情けない行為に、憤慨する! | ハイパー有明さんのブログ

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長野県佐久市の柳田市長が嵐・櫻井翔の細かい配慮にツイッターで感謝
長野県佐久市の柳田清二市長が、6月2日深夜に放送された報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系..........≪続きを読む≫

街中を様々なニュースが飛び交う中、その伝え手や受け手の配慮が大きく左右されるような時代になった。嵐のメンバーの櫻井翔氏の報道に対する真摯な対応が高く評価されている。



その一方、受け止める側の態度はどうだろうか。



先日こんな記事を見つけた。



水俣病語り部に差別電話 会長宅「そんなに金欲しいか」 [熊本県]

2014年06月08日(最終更新 2014年06月08日 03時00分)

 水俣病認定患者で熊本県水俣市立水俣病資料館「語り部の会」会長(56)の自宅に5月、「そんなに金が欲しいのか。(水俣病の)被害者のふりをして。もうやめんか」などと中傷する電話が計3回かかっていたことが7日、分かった。会長は「根深い水俣病への差別や偏見が現在もある。全ての被害者に対する侮辱行為で、行政は人権問題として啓発に力を注ぐべきだ」と訴えている。

 会長によると、電話があったのは、水俣病犠牲者慰霊式が同市で開かれた5月1日。午後9時前、テレビで慰霊式に出席した会長の姿が放送された直後に電話が鳴り、会長の妻が出たところ、男性の声で一方的に中傷してきたという。妻が身元を尋ねたところ「福岡」と言って切れた。

 午後10時すぎまでに同じ男性とみられる電話がさらに2回あり、男性は「いつまであんたどま騒ぐとか」「あんたどんがこげんこつすっでおかしゅうなっとたい」などと言い放った。

 会長は当時外出中だったため、翌日、電話機に表示された発信元の携帯電話番号を警察に連絡した。会長宅にはその後、今月6日までに夜間や早朝に十数回、非通知の無言電話があった。

 会長は24日に面会予定の蒲島郁夫知事に水俣病への差別や偏見の解消に取り組むよう申し入れる考えだ。

 水俣病に関する人権問題に詳しい熊本学園大水俣学研究センター長の花田昌宣教授は「水俣病問題が徐々に理解され、最近では差別事案が表面化することがなかった。悪質な行為としか言いようがなく、行政などと一体で解決する必要がある」と話している。

【6月8日/西日本新聞】引用

修学旅行生が長崎被爆者に暴言 横浜の中3男子生徒数人

2014年06月07日(最終更新 2014年06月07日 13時02分)

 修学旅行で5月に長崎を訪れた横浜市の公立中3年の男子生徒数人が、爆心地周辺を案内していた被爆者で語り部の森口貢さん(77)に「死に損ない」などの暴言を吐き、森口さんが学校に抗議していたことが7日、分かった。

 森口さんによると、被爆者らが5月27日、3年生119人をグループに分け、爆心地周辺の被爆遺構を案内。森口さんが山里小学校で説明し始めたところ、グループから離れて行動していた数人の生徒が「死に損ないのくそじじい」と大声で叫んだ。森口さんは注意したが、この数人は周りの生徒にも「拍手しろ」などと言って妨害、暴言を続けたという。

【6月7日/西日本新聞】引用




いまだにこんな連中がいると言うことに、残念でいたたまれない。もし、このような暴言を浴びせられた御二人が、もし自分自身の親であったらどんな気持ちになりますか。



おふたりは“好き好んで(不適切な表現かもしれませんが、あえて使用させていただきます)被害に遭われたわけではない”。国政の無責任さが招いた結果、いわば「国が犯した罪」の被害者を誹謗するとは決して許されない行為だ。



「私たちの先祖が犯した罪」と言ってもいいのかもしれない。もっと言い換えれば、「私たちの罪」なのかもしれない。それを“他人事”としてしか感じる事の出来ない人に憤りを感じるのは、私だけではないと思いたい。