資格商法にひっかかった(1)
テーマ:悪徳勧誘は突然に大学4年生、6月。
もうほとんど内定が決まっている中、
僕はいまだ決まっておらず、
おまけに初めてできた彼女にもふられた。
だからちょこちょこ就職活動をしながらも
憂鬱な気分で部屋で寝転んでいることが多かった。
そこに1本の電話。
とるとなんのことはないただの資格の勧誘だ。
しかし普通はこういったものは女性だが、
相手はおじいちゃん。
いろいろ就職活動のことを聞かれたので
「資格はやりませんよ」
と前置きしながら 自分の状況を説明した。
すると、
「受け答えもしっかりしているし、
自分のやりたいこともわかってる。
君みたいな人な内定が決まらないのはおかしい。
君のような才能ある若者にこの資格をやってほしい」
は?だからやらんちゅうに。
20万も・・・。
「 費用は僕が出します。
君みたいな優秀な人にこの資格を広めてほしいんだ」
彼の名は佐藤昌平(仮名)。
その後、彼との親交は深まる。
東京の自宅にも何度もお邪魔し、
奥さんの手料理でもてなしてもらい、
「もし仕事が決まらなくても東京にきなさい。
部屋は用意します」
と言われ、佐藤さんは僕の母親にも会ってこう言った。
「口山田君のことはまかせてください」
半年後の12月。
僕はまだ内定がでてなかった。
「佐藤さんがいるから決まらなくても
東京にでればよかろう」
と思い就職活動は休止して、
出版業界のことを知るために京都の丸善で、 アルバイトをしていた。
佐藤さんからはあれから資格を一つ、二つ加えてすすめられた。
「費用は全部出しますから」
最終的に佐藤と契約していた額は100万以上にもなっていた。
12月の末に自分の口座から引き落とされる。
その前に佐藤から入金があるはずなのだが・・・。
「おい口山田、佐藤さんから入金されへんぞ」
友達からそんな電話がかかってきた。
そう、僕はそのとき友達5人にも資格をすすめ、
佐藤さんはそれらもすべて「口山田君の友達ですから全部出す」
と言っていた。
友達5人は20万円ずつ。
引き落としが僕より1ヶ月はやいのだが、入金されない。
佐藤さんに急いで電話する。
しかし帰ってきていない。
奥さんに事情を説明する。すると奥さんはこう言った。
「佐藤が自腹で出すって?
そんなお金うちにはありませんよ!
えっ、東京に部屋?
ははは、佐藤の冗談じゃないですか」
だまされた。
佐藤はそれまで大金持ちをふるまっていたのだが、
すべて嘘だった。
そういえば佐藤が資格をすすめてくるのはいつも月末。
今思えばきっとノルマがあったのだろう。
血の気がすーっと引くのがわかった。
【つづく】
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「資格商法にひっかかった(2)」
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1 ■ぎゃっ!!!
うあああああ(;´Д`)!!!
うちのねーちゃん、、逆に、
『資格商法の勧誘の仕事しませんか?』
っていう勧誘うけてました(滝汗)
恐ろしい仕事!!!!