2009年01月20日

太宰治の名言集を出版します!「太宰治 一五〇の言葉」(PHP研究所)

テーマ:生誕100周年・太宰治


山口智司の『快筆乱麻』


「生まれてすみません
 太宰治 一五〇の言葉」

(PHP研究所)

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昨日 も新刊告知をしましたが、
引き続き、新刊が出ます!
 

カバーはアジカンのCDジャケットで
お馴染みの中村佑介さんです。
 

本屋に並ぶのは、29日あたりです。
 
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セブンセンドワイ
  

今年は太宰治の生誕100周年。
太宰文学の一端に触れてみては

いかがでしょうか。

 

以下、「はじめに」より抜粋します。

 

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「生まれてすみません」
  
そう言った太宰が生まれてから、
ちょうど一〇〇年が経った。
 
太宰は一九〇九年六月十九日、
青森県北津軽郡金木村の名家に生を受け、
一九四九年に愛人と心中自殺を遂げた。
太宰の遺体が玉川上水で発見されたのは、
奇しくも四十歳の誕生日だった。
  
「幸福感というものは、悲哀の川の底に沈んで、
 幽かに光っている砂金のようなものではなかろうか」
 
本書で各章にわたる名言を辿ることは、
まさに太宰とともに悲哀の川の底に沈み、
ひそかに光る希望を捕まえにいくことである。
 
太宰の言葉には、ごまかしがない。
ゆえに、名言といっても
聞き心地のよいものばかりでは決してない。
 
「真理の発見は必ずしも人に快楽を与えない」
 
これも太宰の言葉だ。
 
だが、地獄を知っている人間が語る人生の光は、ほんものだ。
それを求める人が、太宰が活躍した時代よりも、
はるかに多いような気がしてならない。


太宰治は、醜悪な自意識、世間の欺瞞、
そしてあらゆる偽善を見抜く鋭い感受性がゆえに、
激しく苦悩した。
だが、それでもなお希望を手繰り寄せ、
必死に「生きよう」とした作家であった。
 
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本書で収録しきれなかった
太宰治の未掲載・名言を
当ブログで掲載していきます。

http://ameblo.jp/kuchiyamada/entry-10192423836.html



コメント

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1 ■呪文

私も太宰が好きですが地元の新聞に梅内美華子さんという県内出身の短歌作家が太宰の作品に出てくる「名文」を呪文のようだと書いてました。私は読んだことがないのですが右大臣実朝の中で「アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ。人モ家モ暗イウチハマダ滅亡セヌ」というフレーズがありしびれたと書いてました。私も同感です。

2 ■ども

太宰本

買おうと思います。

3 ■ペタありがとうございます

私もブログに書いておりますが、かつて太宰に心酔しほとんどの作品を読破し、果てには太宰の研究本など読みまくりました。
ふと、このままでは自分がだめになると思ったのか(笑)すべての書籍を処分しました。
ある意味それは良かったのですが、今はやたら懐かしく、読み返したい思いでいっぱいです。
今なら客観的に受け入れられそうなので。
文章は本当魔術師と思いましたもんね。
本人も言葉だか文章だかのペテン師とか書いていた記憶があるのですが。
何となくうろ覚えなのですけど、「家庭の幸福は諸悪の根源」とか書いてませんでしたか?『ヴィヨンの妻』だったかな。
家庭の中だけでぬくぬくと幸福に浸っていると、社会の苦しみに目が行かぬ、みたいな意味だったような。
違っていたらすみません。
また読み返したいです。

4 ■斜陽館

実家だった金木の斜陽館には2~3回ぐらい行き中にも入りました。地主だったので確かに大きい家ですが田舎者のなり上がり的な品のない派手な家でした。ただ金木から見える岩木山は品のある女性のような淑やかな姿です。承認の仕方がわからないので、すみませんが少しお待ちください。

5 ■無題

■tasugi1953mtさん

コメントありがとうございます。
金木の斜陽館は圧巻ですよね。
あの豪邸が建てられ、最初に生まれた
子供が太宰でした。
右大臣実朝は太宰がどうしても書きたかった
人物です。
「アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ。
 人モ家モ暗イウチハマダ滅亡セヌ」
のフレーズは実にいいですね。
ありがとうございます。

■シゲサクさん

おお!ありがとうございます!
トラブル中ではなく、解決したら
是非に(笑)
大変だったみたいですね。
ドンマイ!(←最近言わない言葉)

■水彩さん

太宰のことを書いてらっしゃったので
ペタをつけさえていただきました。
家庭の幸福は諸悪の根源とあったのは
「家庭の幸福」という小説ですが、
あれは確かに良かったです。
僕も好きな作品の一つです。
今なお色褪せないどころか、
ますます輝きを増しているようにさえ思います。
水彩さんのように、懐かしく振り返りたい方も
多いのではないか、と思いこのような本を出版しました。
また当時には気付かなかった太宰の見方が生まれるかもしれません。
コメントありがとうございます。

6 ■太宰を知る機会

TBありがとうございます。

今年は、生誕100ということで、
映画化が進んでいす今日ころろですね。
今まで興味を待ったことがなかったのですが、
このブログ記事を拝見して興味が出てきました。

太宰を知る機会になりました。

地味に物書きしている者ですから読まなきゃいけませんよね。


7 ■無題

コメントありがとうございます。
映画は楽しみですね。
yamapiも物書きをされているのですね。
太宰は言葉の選び方が絶妙だと感じています。
100周年の節目に太宰文学に触れる方が増えると嬉しく思います。

8 ■面白そうなので

早速注文しましたー(・∀・)

ペタありがとうございます。

9 ■おめでとう!

出版おめでとう!
自分のブログでも紹介させていただきました!

今度斜陽館に行ったら、布団部屋じゃない部屋に宿泊したいです(笑

10 ■無題

■姫様

なんと!ありがとうございます!
嬉しいです。
またブログに遊びに行かせていただきます。
期待に応えられるとよいのですが。
また感想をお聞かせ下さい。

11 ■無題

■としぼーさん

ありがとうございます!!
あんなに大々的に取り上げていただけるとは・・・。
お礼の言葉もありません。
しかし、としぼーさんが太宰好きと知ったときは驚いたなあ(笑)
今度、青森行きましょう!

12 ■無題

ペタありがとうございます。
コラムを読んでいるような感覚で引き込まれました。
太宰作品では「女生徒」が好きです。
またブログ読ませて下さい。

13 ■無題

コメント有難う御座います
これからも宜しくお願い致します

14 ■無題

■aaさん

ありがとうございます。
女生徒、は僕も好きな作品の一つです。
よろしくお願いいたします。

■Masakiyoさん

いえいえ、こちらこそよろしくお願いいたします。

15 ■銅像

生誕百年を記念して地元の五所川原市(金木町が五所川原市に合併しました。)が全国から寄付を募って太宰治の銅像を地元の芦野公園に建てるそうです。

16 ■>>tasugi1953mtさん

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090129201230.asp?rss=20090129

おお、これですか!
どんな銅像になるのだろう・・・。
寄付金がどれくらい集まるかも気になります。

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