夢想連環如水之音“熊本産業展示場”

夢想とは、様々な考えが纏まりもなく、次々と現れては消えていくこと。

故に、様々な想いや出逢いは決して消えることの無きよう

鎖のような確固たる意志と強い絆で自らの理想の環を拡げて参りたい。

本日も御苦労様で御座ります。

此度も早朝より城下への公務。

清正殿、忠興殿、私の三名の布陣にて出陣した先は益城”グランメッセ熊本(熊本産業展示場)”。

本日、此の地で開催されるは

『2016くまもと地域振興フェア WONDER MESSE KUMAMOTO』

我等武将隊は開催式典後、御客様方の出迎え。

そして我等の演舞を披露。

此度足を運んで下さった皆様ありがとう御座りました。

以前公務にて御世話になった桜木と桜木東の御子達にも再会。

あさひば公務以来で御座りますな。

更に会場には異国の方々も多く御越し下さった。


此の戦は熊本の未来に向けて、地域、農業、可能性を世界に拡げる為、そして熊本の方には地元の魅力を再発見してもらう為に開催された戦。


熊本を代表する地や企業が一堂にグランメッセに集結し、正に熊本全軍”おーる熊本”で御座った。


中でも私が注目したのは富士通の技術。

此れには鳥肌が立った。

牛の繁殖時期を最新鋭の絡繰で探知、管理出来る技術。

農家で育てられておる牛は、家畜としての牛を改良し、より効率よく繁殖させる方法として人工授精、受精卵移植、体外受精、クローン技術の4つの技術が用いられておるとのこと。

そして其の殆どは人工受精であり、日ノ本のみならず世界的に利用されておるという。

然れど牛の受精に関しては人工受精をすれば必ず成功するものではなく、経験豊富な方でも極めて難しいとのこと。

実際に何時人工受精をしておるのか？何時発情期等を特定しているのか？と訊くと、

牛は発情するとよく動くようになるので、牛の行動を目で見ることで判断、決断するとのこと。

人と同じく新たな命を生むことに絶対は無いというのは解るが、畜産農家にとって繁殖の効率を上げることは生活する為に必要なこと。


其処で富士通殿の技術は牛の足に特殊な足輪を装着することで其処から情報を管理し、牛の発情期も其処から見つけ出すもので御座りました。

此れならば何百頭もの牛を一括で管理出来、作業効率は格段に飛躍致しますな。


てくのろじーとは凄い!!


はっ‼


此れこそが富士通殿の!!


てくのろじーそりゅーしょんか!!!



熊本の未来。


グランメッセには其の未来への道筋が見つかる場なのかもしれぬ。


是非とも皆様には足を運んで頂きたい。



では!!



熊本城おもてなし武将隊 参謀
豊臣方与力衆 参謀
黒田官兵衛孝高