掃除しながらテレビつけたら。



「お金」が「幸せ」をずっと上回った。

といっている。




何のことかと思ったら。



アンケートで、お金が40ナンパーセント。

幸せが10ナンパーセント。



そういう調査がでました、と言っている。










なるほどねえ、やっぱり「お金」なんですかねえ。


老後とかありますからねえ。


でも前回は「幸せ」が多かったですよ。






そんな会話が聞こえてくる。




さっぱりわからん話だ。







「お金」と「幸せ」ってそれぞれなんだろうか。



二者択一できるもんなんだろうか。








お金があって幸せなら一番。


お金があって不幸せなら二番。


お金がなくて幸せなら三番。


お金がなくて不幸せならビリ。




そういうことなんだろうか。




さっぱりわからん。










お金という見えるものと、幸せという目に見えないもの。






この二つを比べるなんて、どだいありえない。



そんなふうに思うのが、普通だと思ってたけど。





堂々とこんなアンケートを公開して評するワイドショー。


そしてコメンテーター。







ああ、もうこんな愚かな番組、見ないぞ。



って腹立ててるのに、きっとまた明日見ちゃうんだな。




掃除機かけながら、うっかりチャンネル合わせちゃうんだな。








くそお。






そういえば。



この前、コンサートの中で、お金の話をしたなあ。



お金があるのはうれしいことでしょうが、いくらお金があっても、それは「食えない」ですからね。

それに、年とってくると、若い頃みたいに食欲がない。



あんなに食べたい食べたいなんて思ってた若い日、あれこそが人生の宝物の日々かもしれませんね。






そんなおしゃべりをしながら、夜中にみんなでラーメン餃子を食べた若い日を思い出した。





あれは、やっぱり「幸せ」だったなあ。

幸せの一つの形だったなあ。