ジーサンズ はじめての強盗 | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

ジーサンズ はじめての強盗(原題:GOING IN STYLE)
2017年アメリカ 日本公開2017年6月
監督ザック・ブラフ
マイケル・ケイン/モーガン・フリーマン/アラン・アーキン/マット・ディロン
クリストファー・ロイド
画像
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

【雑感その1】
おもしろかった! 
賛否両論あるようですがわしは非常におもしろかったし大好きなタイプの作品でした。
こんなおじいちゃん3人組の映画を
そもそも年寄りスキーなわしは見ないはずがない!
大好き!最高!

主演の3人はまぁいわずと知れた名優だけど
この映画は軽い気持ちで見るのがおススメ。
ちなみに主演3人の出演バランスは マイケルケイン=モーガンフリーマン>アランアーキン
な感じですかね。 
とにかく何も考えないで楽しんだモン勝ち。
つっこみどころも多いけどそれさへ特に気にならないくらいライト。
キャストがもったいないとかいう意見も多いけど
なんか本人たちも楽しんで演ってるんじゃないかな~(あくまでわしの個人的な意見)。
そういう風に思えるくらい見てるこちらも楽しかった。
ゲラゲラ笑うタイプの作品ではなくて
ククッと口の端で笑っちゃうような感じかな。
とびぬけた悪いやつも出てこないし、安心して見れます。
上映時間もちょうどよく全体的にコンパクトに仕上がっていて
あと伏線の回収もきっちり出来ていてお見事。

一応リメイク作品なんですが元作品のタイトルは お達者コメディ/シルバーギャング です。


【あらすじ】
ジョー達、お年寄りは年金生活でそれなりに生活していたが
ある日長年勤めた会社が買収され、彼らの年金が再編費用にまわされてしまい
支払いを止められてしまう。
家を差し押さえれられ、かたや病に悩まされる彼らだが
ある日ジョーが強盗計画を2人に持ちかける。


【キャスト】
ジョーを演じるのはマイケル・ケイン。
一応庶民なじいちゃんなんだが、どこかしら気品が漂うのは、マイケル・ケインなんだから
仕方ないよね。許せちゃうわ。
小綺麗なじいちゃん好きだわ。

ウィリー役にモーガン・フリーマン。
気品が消し去りきれないマイケル・ケインとは違って庶民感があって
なんとなくその寂しさに見てる人を感情移入させてしまう人だなぁって思う。
まさか彼もこの年でETするとこになるとは思わなかっただろうな。

アル役にアラン・アーキン。
アラン・アーキン最高。
出演は他の2人に比べて少ないんだけどなかなかの存在感。
これは見てもらわないとなんとも。
わしはこのアルが3人の中じゃ一番好き!

捜査官のアーロン役にマット・ディロン。

ミルトン役にクリストファー・ロイド。
ボケっぷりがナイスである意味一番印象にのこったかもしれん。

へスース役にジョン・オーティス。
3人のじいちゃんに強盗のイロハを教える役どころ。
かなり好印象でした。



【雑感その2】
ウィリー(モーガンフリーマン)とアル(アランアーキン)が同居してて、
そのお向かいに(ジョー)マイケルケインが住んでるって設定がめちゃくちゃツボッた。
いいよね~ああいうの。
わしも将来ばあちゃんになったらそんな風に生きたい。
仲良し感が出ててすごくよい設定だなって思いました。

序盤にウィリーが銀行強盗の場に居合わせるんだけど
そのときの最初の銃声にめちゃくちゃ驚いて
椅子をガタッとさせてビビッたのはわしです。恥ずかしい…。

とかくわしはアルが大好きになった!
立ち居振る舞いとかが好き。あと友情に厚いとことあの走り方…。
上でも書きましたが3人の中では一番露出がすくないですが
それなりにキーマン。
そして笑わせてくれる。
アランアーキンはもうちょっと小難しいイメージの人だったので
こんなコミカルなこともするんだ!とギャップに萌え。
さすがモテモテで現役のアルだわ。
もちろん主演の3人だけでなく
実は脇を固める方ももなかなか個性的で、アクが強い。

なんだかんだいって強盗シーンはドキドキするし
あーもう、はやくはやく!!って気持ちが急く。
そして到着の遅いパトカー。
ガバガバのFBI。
とにかくすべてが楽しい。
面白いというより楽しい作品。
是非機会があれば見て欲しい作品であります!

わしゃDVD出たら買うかもしれない候補です。


2017-⑬