気になる未成道 柿生町田線(その5) | kubodiのちっとも新鮮でないネタ

気になる未成道 柿生町田線(その5)

2011年1月、4月、2014年3月訪問
 

川崎市と町田市を結ぶ都市計画道路のひとつ。
神奈川県に入っても、相変わらず未成区間が続きます。

 

しばらく鶴見川と東に並走する柿生町田線ですが、鶴見川はこの写真の辺りで柿生町田線と交差し、徐々に南へと針路をとり別れていきます。柿生町田線は徐々に北へと針路をとります。

鶴見川を渡った先にあるこの保育園の建物は道路とは斜めに建てられています。建物は道路と並行に建てられる場合が多いですが、どうもこの保育園は将来建設されるであろう柿生町田線に並行して建てられ、道路用地となる部分は現状では駐輪場や駐車場として使用しているようです。

鶴川高等学校と鶴川短大付属幼稚園の敷地を分断する形で柿生町田線を敷設する計画のようです。ちなみに、この高校と幼稚園は明泉学園という同じ学校法人が運営しているようです。
 

仲村橋交差点で県道12号横浜上麻生線と交差します。この先柿生駅方面はしばらくは現道の拡幅や線形改良での整備となります。

仲村橋交差点の町田駅寄りには少しだけ用地買収された場所があります。交差点のすぐ町田寄りで鶴見川の支流である麻生川とも交差します。

柿生駅へと向かう道が少し左にカーブしているこの写真の辺りで柿生町田線は現道とは離れる計画になっています。

柿生駅の近くではすでに用地買収が行われている場所もあるようです。

柿生駅南口の駅前広場です。
駅前広場に至る道がどれも狭いせいか、現状では路線バスは追放されタクシーばかりが乗り入れています。

駅前広場に設置された看板です。
当面は柿生駅にごく近い場所だけを整備するようです。川崎市の都市計画図を見ると、最終的には駅前広場も線路ぎりぎりのところまで拡張されるようではありますが、どうも今回の工事では駅前広場の拡張は行われないようです。
本当に左の「完成イメージ」のように路線バスの駅前広場への乗り入れが復活するのか、気になるところではあります。

追放されたバスが乗り入れる、暫定バスターミナルです。駅から少し離れていて、なおかつそれなりの坂を登らないとたどり着かないところにあります。現状ではバリアフリー、ユニバーサルデザインといった施策に対応しているとは言い難い状態です。
南口バスターミナルからは溝の口駅、たまプラーザ駅方面などへと路線網が展開しているようです。

この辺りまでを暫定的に整備する予定です。
左に見える建物は現状の道路から少し離れて立っており、駐車場の部分が柿生町田線の道路用地となる予定です。

柿生町田線の起点です。尻手黒川線から丁字路で分岐します。将来道路が建設される予定のため、この部分だけはコンクリートの擁壁ではなく、土が姿を現しています。
 

上の写真とほぼ同じ角度で2014年3月に撮影。柿生町田線に沿う形でマンションが建ち、盛土も部分的に切り崩されたようですが、道路の方はいつ完成するのか見通しが立っていないようです。

右:起点 
左:柿生駅、町田方面

前の写真のマンションがこの写真でも右側に写っています。左に写る現道はカーブした先で柿生町田線と交差するようですが、現道は坂を下り高低差が発生するため、立体交差、すなわち柿生町田線が橋で現道を跨ぎ越すかたちで建設される可能性が高そうです。

 

「その6」では、柿生町田線沿線で個人的に特に気になる場所について少し話を広げられればと思います。