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前回
のあらすじ
「新しい変身スーツ、見つけてきました！」
「ず、ずいぶん、早いギャね
…そんじゃ見せてみるギャ！」
「では、変身しに行ってきます！」
（数分後）
コンコン
「失礼しま～～す！」
「やぁ！理工学部は利口だよね！」
「……」
「……」
「………」
「却下。」
「ひゃん☆」
早速却下されたクボーケンの新変身！
果たして無事に変身できるのだろうか！？
…
……
「よいこのみんなもわるいこのみんなも
ちゃお～って言っちゃお～☆
…って茶王（ちゃおう）がいってるよ！」
「……茶王ってなんだぎゃ？」
「…お茶の…王様…かな？
…静岡在住だよ。」
「……もうその変身解いていいんじゃないか？」
「…」
「新しい変身っても
今までのベースで考えていいんでないの？」
「今までのベースか…」
「そうだぎゃ～！今までのに
何か加えるだけでもいいぎゃ～！
今流行の『ちょい足し』って奴ギャ～！」
「わかりました！パーティーグッズに頼らず、
今までのをベースに
新しい変身スーツを自作してみます！」
…
……
「でだ、そうやって見栄はったけど
自作するったってどうすんの？」
「クボーケン自作モード！」
「ＯＨ、なんというか涙ぐましい努力」
「もうこの際、四の五の言えないのですよ！
こっからかなり作業工程を淡々と語るよ！」
「手短に頼むわ」
まず特徴的なペットボトルをカラーリング！
スプレーでシュシュッとカラーリング！
血じゃないですからね！ノットバイオレンス！
これが普通のとの見比べ。
綺麗にカラーリングできました。
「おぉ、これで完成だな！おめでとう！」
「甘い！甘すぎる！
甘食ほどの程よい感じで甘すぎる！」
「いや、程よいなら甘すぎじゃないだろ…」
光沢が足りないので銀色のフィルムを使います！
さっきのカラーリングしたのとしてないものの間に
銀フィルムをサンド！
見事に左手のアーマーが完成！
さぁ、次は胴体だ！
用意するのはコチラの特殊素材！
「…特殊…素材？わさビーフって」
「特殊素材です！特殊な素材を入手したんです！」
その特殊素材に設計図を投影し
特殊な器具を用いてカッティング！
「カッターね
至って普通のカッターね」
そこに銀フィルムをコーティング！
これで胸の中央の部分が出来た！
では胴体アーマーの作成だ！
さっきの特殊素材の余った部分を使って土台を作成
そこに強度抜群の特殊銀でコーティング！
「さっきまで『銀のフィルム』とか
普通に書いてたジャン！なに特殊銀って！」
それをカラーリングして更に強度倍増！
それを乾かして完成！
…
…かと思いきや、
ハプニング発生！(今回の山場)
「今回の山場って…」
お気づきだろうか！？
カラーリングが剥げているのだ！
「いいじゃん、そのまま使っちまいなよ」
「否！そういうわけにはいかないのだ！」
「とりあえず特製ドリンクを飲んで落ち着こう！」
「いや、その毒々しい色のドリンク
どう考えても落ち着けなさそうだけどな」
特製ドリンクのおかげで落ち着いたので
特製銀のコーティングで特製アーマーを作成
「『特製』つけすぎだろ。
さっきまで全然特製つけてなかったじゃん！」
それを丁寧に
普通の油性マジックでカラーリング！
「あ、ここは普通に油性マジックって言っちゃうんだ」
次はベルト！
変身用ＭＤが入るように特殊素材をカット！
ベルトの帯が通るように加工して…
銀フィルムでコーティング！
手のアーマーも固定できるように
特殊手袋とドッキング！
完成！
これがクボーケンの新スーツだ！
「おぉ、よかったな～
じゃあ、さっそく変身すればいいじゃん！」
「言われなくともやってやりますよ！
よし、変身だっ！
マイバースデーイズオーガスト！」
「愛と勇気と恥さらしの戦士
クボーケン コミングソーン！」
「よし、こっからだな」
「この新アイテムを使うんだな！」
「いくぞ！」
カシャン！
ピカー！
ギュイーーーン！！
「おぉ！」
シュルルルルル！
「おぉ！何か出てきた！」
ヒューーン！
「……あ」
「行っちまった…な」
「…行っちまったね」
「追いかけないと…まずい？」
「たぶん…な」
「ちょっくら行ってくる！」
新しいスーツが完成したのに
まだ変身が出来ないクボーケン！
あのＭＤはどこへ飛んでいってしまったのか？
そしてクボーケンは無事に変身できるのか！？
次回へ続く！
「いや、変身してるの知ってるし！
次回ＭＤ見つかるんじゃろ？」
「細かいことは言いっこなしですよ」
わからない人は
公式サイト か総集編っぽい第１６話 を見よう！