したじきくんとなかまたち

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二宮由希子 作

山村浩二 絵

アリス館

 

 

ぼく、しょうがっこうにいくの、こわいよ。おうちにいたい――。

そう 言っているのは したじきくんです。

入学式が終わり、いよいよ授業が始まるのです。

早く学校に行きたくて張り切る文房具たちのなかで、したじきくんの様子がへんです。

えんぴつたちには仲間がいるけれど、ぼくはひとりぼっちで不安なんです。

でも大丈夫ですよ。あなたを頼りにしている友達がいるのです。

小学校に入学したばかりの1年生は、楽しさやわくわく感を感じながらも、

不安や緊張も持っています。

そんな生徒の微妙な気持ちを、したじきくんが代弁してくれます。

ただの薄い板にみえる下敷きも、ノートにとっては必要な存在で頼りにされています。

授業が始まると、子供たちがそう気づく瞬間がきっと訪れるのです。

自分では分からないかもしれないけれど、誰にでものその素晴らしさがあり、

大切な仲間がいるのですね。

心温まる文房具たちのやりとりが、新学期に子供たちが

抱える不安と緊張を解きほぐしてくれます。

 

    新学期の疲れが出てきたり 連休のはざまで

    リズムを崩したりもあるかもしれません。

 

    そんな時にも あなたが大切なかけがえのない存在であることを

    言葉に出して言ってあげたいですね。

 

    大型連休中の方も カレンダー通りの方も

    素敵なスタートでありますように。

 

    

 

  

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