地方では結構終わった番組でも何ヶ月か後に放送されることもあるんですけど、たまたま草野キッドがやってまして、ゲストがほんこんさんでした。


最初はブサイクで笑いを取りたくなかったほんこんさんですが、芸能界でブサイクキングという不動のポジションを確立していき、ついによしもとブサイクランキング初代殿堂入りになるという所まで語っていました。


僕が感動したのは最後の格言です。

ほんこんさんの格言は「世間に合わす」。

我々はサービス業だから、自分の本心では望んでいない事でも世間が望んでいればそれに合わせて行く事が大事なんだそうです。


僕のブログのコメントに「自分のやりたくないことをやって売れても仕方がない」っていうのが来るんですけど、そんなことないよなぁ~とほんこんさんの格言を聞いて確信しました。

ほんこんさんも最初は見た目で笑わせるのはイヤだった。

でも周りや世間がブサイク芸を望むのなら、それに応えるほんこんさんは凄いです。

ただこれって芸人にとって最低限の仕事だと思う。

個人的に好きなことをやるって別に売れてからでも遅くないと思うんですよ。

売れたら待遇や環境も変わるから、できる範囲も広がると思います。

というか売れる前に自分の好きなことして売れないのと、お客のニーズに合わせて売れてから好きなことするのとどっち取るかって聞かれたら間違いなく後者ですよ。

僕は客に媚びてもいいと思います。

芸人は目の前にいるお客さんを喜ばせることが一番大事なのではないでしょうか?



特に「客に媚びない」というポーズをとっている若手は見習うべきです。