晴れ、ときどき、美学。 皆川公美子のクミシュラン~★★★ 

クミシュランは、あなたの人生を豊かにするイベントを開催しています。そう、シアワセは感性チャンネルの上に。
【美・アート・心・お仕事】それぞれのクミシュラン。


テーマ:
クミシュラン ~ 皆川公美子です。

今朝見た、境美由紀さんの記事。

「私の着付けについての考え。」

私もとても共感しましたので、ここにシェアさせてください。






本日11月27日、【和紙】がユネスコの無形文化遺産に登録されましたね。

昨年の【和食】に続いて2年連続、和の文化が世界的に見直されています!

それに続け!和服!!!
という運動が高まっているようです。
私としては、和服そのものの登録は別にどっちでもいい、と思ってます。笑


登録されて、きっかけとして【やっぱ和服って素敵よね!世界に誇る文化だし、私もタンスの奥にしまってた着物着ようかな!】と思う人が増えればいいな、一緒にお出かけしよう、と思うくらい。それより職人さんや作家さんの技術自体が守られた方がいいなー。と。(ちなみに、結城紬などもう既に登録されているものもあります)
織りや染めの技術を使って作られた着物以外のものも国内外に広まる方がいい!


着物ってやっぱり現在は一部の人を除いて【特別なもの】になってきちゃってるし。登録されて、うるさい着物おばさんがもっと増えて、【着物はこうでなくちゃ!】とか言い始めたら、、つまんないな。笑

もちろん、伝統的な着物文化は守っていいと思うけど、次の世代の着物ファッションはもっと自由で斬新で面白いものであっていいと思う。

TPOをわきまえるのは、洋服だって同じだし。
結婚式にジーパンで行く人いないでしょ。

要は、着物を着てみよう!って思う人がもっと増えたら面白いのにな。って。

着物にも洋服と同じくTPOがあって、
でも形は同じだから流行り廃りがないからおばあちゃんの着物だって着れちゃう!洋服じゃこうはいかないよね。

とか色々と。



で、極論、着付け講師の仕事なんて将来的になくなりゃーいいじゃん?とも思う笑。
着付け講師なのに。

だって洋服の着方を教わってる人、いなくない?笑
いいですか、まずは右手から袖を通して、、とかって


そんな日本になるまでは、着付け講師として素敵な着付けをお伝えしていこうと思います


東京オリンピックなんてすぐそこ!
日本の民族衣装、とっても素敵だから着られるようになってみんなで和服でオリンピック観戦しよー
                                       転載以上





もともと日本人はこのように着物を着ていました。

襟元のゆったり加減をちょっとご覧ください。










衿ははだけ、裾は開き、現在の着付けの基準からいくと

これは「崩れてるじゃん」「あるまじき着姿」

ということになります。



それに対して現代の着付けは、


(ネット上より拝借しました)

(ハクビ着付け教室さん画像)

このようにとてもきっちりときりりと着ていて、

これはこれでとても美しい。と思います。


時代による美の価値観の違い・・・・それだけなのでしょうか。




戦前までの長ーーーーい着物の歴史のなかでは、

着物は「日常的な服」だったのです。

それが明治からだんだん洋装文化に切り替わり、

昭和に入ってからはほぼ、洋装が日常着へととってかわりました。

そういう根本的な被服の変化のなかで、

日常着だった着物は、オシャレするときに着る特別な服へと

変わりました。


明治までは大多数の人がまだ、
着物で日々、掃除をし、洗濯をし、買い物に行き、
道端でおしゃべりをし、夕飯を作り、
寝るまでそれですごす。
そういう「日常着」としての着物ととらえていました。

大正に入ってもまだかなり、そうで、
昭和に入り、戦前までが着物で暮らした世代の最後の
時代だったかもしれません。


以前、樹木希林さんの着物のくたっとした着姿に
何とも言えない色気を感じて、
それを記事に書いたことがありました。

樹木希林さん、アンティーク着物をくたっと着る。




それに対して、戦後、着付けは「お教室に通って習うもの」になったとき、

着物は「こういう定型で着るのが正しい」というスローガンが

広告されました。

衿を抜くのはこぶし一つ分、
半衿の交差しているところは白い衿が1センチ見えるように、
おはしょりは人差し指1本分、
等々、

すご~~~~~くたくさん決まりがあります。



それが美しいカタチ、
それが正解、

と決めたのはいったい誰なんだろう。。

私は半衿がもっと太く出ている方が好きだ!

