執筆秘話 | 英語が会社の公用語になる日

執筆秘話

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英語が会社の公用語になる日

英語が会社の公用語になる日/工藤 紘美

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将来の夢は何ですか?

と聞かれると「小説家です」と答えています。
どこか南の島で物語を書きながら暮らせる日が来たら、
本当に幸せだと思う。

そんな夢のためにも、
何か自分でできることを準備したい。

ずっとそう思っていましたが、仕事が忙しいのを言い訳に
もう10年以上物語を創っていませんでした。
あまりにも日々の仕事が気になって、創れなかったという方が正しいかも知れません。

そのうち色あせていく夢なら
それはそれで終わるんだと思うのですが、
どっか根っこにはいつも物語を綴っていたいという気持ちはずっと残っていました。

そして今回はこのようなビジネス小説を書くチャンスをいただき、
本当に嬉しかった。

毎日午前中の2時間を執筆の時間にあてて、午後13時から20時を本業の仕事の時間と割り振って約2ヶ月半かけて書き上げました。
それが私の想像以上に大変な作業でした。
土日は自習室やスターバックスに籠って書きました。
それでも一日中執筆するのは無理なので、途中でホットヨガに行ったりして
リフレッシュしながら書きました。
それでも苦しくて何度も挫折しそうになりました。

「ウーもう駄目だ」って思った瞬間に
自分でつくり出したキャラクターが突然話しかけてくることもありました。

杏「私も頑張って毎日英語の勉強しているんだから、それぐらいでへこたれないで」
と、主人公に叱咤激励されたり、
信吾「もう少しいい男に書いてくれないかな?」と愚痴られたり。

キャラクターに息が吹き込まれると、人物がどんどん動き出してきます。
それは書いているととても楽しい瞬間だったりします。