2015年12月の伊東の湯めぐりシリーズは幻の「源氏湯」で終わったが、伊東で食べたもので印象に残ったものも紹介。
伊東駅からも近いところにあるラーメン屋「福々亭」がそれ。
2015年の12月に訪れて気に入ってしまい、2016年の3月に伊東を再訪したときにも訪れた。
その2回分をまとめて紹介とする。
伊東 「福々亭」
昼と夜と分けての営業で、夜は17時半から。
ご夫婦で切り盛りされているようだがこちらのご主人、ラーメン業界では有名人だった故・佐野実さんのところで修行をされていたらしく、佐野さんの店の流れをくむラーメンらしい。
…と言ってもぼく、佐野さんとこのラーメン、食べてないからよく分からないのだが(^_^;)
壁にメニューが並ぶが、基本的に醤油らーめんと塩らーめんの2種類。
初めての店では一番ベーシックなものを注文すると決めているので、2015年12月のときは塩らーめんにした。
カウンターには胡椒が置いてあるのだが・・・。
塩と醤油でオススメ胡椒が違うのである。
通常ラーメンに胡椒はほとんど入れないのだが、こうなると試してみたくなる。
塩には右の赤胡椒と白胡椒のブレンドってことになるのね。
塩らーめん750円、登場。
いやはや、美しい
透き通ったスープに、自家製麺の揺蕩うような細い麺。
トッピングもステキではないか。
スープはああ、澄み切っているのにコクがあって、細い麺やらトッピングたちにもよく合う。
寒い時期だったがハシゴ湯で汗も相当にかいていた身体に、優しいがしっかりした塩のスープが心地よい。
揚げ玉葱の香ばしさもよいアクセントだ。
最後の方で件の胡椒を入れたのだが、そちらの印象はスンマセン、覚えてません(^^ゞ
とにかくこれなら醤油も間違いなかろうということで、2016年3月頭にまた伊東に来た時に頼みましたよ、醤油らーめん750円。
これまた美しいではないの
スープの油の浮き方も、これならどんなときでも美味しくいただけそう。
そしてちょっと甘味を感じつつ、しっかり奥行きのある醤油のスープは、やはり素晴らしい。
もしかして麺は塩よりもやや太い?…気のせいか。
トッピングが塩とはかなり違うのも、試行錯誤の結果なのであろう。
これならトッピング系を色々載せても美味しいに違いない。
チャーシューも部位で2種あるし、わんたんも味玉も間違いなかろう。
次はどちらかのまるとくにしてみよう…1100円だが満足できそうだ。
福々亭
静岡県伊東市湯川2-17-6
0557-37-7979
11時半~14時20分
17時半~20時半
水・木定休