とかいうのは写真館での着付けなどしていると許されません。

自分が流派の元締めくらいになったら別ですけどね!(笑)



アンティークの着物を、

丈が短くてもものともせずに、ブーツを合わせたりして
着ている女性を
かわいいなと思います。


自分はこう着たいのよ!と表現することはとてもいい!

だって着物は「服」だから。
「ファッション」だから。
そして「日常着」にしてるひともいるから。

セーターを斜めにたくしあげて着ても、
ブラウスのボタンをいくつ開けていても、

「それちがうんですけど」おばちゃんと注意する人はいません。


着物ももっと自由に着ればいいと思う。

「あら、結び目がちょっと違うわね」とか
わざわざ他人に注意するおばさん、どっか行ってね


着付けの定型を否定する気はありません。

確かに多くの人が美しいと思う、
バランスや、つるっとシワのない感じ、

それはそれでひとつの美の世界だと思います。

けど、着付けの順序など、私にとってはちと息苦しい。

武道のように、型で入るお稽古として

存在しはじめた着物。

その特殊な歴史と「お仕事」として成立させたビジネスのお話。

そういうものを、全部ひっくるめてよしとして、

そのうえで、もう少し自由なメンタリティの上で遊べないだろうか、

夕日を見ながらぼんやり考える私です。



そんな、境美由紀さんの着物でぶらっと神楽坂の会、


境美由紀さんのブログよりお借りしました。

子連れもOKだそうですよ。

12月9日(火)です。➡詳しくは★

絶対楽しい

ぜひどうぞ



いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
リンカラ ~イベント企画の着物人 皆川公美子です。



着物の紋。
古くは背中の縫い目の上につけることで
魔除けになるとされていました。

一つ紋。

三つ紋。

五つ紋。


数が増えるたびに「格」があがります。

五つ紋、なんて最上級なものは

結婚式の紋付はかま、 や親族の黒留袖、

なんていう「威厳のある」ものになりますので、

洋装でいう、モーニングのような感覚です。



三つ紋は現在ではほとんどお見かけしませんが、

踊り(日本舞踊)のかたたちが使われていることが
多いです。




そして一つだけ、背中に入れる紋というのは

とてもおしゃれな感覚で入れる、

「遊びの要素」
を入れることができます。


洒落紋といって、家紋のほかのものでも

なんでも入れてもいい。


洒落紋はこんな感じで刺繍で入れたりします。
(染め抜きの紋は格が高いですのでね)


かわいいですよね。


お花の紋帖はこんな感じです。


家紋を入れるよりカジュアルになりますね。





デザインのお仕事をされている友人の後ろに立って

エスカレーターをのぼっていたら、

見たこともないようなステキな幾何学洒落紋!

かっこいい==== 



こういうのもありなんですね!

今日はこの着物ででかけようと思いますが、

{0D72E8F2-5DC2-4EBD-9DD4-6D979A4180B1:01}



{ED8D3CB7-7D59-420A-A3DC-2C9D00685958:01}



実はひっそりと紋を入れてあります。
{9AB5D9E9-FF3A-4C2A-8DF2-BBA3CACFDA40:01}



あまり格が高すぎても使いにくと思ったので、

目立たないように、
おしゃれにひっそりと(笑)
{3B47C882-E58C-47DB-B41F-F6EA031B90CF:01}


では今日も一日背筋をのばしていきましょうっと。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
リンカラ ~イベント企画の着物人  皆川公美子です。


先日4月の中旬に

横須賀のオンナ実業家 藤川美帆さんのところで

「きものいろはお茶会」を開催させていただきました。

どんな雰囲気だったか、見ていただこうと思って


まずは当日ご用意したお着物の中から

好きな着物を選ぶ~~~~。

➡私が着付けする







「これがお似合いな気がする~(^◇^)」




私が着付けで奥にいるあいだには

山口屋さんのお菓子を選んで

食べながら・・・




着物雑誌を見たり、




今回、お着物着るのはなしでお洋服で参加していただいたり、


image

着物談義したり、



image

まだ袷の季節だけど、麻の着物がどんな感じか

体験していただいたり↑

(重ね煮の杉田美咲さんです。)

image
横須賀の番長?藤川美帆さん。





image

こちらは応援にかけつけてくださった、

ダンスの先生であり、ヨガの先生でもある

清藤美智子さん

image

あ~、おいしいお菓子も食べて、おなかいっぱい。


楽しかったですね~





この数々のステキな写真をとってくれた小川綾さん


横須賀のクロージングクイーン。




藤川美帆さんと小川綾さんが仕掛けをつくる、

400人子連れOKのママイベント
「コモコモパーティ」


横須賀にて、6月4日だそうです

前回行ってすごく楽しかったので、前回の様子)

