鎌倉あたりでは古民家をリノベーションしたお店が多いように感じますが
先日伺った【空花】も築90年の趣ある古民家に手を加えた和食店
エンランスの温かみあるライトと暖簾が印象的です
店内は広々とした空間にテーブル席、入って左端には半個室がある様子でした
早速≪白ワイン≫をオーダー
若き店主は、日本料理のミシュランガイドブック三つ星店【元麻布かんだ】で長年修行され、 銀座【アコメヤ厨房】で料理長を務めた後、ここ長谷の地にお店を開いた女性です
最初のお料理はこんな器で供されました
≪蛤の飯蒸し仕立て≫
餅米の上にはプックリとした大きな蛤 桜の葉と花が添えられて 春を感じる一品
蛤から出たお出汁が驚くほど効いていてしょっぱなから感動致しました
≪お造り≫
≪鰤・蛍烏賊・黒鯛の昆布〆・太刀魚≫
たまり醤油と生醤油で頂きます
≪椀≫
蓋を開けると鰹出汁の香りが鼻腔をくすぐります
≪空豆の真丈・スナップえんどう・うるい・椎茸≫
旬の食材が楽しめました
≪桜海老のかき揚げ≫
この桜海老、一口頂くとさっくりとして海老の旨味と香ばしさがお口に広がるのですがもう一口目はなにやらモッチリとしていて驚きました
これは凄いです 添えられたふきのとうは春の苦味
≪甘鯛の塩焼き≫
何度も頂いている甘鯛ですが とてもしっとりとした仕上がりで今までに無い美味しさ
「揚げ」に続き「焼き」の技の素晴らしさを感じました
≪麦焼酎≫
確かに
≪宮崎牛の頬煮込み≫
シャッキリとした高知産の筍と鎌倉の菜の花の下には箸で容易に切れるほど煮込まれた宮崎牛
丁度良いタイミングで≪土鍋ご飯≫が炊きあがりました
お米の銘柄にこだわっていらっしゃるご飯が美味しくて
頬肉の煮込みと共に頂きました
≪香の物≫
≪味噌汁≫
≪ほうじ茶≫
≪デザート≫
≪酒粕のアイスクリーム入り最中≫
≪わらび餅≫
あまりに素晴らしい和食を頂き幸せなnight
見送って下さった店主に心からお礼を言いました
季節が変わらぬうちに是非再訪したいなぁ~