エクトル・シエラ 作
やまうちかずあき 絵
鈴木出版
ちっちゃいかえるは、ほかのかえるのようにうまくなくことができません。
そこで、ほかの動物たちが、どんなふうにないているのか見に出かけます。
動物たちは、それぞれ違う声でないていました。
ちっちゃいかえるは、自分も自分のなきかたでいいんだと思いなおして
池に帰ります。
思い切って自分のなき方をすると、他の動物たちも、褒めてくれます。
他の人と違っても大丈夫、自分らしく生きていけばいいんだよ、
というメッセージがストレートに伝わってきます。
また、それを温かく見守る周りの目もすごく大事だなと
いうことも描いてあります。
誰もちっちゃいかえるのことを批判しないところもいいですね。
シンプルな絵本ですが、大人もたくさんのことを教えられる絵本です
色合いがきれいで、この時期に読むのにぴったりの絵本です。
懇談会シーズンだから 梅雨の時期だから
心に染み入ります。
コロンビアから来た作者が日本語を勉強してうまく話そう。
きちんと話そうと頑張っていたときに思い切って絵本を読んだとき
『上手！』と褒められ自信がついてことが
きっかけでこの絵本が生まれたそうです。
いいじゃないですか。
ほめられたい 褒められたい 誉められたい
みんな そう思ってます。
タイムリーに ズバリ 相手の心に響くことが
できたら いいですね。
さあ、今日も懇談会、明日も明後日も がんばりましょうっと。