ぜひ実際に行ってみてください。

なんかね、ワイワイと楽しいブースが出ているの、

ステキなハウジングプラザに。

神奈川県に住んでいる方はぜひ。

もうステキな起業女子もたくさんいらして、

私はそっちの熱気にやられました。


いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

リンカラ~イベント企画の着物人 皆川公美子です。

以前、着物のコーディネートもメイクと同じで、

少し今風にしたいなと思ったら


光を差すことを意識してみるといいみたい 
ということを記事にしましたコチラ→★

今日は具体的に写真でお見せしてみようと思います。


先日の着物です。
ベージュの色無地と紫の帯。
ちょっとおしゃれ着風。な感じ。

がワタシ的には、全体にちょっとくすみすぎてるかな、
というイメージです。





なので、明るい光沢のあるブルーを差してみます。
帯締めも光沢のある薄ピンク。




ちょっと今風?になりました。

ちょっと離れて全体を見てみます。








帯揚げをレモンイエローにして、

帯揚げと帯締めの色をちょっと薄くしてみます。







ちょっと離れて全体を見てみます。






帯揚げは同じブルーですが、素材を縮緬にして帯締めは光沢のあるオフホワイト 








帯の色が根本的にくすんでいるので、

こちらを変えてみましょうか

帯を変えますね 。



光沢のある白い帯にすると、
着物のベージュも少し明るく見えませんか?




帯締めの色も明るくします。




どうでしょうか。
全体的にすごく明るい感じになりましたよね。


不思議ですね。

ちょっと引いてみてみますね。



分かりやすいようにちょっと極端にやってます。ちょっと色がなさすぎ?という
向きもあろうかと思いますが(^^♪



では色が明るくなるって
どういうことなんでしょうか。


下のグリーン系カラーは

彩度(色の鮮やかさ)が同じで

明度(色の明るさ)が違います。

上から明るい、まあまあ、暗い、ですね~ 。



色の鮮やかさを全体にもう少し鮮やかにすると・・・





下の3つは

色の明るさは同じで

鮮やかさだけ変えてあります。





色を鮮やかにするのも(彩度をあげる)

明るくするのも(明度をあげる)

どちらも「明るい感じになる」
と言えないでしょうか。



着物を合わせるとき、

くすんだ感じになったなあと思ったら、

①光沢のある素材をもってくる

か、

②この明るさと鮮やかさに注目して

どちらかをアップする、



全体的にちょっと洗練された感じになる、

というテクニックを私はよく使っています 



いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
リンカラ ~イベント企画の着物人  皆川公美子です。

銀座でお着物やさんをちょっと見て、

甘味処でお茶をして・・・・


という楽しい企画を考えています。
 
{4D017175-7229-4017-A864-769B4AA964B6:01}

 
 
着物屋さんって見てみたいけど、

こわくて入れない。

どんなところなの?

どんな人が行くの?

買わされたりしない?

 
{D51DF69D-1430-48C9-973D-6E9EDD971D8F:01}
 


銀座は着物屋さんのめっかです

表参道・青山界隈

浅草界隈とならんで

ステキな着物屋さんがたくさんあります。


 
 
{E3145415-59A7-4494-A396-58F8B6D84725:01}
 
 
{64925962-CF8C-42F8-8779-E445A05DC175:01}
 
 
{D199592C-DC94-4FF8-8EE2-F4E92C2FAEDA:01}


私が信頼するアンティークリサイクルのお店で

ステキな着物たちとご対面しましょう。

楽しすぎて私はいつも時間を忘れます

 
 
{47E32462-3ED3-492E-BC42-A14343A579AE:01}


そして甘味処とお蕎麦やさんも

行こうかな
 
 
{1391DD29-B224-410A-B0C8-16B9AE19175F:01}
 
 







