2011-02-08 20:46:35

三ツ山(遠別町)ー2011.2.5

テーマ:2011年の山行

三ツ山-2011.2.5 (単独)


数十キロに及ぶ遠別川沿いで、山名のついている山はほとんど無い。地形図を見ると良くわかる。

最上流部まで遡るとようやくシートートムシメヌ山とピッシリ山がある程度である。

一本東の安平志内川とはずいぶんな違いだ。

そんな中、中流部に唯一名のある山が三ツ山である。


今回自分はこのような希少価値的な理由でこの山を目指したわけではない。以前3月にシートートムシメヌに登り、名の無い山々を見ていたときにこの山の存在に気づいた。こんもりと大きな山容が目立っており、帰宅後に調べるとこの三ツ山であったのだ。それ以来いつか登ろうと考えていた。


旭川を0時頃出発。仕事の疲れか、すぐに睡魔に襲われて、寝ては運転を繰り返し、気がつけば8時間もかかってしまった。遠別の市街地から道道に入り20キロ位奥が除雪終点。
予想外にも湿雪が強く降っており、モチベーションが下がる。視界も悪く、本峰も見えないどころか、尾根も判然としない。

三ツ山は名前の通り、地形図を見ると三つのピークが連なっている。497-528-550。当初は1つずつ越えて、最後にピークに辿りつくルートを考えていたが、この天候と悪い雪質ではあきらめざるを得ず、550のピーク狙いに気持ちを切り替える。

道道を進むが水分含んだべたべたの新雪10センチ、その下は凍りきっていない粗目、その下が水分含んだ深雪の三層構造で歩き辛いったらこの上ない。ベタバリズボって感じである。歩くだけで疲れて何度もやめようと思うが、旭川から片道200キロもガソリン代をかけてきているし、勿体無いので貧乏根性丸出しでトボトボ進む。


108.2の横に碑のマークがあるので見に行くと、雪で覆われ、何の碑かわからずじまい。
その先の碑のマークは小中学校跡だった。大成小中学校とあり、昭和57年に閉校と書かれている。
校舎も朽ち果てたままの姿。今は人家も全くないこの地に小中学校があったとは想像できない。


地形図にもある紅葉の滝は、一枚岩を水流が伝っている感じのあまりスケールの大きくない滝であった。
この滝を過ぎたあたりの傾斜が緩くなった辺りから適当に取り付く。
バリズボの雪も250を越えるあたりから若干良くなってくる。
この辺りから雪も止んできて天候が劇的に回復。

山頂に向けて直登する尾根は上部が細そうなので、一本南寄りの尾根に移ることにする。一汗かく頃には、視界がグングン開けてくる。


雪庇のある山頂に飛び出すと、無名の山々が波打つその素晴らしい展望に声が出る。

遠くピッシリ、シート、896、クトンベツ、そして鬼刺まで確認できる。

西には海。残念ながら利尻富士は雲の中。利尻島の裾野は見えている。晴れていればかなりの近さで見えているだろう。標高550mとは思えない展望だ。
さすがに海が近いせいか、風は強く地吹雪模様。気温は-5℃位。


山頂で1時間もノンビリするつもりであったが風が強く断念。
それでも20分位風に吹かれながらも粘って景色を堪能。


せっかくなので帰りに山頂から北東へ残り2つのコブを通るか悩む。だが明日はここから300キロ以上離れた北日高の山を予定していることもあり、欲張らずに来たルートを戻ることにした。


道道に戻ると、往路は見えなかった三ツ山が全容を現している。

なるほど顕著な3つのピークからなっている。これがこの山名の由来なのだろう。



道北ヤブ山日記
湿雪降る道道

道北ヤブ山日記

波打つ無名の山々


道北ヤブ山日記
山頂部。左は528コブ

道北ヤブ山日記

復路の道道から三ツ山

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コメント

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2 ■Re:無題

>saijyoさん
コメントありがとうございます。
鬼刺はやはりどの角度でも存在感がありますね。
そのうち安平志内近辺もやらねばとは考えてますが何分遠くて・・・。
札幌ならもっと遠いか(笑)

クイズですが、ほとんどマニアックな世界になってしまうので万人受けはしないでしょうね。

1 ■無題

なるほど・・・三ツ山という山があったのですね。私も遠別川の東側には山名のある山はシートーまで無いと思っていました。さすがに天塩山地に詳しいoginoさんです。椴虫山とシートーの開きがあったのですが、望遠でとればそうでもないし、遥か・・・と書かれていたので鬼刺山の方がシートーよりは近いと思ってしまいました。次回のクイズ、楽しみにしています。

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