IELTSリスニングのコツについてご質問いただいたので
『IELTSリスニングのTips』なるものを書いてみようと思います!(● ̄ω ̄●)

と言っても、私のレベルはリスニング7.0なのであしからず…。


リンゴ 時間について・・

(みんなしてると思いますが…)必ず、問題の先読みをする。

試験開始の合図とともに勢い良く問題集を開き、セクション1を見る。

その間、試験の説明が英語で流れるけど、模擬テストと同じ内容なので聞かなくてよい。

セクション1のみ、初めにサンプルアンサーを説明してくれるので

セクション1の実際の放送がされるまでに約3分ほど時間がある。

ここが、ミソビックリマーク

この3分、非常に大事。

セクション1は図の穴埋めがほとんどなので30秒もあればチェックできる。

ちなみに、セクション1はだいたい、問題1~10問目まで。
(※以下、
セクション1が問題1~10、セクション2が11~20、セクション3が21~30
セクション4が31~40、としますが、本番の問題が必ずそうとは限りません!)

セクション内で次の問題形式に移る際、放送が入り30秒ほど時間をくれる。

これはセクション2と3も同様。

この30秒の間に次の問題6~10問目をチェックする。

実はこのときここのチェックは2回目となる。

なぜなら、先ほど書いたように、セクション1が始まる前に3分ほど時間があるので

この3分の間で、セクション1の問題1~5問目のみならず、6~10問目、

そして、セクション2の行けるとこまで目を通しておくからひらめき電球

その際、あくまで「目を通す」だけでペンでチェックマークをつけたりはしない。

時間があればセクション3と4もパッと見ておく。

セクション1の6~10問目が終わったらセクション2へ行く前にまた30秒与えられる。

実は、30秒以上時間がとれる。

というのも、解答は大抵残り10秒前くらいに言い終わってることが多いので

たとえば、10問目の答えが聞き取れたら、セクション1の放送が終わってなくても

すぐにセクション2の問題文を読み始めれば、セクション2の放送が始まる前に

また1分ほど時間があるので、全部で2分弱、問題を読む時間がある。

こうして、どの問題も2回、実際の放送が流れる前に目を通すことができる。

これをすることで解答するときはリスニングに集中できるというわけ音譜


オレンジ 問題のパターン

図や表の穴埋めならチェックするのは簡単だし時間もかからないけど、

問題は、選択式。

選択肢の問題のときは、キーワードを丸で囲むなりしてチェックする。

たとえば、

問題:Which organised activity can children do every day of the week?
   
   A football
   B drama
   C modal making

ここでチェックすべきは、「every day」(注:あくまで、私の場合…。)

選択肢を見れば、アクテビティであることは一目瞭然だし、放送でこの選択肢にある
3つのアクテビティは言われるであろうことは予想できる。

この問題でキーとなるのは、「いつ」。なので、「every day」にチェックをつけておく。

放送で、素直に「every day」とは言ってくれないにしても、「each day」
とか言葉を変えていうので、そのとき、『答えはこのあと言うはずだ…!』とわかる。

た・だ。

これは簡単な例。
難しいのは、選択肢の英文が長い場合。セクション4とかに出やすい。

たとえば、

問題:What change occurred in the manufacture of glutamate in 1956?

   A It began to be manufactured on a large scale.
   B The Japanese began extracting it from natural sources.
   C It became much more expensive to produce.

実は、これもまだいい。
問題に、「1956」と年代があるから。放送でこの「1956」が出たら集中して聞けばいい。

「1956」の他にチェックすべきキーは、選択肢の「a large scale」「natural sources」
「expensive」あたりだろうか。(私の場合…。)

で、ここで注意する点。

例えば、「expensive」とはっきり聞こえたら、これは不正解のことが多い。
(特に、セクション3と4。&「選択問題」のとき。)

セクション3や4は『言い換え』がほとんど。だからこの問題の放送も
「It was in 1956 that the speed of the process was improved, and industrial production
increased dramatically and ...」となって、答えはA。

「a large scale」を「production increased dramatically」と言い換えてる。
(注:全てではないので!!こういうヒッカケがある、と頭の片隅に入れてもらえれば。)


セクション毎のコツは・・

1 セクション1

2人の会話形式がほとんどで、図や表の穴埋めが多い&簡単。

だからささっとチェックして時間のあるうちに難しいセクション2や3に目を通しておく。

た・だ、

スコア7以上目指すのであれば、この簡単なセクション1はほぼ満点を取りたいところ。

1~40問まで配点は全て「1点」なので、セクション1と2で満点の20点が取れれば

スコア7にはだいたい30点必要なので、残り10点取れればクリアできるということ♪

なのでここは満点を取るいきおいで…!