 
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

リンカラ ~  イベント企画の着物人 皆川公美子です。


今日は岡崎知美 プロデューサープロデューサーと池田けいこさんのお茶会に、横浜へ来ました。


{B9578BFC-00CF-4D6E-9F71-2B4E47768720:01}




今日の着物は

よろけしまの信州紬の着物に

染め帯です。

{062EEDAC-D450-40F7-AF27-5FC03ED977F4:01}

ちょつとさわやかな感じになったかな。

{1F0818D2-59C2-44AC-A006-95C4E7CCF607:01}


{DADEE796-ED4C-41C8-AF2F-5632FC5C1C5F:01}


後ろはこんな。

{6AB42038-FA53-4C4E-AF7D-660CFE2ECD84:01}




袷の着物もそろそろ終わりにしたい気分だけど、

きまり、的にはあと一ヶ月ありますなあ。

20度こえたら、単衣にするという方も

多いようですね(^◇^)



いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

リンカラ ~イベント企画の着物人、皆川公美子です。

 


着付けって本当に奥が深いです。

考えているのは「補正について」。

この日は礼装、表彰や認定を受ける式典のような場に

どのような着付けで行くか。


 
 

人間の肩の下の鎖骨のところはどんな人でも

多少へこんでいます。

肩が内に入りがちな方か、そうでなく胸をはる感じの肩周りか

そういう個人差はありますけれど。。。

はい、鎖骨のところはくぼみになっていますよね。

その着物でちょっとそこまで、またはお掃除などをする活動的なときは

生活の場なので基本的にシワになっても気にしない、と思いますので

補正はあまりしなくてもいいかもしれません。



そして生活の場のなかで、できるシワを

私はとても美しいもの
と感じます。




けれど結婚式や認定式など、礼装で出席し、

品格がもとめられたり、

お相手に敬意をこめるために着たり、

写真を撮る必要があったりのとき、


なるべくシワのないきれいな着付けを

心がけたいものです。

補正のタオルや綿をどのくらいいれようか、

厚さは?タオルにする綿にする?

脱脂綿はどのへんにどのくらい?


すべての着付け師はそこにいつも神経を集中して、

なるべくシワのない着付けを心掛けていると

思います。

体型は100人100色!

セオリー通りにやればいいというものでもない。




今日もセッサタクマは続きます。

I さん、 ありがとうございました!



 


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

リンカラ ~イベント企画の着物人皆川公美子です。


4月の末、少し汗ばむ季節になってきました。

20度を超えると、そろそろ単衣への思いも強くなります



今日は江戸小紋と半巾帯で出かけました。

半巾には帯締めを締めて、

すこしきちんとした感を出すのが私の好みです。

{115098E7-D2E6-42DC-8B63-C55994D77DD6:01}
自撮りカメラでとると、写真が反転してしまうのが少し残念ですが・・・
結び目など、気持ち悪かったらごめんなさい。


