気になる未成道 権太坂和泉線(その5) | kubodiのちっとも新鮮でないネタ

気になる未成道 権太坂和泉線(その5)

権太坂和泉線は、横浜市戸塚区に入ります。

 

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戸塚区名瀬町に入って間もなく、またできかけ道路が現れます。訪れた日には、できかけ道路の入り口部分はこのように紅白の垂れ幕で彩られていました。どうも写真右上の高台の土地を分譲するらしく、その土地の見学会を開催していたようです。幹線道路へのアクセスが良好なのは大きなプラスポイントだと思います。

道路用地にはテントが設置され、駐車場として使用されていました。僕もハッピを着た人に「ご覧になって行かれませんか」と呼び止められましたが、お金をあまり持っていない僕が土地を見ても冷やかしにしかなりませんのでこの時は入りませんでした。

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この場所は実は2008年にも訪れています。これがその時の写真ですが上の写真の軽トラックの右側から撮影したと思います、すでに道路は出来上がっていました。ただ、右上の分譲地はこの時点ではまだ影も形もなかったようです。

本来、権太坂和泉線は4車線道路になる予定ですが、現時点では暫定的に2車線のみ供用となる模様です。この場所は工事が行われた場所の端点で、この写真の後ろ側(和泉町方面)はまだ手がつけられていないため、権太坂和泉線側の道路の線形を無理やり捻じ曲げて現道を本線と扱っています。権太坂和泉線が全線開通した暁には写真中央の用地にまっすぐに路盤が伸びるはずです。 道路が出来上がっているにもかかわらず、少なくても2年以上供用されていないようです。

kubodiのちっとも新鮮でないネタ通せんぼされている部分の反対側にまわりこんできました。この辺りでは大きくカーブしています。本来は和泉町方面の車線となる2車線分のスペースで対面走行となります。
kubodiのちっとも新鮮でないネタカーブした部分は中村栄橋という橋になっています。それにしても立派な橋です。少なくても2年もの間、ほとんど車も歩行者も通していないとはもったいない話です。
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橋の下は普段はグラウンドとして使用されます。この日は夏祭りだったようで、ここでもテントを設置したり提灯を吊り下げたりと、会場設営が行われていました。

ただし、大雨が降ったときにはこの場所に雨水が貯まる仕掛けになっていて、この地域を洪水による水害から守るという重要な役割を担う場所です。

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中村栄橋を渡り終えた地点から権太坂方面を向いて撮影。

この地点から約300m程は暫定2車線で供用されています。すでに沿道には建物が経っています。

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前の写真とほぼ同じ場所で2008年に撮影。

右側の建物はまだ工事中です。道路の左側に名瀬川が流れており建物が建てられないため和泉町方面の2車線と歩道を供用しています。写真奥にクレーン車が見えますが、この頃は未供用の2車線の用地で名瀬川の護岸改修工事が行われていました。

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ここでちょっと変わった写真を1枚。

未供用でガードレールに囲われた場所で、カメラをアスファルトの上に置き、小動物の視点に近い角度で撮影してみました。

現状ではアスファルトの高さが道路の側溝よりも低く、完全供用するときにはさらにアスファルトで厚く舗装する必要があります。

kubodiのちっとも新鮮でないネタ供用区間の最果てまで来ました。左に急カーブすると名瀬道路に突き当たります。この地点から約150m先で都市計画道路桜木東戸塚線が右方面に分岐します。神奈川県道218号弥生台桜木町線はこの交差点からは桜木東戸塚線と重複するため、長らく重複してきましたがこの地点でお別れすることになります。
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急カーブのあとの、名瀬川を渡ったところで撮影。

名瀬川の流れを直線的に改修します。桜木東戸塚線は写真右の小山に沿うような形で南東方面に向かい、権太坂和泉線は名瀬川を渡り北東方面にそれぞれ向かうようです。

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権太坂和泉線と名瀬道路の交差点を和泉町方面を向いて撮影。

横切るのが名瀬道路です。左奥に前の写真にも写る小山があります。

kubodiのちっとも新鮮でないネタ前の写真の交差点から約700m程、4車線で完全供用された状態で権太坂和泉線が走ります。しかしここで4車線の道路が唐突に行き止まりになります。

 

「その6」ではいよいよ権太坂和泉線のハイライトとも言うべき場所をご紹介いたします。