本を書くことになったきっかけ | 英語が会社の公用語になる日

本を書くことになったきっかけ

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英語が会社の公用語になる日

英語が会社の公用語になる日/工藤 紘美

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今日は恵比寿の駅前のアトレの本屋さんに立ち寄ってみました。
奥の語学コーナーに平積みにされていました。
こうやって自分の書いた本が並んでいるというのは、
とても不思議な感じです。

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この本のきっかけは、私が身を置いている通訳翻訳業界のことをもっと知ってもらいたいという思いからでした。

最初「もしも僕の彼女が同時通訳者だったら」というストーリーの企画を考えました。残念ながら企画は通りませんでした。下記の2つが大きな理由でした。

1)ストーリーものは、最後まで書き上げてみないと分からない。

2)通訳者と限定してしまうと、読者層が限られてしまう。

でもそこであきらめませんでした。

もっと一般の英語を勉強したい人に通訳メソットを紹介するのはどうだろうとかと思い2つの企画書を書きました。

1)ある日突然外資系企業にM&Aされた企業で働く会社員を描いたもの
2)ある日突然会社の公用語が英語になった企業の会社員を描いたもの

どちらも主人公たちは英語が苦手で、通訳メソットを使いながら英語を勉強していくシーンを入れました。2番の公用語が英語になるというのはタイムリーな話題だということで企画が通りました。また私が本当に得意なのは、物語を作ることだということで、強みを生かしてビジネス小説の形にしてくださいと言われました。
本格的に企画が通る前に「一章だけ書いてください」ということで、先に1章のラフ案を提出して本格的にGOサインをいただきました。

そうやってこの本は生まれました。
物語を作るのは本当に苦しい作業だったのですが、
でも本当にやりがいのある日々でした。