気になる未成道 中新田立川線&立川青梅線(その2) | kubodiのちっとも新鮮でないネタ

気になる未成道 中新田立川線&立川青梅線(その2)

いよいよできかけ感たっぷりの交差点に迫ります。

 

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まずは交差点のある場所の地図です。交差点から東西に延びる立川青梅線と、南北に延びる中新田立川線によって、「都営住宅矢川北団地」と呼ばれる土地が3つに分断されている様子がうかがえます。ただ、2本の広い道路はどうやら団地の敷地の中で行き止まりになっているようです。

 

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まさにこの団地では道路建設の是非をめぐってオーラがぶつかり合っています。

 

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交差点の北東方面を向いて撮影。北へはまだ道路ができていないようですが、東には道路がすでに延びていて、「さくら通り」と名付けられています。

 

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東西に延びる立川青梅線はこんな感じです。たくさんガードレールが並んでいます。

 

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南北に延びる中新田立川線はこんな感じです。こちらもたくさんガードレールが並んでいます。非常にまぶしい写真で申し訳ありません。

 

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立川青梅線は右側を走るJR南武線に突き当たって行き止まりになります。

 

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中新田立川線も同様にJR南武線に突き当たって行き止まりになります。

 

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南武線の反対側から立川青梅線を望む。線路の手前は畑になっています。

 

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南武線の反対側から中新田立川線を望む。こちらも線路の手前は畑になっています。

国立市の都市計画図を見ると、2本の都市計画道路は南武線と交差する部分だけ道幅がきゅっと狭まった形で描かれています。この道幅の変化が何を現すかというと、どうも道路が高架か地下で地上の線路と立体交差するということのようです。

線路を挟んで極端に土地の高低差があるわけでもないのにこんなことをするのはあまり良くないと思います。南武線が地上を道路に譲り、地上に道路を建設する形の方がはるかに良いと思います。

現在の計画図を現地の状況に合わせるとすれば、ガードレールで囲われた部分は将来は側道になり、中央部に南武線と交差するトンネルまたは橋が造られるようです。

 

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最後に、多くの写真に現れていたあるいはとても背の高いキノコのような建物の銘版です。地図で「給水塔」と書かれていたものです。多くの日本の団地で、シンボルのような存在になる建物ではないでしょうか。

日本鋼管という名前はなくなってしまいましたが、日本鋼管で制作されたものは今でもこの場所だけでなく世界各地で与えられた役割をしっかり果たしているはずです。

 

グルメリポーターの彦摩呂さんのように、

 

 「ガードレールの天国や~!!」

 

と叫びたくなるような場所でした。