本当に久しぶりの更新です。


ニコンは「Nikon 1」を10月20日に世界同時発売です。
コンパクトデジタルカメラ並みの小型・軽量ボディとレンズ交換の楽しみ・拡張性
を両立させたデジタル一眼カメラの新ジャンル「ミラーレス一眼」に、“レンズ交換

式アドバンストカメラ”として新ブランド「Nikon 1」を引っさげて参入すると発表しま

した。


ミラーレス一眼で、ニコンは、パナソニック、オリンパス、ソニー、PENTAXに続く5
社目、ユニット交換式の「GXR」をもつリコーも入れれば、6社目になります。


ミラーレス一眼は、一眼レフに比べて、全ての機種でかなり小型になりました。

パナソニックとオリンパスは、小型イメージセンサーのメリットを全面に出してミラ

ーも無くして、小型のレンズ交換式カメラを新提案しました。


マイクロフォーサーズです。


これに対抗して、ソニーが、デジタル一眼レフに使用しているイメージセンサー

APS-C型を採用して、小型だが高画質で勝負しました。


ペンタックスは、コンパクトデジカメで使用する超小型イメージセンサーを採用しま

した。画質面は最近のデジタル技術で補っています。


コンパクトデジカメがレンズ交換出来るようになったイメージです。

使いやすさがいっぱいになっています。


ニコンが採用したイメージセンサーは、マイクロフォーサーズよりも小型です。


しかし、ミラーレス一眼の課題とされてきたオートフォーカス性能も改善しました。


撮像素子の画素内にAFセンサーを内蔵する撮像面位相差AFを採用し、デジタル

一眼レフカメラの位相差AFと同等の高速オートフォーカスを可能にしています。

従来のコントラストAFも利用でき、位相差AFではフォーカスを合わせにくいシーン

でも的確にピントが合わせられるようになりました。


連写は最速60コマ/秒(AF固定時)で、AFを追従させた場合でも10コマ/秒の高

速連写ができるとのことです。


交換レンズは、他社のカメラには使えません。(パナソニックとオリンパスはOK)
どのメーカーで行くのか。
キャノンの出方も気になりますね。


感光部に、ちょうど良い光を当てることで
綺麗な写真を撮ることが出来ます。


綺麗に写る露出を適正露出と言います。


光を取り入れる時間をシャッタースピードで
決めます。


一度に取り入れる光の量は絞りで調整します。

適正露出という面積をシャッターと絞りで決定
します。


つまり、シャッタースピードを上げた分、絞り
を開ける。


絞りを絞った分、シャッタースピードを遅く
して、同じ面積にすれば、どちらも綺麗な写真
を得る事が出来ます。


適正露出になれば、綺麗な写真が撮れるなら
カメラに任せておけば、それで良いのでは?


この考え方が、馬鹿チョンと言われる撮り方で
これはこれで問題有りません。


しかし、例えば、スピード感を出すために
動いている物を、あえて遅く写すと動きが
出せます。


絞りを解放に近ずければ、レンズの特性で
撮りたい物の後ろを大きくぼかせます。


噴水の水を流れるように写すことも、水滴を
一粒一粒表現することも出来ます。


同じ被写体を異なった写真に表現できる
これが、シャッターと、絞りのマジックです。


適正露出でもう一つ大事なのがISO感度です。
低感度の方が綺麗な写真になります。


しかし、夕方から夜間は光量が足りなくなります。
最近のデジカメは、かなり良くなりました。
ISO感度400までは積極的に利用してください。
多少荒れますが、ISO800もお勧め出来ます。


ISO感度を上げれば、シャッタースピードと絞りに

余裕が出来ます。



今日は僕の好きなリコーとペンタックスのニュースです。

事務機器大手リコーは1日、光学機器メーカーHOYAが

もつ「ペンタックス」ブランドのデジタルカメラ事業を10月

に買収すると発表した。


ペンタックスブランドの商品展開は続け、生産拠点や従

業員も引き継ぐ。


リコーは、一眼レフカメラの技術と知名度を持つペンタッ

クスを取り込み、カメラ事業をてこ入れする。


リコーはコンパクトデジカメで他社とは、違ったコダワリ

のデジカメを出しており、それなりのユーザーを持って

います。


ペンタックスのデジタル一眼レフも、キャノン、ニコンの

2大一眼レフカメラ会社には、売り上げでかなり負けて

いるが、製品には定評が有り、リコーが買収するのは、

僕としては大歓迎です。


HOYAは、もともとカメラには興味が無かったので、何

時かはペンタックスが消えて無くなるかも、と思ってい

ました。