そしてセクション1と言えば、単語の書き取りが多いからスペルミスに注意ビックリマーク

Monday~Sunday、January~December、library、office、business、culture…

などなど、簡単な単語も今一度スペルチェックするとよい。

本番は緊張からか、簡単な単語ほど、なんだったっけ…━━(。☉౪ ⊙。)、てなことに陥りやすい。

模擬テスト解いてると、上の単語は出る確率高い気がする。


2 セクション2

セクション1の空き時間で目を通しているので少し余裕を持ってキーワードをチェック。

このときなるべく問題11問目から最後の20問目までチェック。

で、放送始まる寸前に、また問題11問目に集中する。

というのも、放送は問題の順番通り話すけど、肝心の一問目を聞き逃すと、自分が一体

今どこの問題に取り掛かればいいのかわからなくなり、パニクリ、全て聞き逃してしまう

という、とんでもない過ちを犯す可能性があるので、必ず、各セクションの1問目は集中することひらめき電球

セクションが終わると次のセクションに行く間に、解答用紙に答えを記入してください、と

放送が流れるけど、決して、解答用紙に記入しない!!

この時間は、(何度も書いてるように、)次の問題を一刻でも早く目を通してチェックする時間。

全ての放送終了後に、10分間、見直し時間があるので、この10分で解答用紙に記入する。

(注:この10分も意外と短いので、慎重かつ丁寧迅速に!、書き写しましょう(`・ω・。)b合格


3 セクション3

だいたい、2、3人の会話形式で、しゃべるスピードはなかなか早い。

問題形式は、選択肢や図、穴埋め、いろんなパターンがあるけど、どれも簡単ではない…。

セクション2の最後の解答を聞き取ったらすぐに、セクション3の問題に目を通すけど

最後までチェックしきれない。(私の場合…。←しつこい?)

ただ、セクション3と4のいいとこは、

放送(しゃべってる時間)が長いから、聞かなくていい時間が結構ある。

たとえば、問題24問目が終わると、次の25問目に行くまで聞かなくていい話が入ったりするので

この数秒で、次の問題25問目のキーワードをチェックする。

たとえば、

問題25:According to Dr.Merrywhether, Antarctica is very cold because

     A of the shape of the continent.
     B it is surrounded by a frozen sea.
     C it is an extremely dry continent.

問題作る側も、セクション3や4は受験者が目を通す時間があまりないだろうことを
少~し配慮してくれてるのか、目を通せないであろうあとの方の問題は、

次の問題と次の問題の間にあまり意味のない話が入るので、
放送中、いくらごにょごにょ話者が何かしゃべっていても集中して聞かなくていい。

たとえばこの25問目が空き時間にチェックできなかったとしよう。

24問目の答えが聞き取れたらすぐ、一瞬で、25問目の問題を見る。

キーポイントは、「very cold」。すると放送で「the coldest place」のように、
「cold」の同義語・類語(ここでは寒そうなイメージの単語)が出てきたら、
そのとき、放送に集中する。

すると大抵すぐあとに、答えとなる話が語られる。

なのですぐに、選択肢のキーワード「shape(形)」「a frozen sea」「dry」に目をつけ
どんな内容を話しているのか理解する。


4 セクション4

唯一、セクション4だけ、途中に休憩がなく、問題30~40問目まで一気に放送される。

ただ、たとえば問題が、選択問題(30~35問目)、図問題(36~40問目)だった場合、
放送の中で35問目と36問目の間に5秒くらいの間があるので、それを目安に
選択問題の話題は終わって、次は図問題の話題に移るんだな…と認識しておくといい。

