後天時代における子女教育の中心的責任は、既に私達直接の親にあるのです。勿論、私達親もいまだ理想人格や理想家庭を完成していないのも現実です。ですから、まず私達親自身が四つの教育概念中心として、日常生活のなかで頻繁に神を感じる訓練をする必要があるのではないでしょうか。


親達が信仰生活に関して一歩でも二歩でも子供達より先に進んでいれば、その親は良い先生やアドバイザーになれます。もし親の方が間違えたら、素直に子供に謝って何が良くなかったのか一緒に考えれば、良い教育材料になるでしょう。成功例や失敗例を子供達に証しながら一緒にやっていくのも良いでしょう。高校生や大学生位になれば、既に子供達と一緒に神と信仰生活の話が出来なければならないでしょう。そして理想的には、子供達が祝福を受けて家庭を出発した後、私達親を既に超えていって欲しいものです。


以上のように、親と子が一緒に信仰生活を行いながら、共に成長していくことが、正に訓読家庭教会の摂理的使命ではないでしょうか。今は定着の時代であり、家庭を中心とした時代です。つまり、これからは組織よりも我々の家庭に信仰と教育と血統と神の心情を根付かせなければなりません。それが正に我々祝福中心家庭の「後天時代」の生活であり、「天一国」の具体的建設の道ではないでしょうか。

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