{E4A89318-1D9C-49B9-B232-16A849B64EE1:01}


江戸小紋のきりばめ(いろいろな違う柄を寄せ集めてある)です。

紋は入っていない、カジュアルなお出かけ着です。
{5A6544AE-69B8-465C-AAEF-5873B1C93289:01}

ひとつひとつの柄が本当に細かくて、

そして微妙に色が違います。


これはひとつひとつの柄のところだけが穴があいている型紙を

白生地の上に置いて、

色が変わるたびに型紙を変えるやり方でやると思うので

膨大な時間がかかりますね。

今はプリントのものも多いと聞きますが、

昔は職人さんが、引き染といって、

13mの反物をなが~~~い台の上に置き、

型紙がずれないように細心の注意を払いながら

1反1反シュッシュと横に刷毛を動かしながら

染めていきました。

{1CD0A969-6F6B-48A0-91C2-2CDA45BB70E8:01}

柄の細かさを見ていただくように、ペンを置いてみました。

{D89E63D3-293C-4B32-A839-705547C7175F:01}

八掛はこのような瑠璃色です。
{BE0AB058-828B-4B61-A17E-364F5EE10E0C:01}







{ED243089-3A57-4805-A0D7-7E2E1B035500:01}



駅でのワンショット。

{5BA33D9E-1103-42E1-AB9D-443FBB4B5C62:01}


駅ですごいな~~と感心したので、うしろからのショットを失礼しました。

重ね衿をつけた、正装の装いでした。

正装を装いつつも、抱っこひもをして、大きな荷物をもってバギーを押すその気合が

とても美しく感じられたので、

がんばって!とエールを送りながら。


いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
リンカラ イベント企画の着物人 皆川公美子です。



今日は暑いくらいでしたね。

気温は20度ちょっと。

絶好の着物日和です。

小菊唐草の小紋に塩瀬の名古屋帯にしました。

花柄で少し甘い雰囲気の着物なので、寒色系の水色を帯揚げに持ってきて差し色に。全体的な色味をすっきり見せるためにいつもより多めに出しています。

帯締めは、光沢のある灰みがかった白。全体に光をもう少し足そうかなって感じです

裏が茶色なので結び目や厚みの部分にほんのちょっとこげ茶が見えます。



吉永小百合さんの着姿を思い出しました。
あーすてき






内面の美しさと成熟が、まわりの空気の色まで染めているような。
瑠璃色のぼかしの帯も素敵ですね~。

こういう個性の強い帯は全体の雰囲気がきつくなりがちですが、
それをふんわり着こなされるところが吉永さんのすごいところ。

一朝一夕にはできないです~。

精進、精進


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
先日、雨とポリエステル着物着物 のことに触れたら、

けっこう反響がありました。

みなさん、正絹の質感やラグジュアリー感に魅せられつつも、

やはり雨は悩ましいんですね、、、

とあらためて思いました。




そういえば・・・

と取り出したるは着物雑誌「七緒」9月号 (プレジデント社刊)




ここに、そういえばシルックの記事があったなあとおもって。




少しだけ、ご紹介させてくださいませ。

シルックとは東レが出している生地の名前です。




シルックは開発されてから50年。

洗濯OK。
日焼けナシ。
シワになりにくい。

というメリットがありますが、着るものにとって

かなり重要なのは

正絹にも見える風合いなので

自分からポリエステルだと言わない限り、

合繊だとわからない

これ、かなり重要ではないでしょうか。

見栄、という部分は
もちろんございますけどね、





着物を装うときって、お相手への敬意をこめて着る

というシチュエーションも多いですから、

あからさまな合繊だとお相手とのこの場を軽んじているような

気がしてしまうってことないですか?



きちんと絹の風合いを醸す、というのは着るものの気持ち的には

割と重要なことだと思うんです。



そこで東レの広報さん登場
「シルックがなぜ絹に見えるかというと・・・」

断面の糸の形を絹糸と同じにし、

糸の風合いも限りなく絹と同じ。

織り方も絹と同じ
 
  にしているからだそうです。




そしてこの記事のなかで私がすごく驚いたのは、

このシルック、

色を染める時に、ドバッと染料につけて機械的に大量に

染めるのではなくて。

なんと京都の職人さんの引き染め
なんですって!

(引き染め*専用の刷毛で、布の表面をシュッシュとリズミカルに染めていく。
生地を裁断して縫い合わせたときに、となりの生地と濃淡があったり
色ムラがあると使えないので、非常に熟練が必要です)

一反全部(12m~13m)を

刷毛で塗るんですよ

それもムラなく

すごすぎます


さらにシルックきものの生地は絹よりムラになりやすく、

扱いが難しいのだそうです。




また、生地に染料を定着させるには、蒸すという作業が必要ですが、

シルック用の染料は熱で色が変化してしまうので、

気の遠くなるような実験でカラーチャートを作っているそうなんです。





たとえば赤を染めたければ桃色の染料を塗る、などね。

京職人さんの努力の結晶。
ざ・メイドインジャパン
のシルック。

「工業製品」とか「大量生産のプリント物」

なんて言っちゃいけないかもですね。

あ、私、
東レの営業さんじゃ、
ありませんよ。
念のため。


ポリエステル生地の着物専門店もあります。
英(はなぶさ)さんというお店が有名です。

ポリエステルか正絹か、
どっちが高級か、
安物か、
「それ、ポリだってわかりますよ」
ではなくて、

着るシチュエーションや天候によって自由に選ぶという
洋服では当たり前のことが
着物の世界でもフツウになればいいのにな、と思う今日この頃。

もっと自由に着物をきたい

ですね。

{C8C21DCC-3A78-4D52-97B8-D4F880EAC5FE:01}

こちらは先日の娘の入学式のときに
着た、シルックの着物。
{46D760D1-CFA6-400C-B840-EFBE7A35CCD4:01}

はい、あいにくの雨でした。

近くに寄るとちょっとわかりますが、

昔と違って、下品にテロテロピカピカした感じはないと思うのですが、

いかがでしょうか。


いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)