セクション4も、セクション3の最後の答えが聞き取れた瞬間に、すぐ目を通しておくけども、
やはり最後の40問目までは目を通すことができない。

だから、セクション3と同様、とにかく必死に目を動かしてキーワードをチェックし
放送から置いてきぼりにされないように耳でキーワードの同義語をキャッチ。

話者が口に出した同義語をキャッチしたときは、目じゃなく、耳に集中して内容を理解する。

セクション4は、「話の内容を理解」しないと解答しにくいので、キーワードの同義語を
捉えた時点で、どんな内容が語られるのか、よーーく、耳を傾ける。

耳に集中するのは、そのとき、だけひらめき電球

耳も目も、両方いっぺんに集中するのは、練習しないとなかなか習得できない。
練習すれが、習得できる、ってことだけど…♪

そして、セクション4でのポイントは、『置いてきぼりにされないこと』。

一人の話者が話すパターンがほとんどで、とにかく早い。

話してるのが今どこなのか一度わからなくなるとハチャメチャになってしまう。

なので、落ち着いて一つ一つ問題をクリアしていくことが大事。たとえ答えを聞き逃しても。
今34問目終わったな、次35問目あたりだな、という感じに。

40問目の解答がわかったら、まだセクション4の放送が流れていても
すぐに、解答用紙に答えを書き写していく。フッと一息、肩の力を抜くのもお忘れなく・・

・・・うんぬん書いたけど、ぜひとも、安心してほしい。

セクション3と4は難しい。

だから、全部聞き取れなくても問題なし。「完璧」でなくていいのデス(。・ω・。)b

やばい、聞き逃した…と思っても、決して!、クヨクヨせず(クヨクヨ時間がもったいないから)
一瞬で!、気持ちを入れ替えてちゃっちゃと次へ行こうネ。

それと、迷った問題があれば、問題用紙に、こっちとこっちで迷ったとチェックしておくとよい。

最後の10分でもう一度見直し、どっちかな~と吟味する。

選択問題のときは特に、最後の10分間で文章をしっかり読んでよ~く吟味できるので
決して、めげないで・・(〃✪ω✪)八(✪ω✪〃)

てんとうむし 最後に・・・

全てのセクションを通しての「コツ」。

どうしても聞き取れなかった単語の穴埋め問題があれば、放送中、強めに発音された単語
もしくは少しゆっくり発音した単語、を書いておくと、意外や意外、正解のときが、ある。


ここまでが試験中のTips。 ここからは、勉強法メモ

私が一番、リスニングで効果があった勉強法は、なんと言っても『シャドーイング』。

シャドーイングについては別記事に書いてあるので。
IELTS・リスニング対策 *シャドーイング*

特に、セクション3と4を毎日15~30分、最低でも1ヶ月、続けると・・

この英語不得意人間でも、かなり、聞き取れるようになるし、しゃべれるようになる。ホントブタ

現在、4ヶ月目に突入の私。
今はスクリプトを見なくても放送の声に合わせてしゃべれるようになった。(全部じゃないヨ。)

これはかなり効果的で、歌を歌うように暗記しちゃうから英語のリズムと音域が身に付いて
スピーキングも自信が付く。シャドーイングは、自分の声を録音して確認するのがお勧めヨ。

セクション4をついていけるくらいの早さでしゃべれるようになると、聞こえるように、なる。

するとセクション1や2は結構ゆっくり聞こえる。

リスニングは、しっかり「聞こえる・聞き取る」ことで、正答率がぐぐっと上がるからアップ


そしてもうひとつの勉強法は、もちろん、『問題集を解くこと』。

問題形式も把握できるし、時間の感覚が身に尽くし、本番は慌てなくて済むし
何回も解いてると、答えを言うタイミングがなんとなくわかってくる。

問題終了後の問題用紙に書き写す10分間もきちっと時間を計ってやってみてネ。

ちなみに私がスコア7を取ったとき(半年前はスコア5.5)、シャドーイング始めて
1ヶ月くらい経ったあと。模擬問題はケンブリッジ問題集1冊を2度ほど解いたあと。

なので、テストまで1ヶ月あれば、ぜひとも、毎日、お試しくだされ・・ラブラブ

参考になれば幸いだす(人´3`)⌒♡ 。