オリンパスと山一證券
2011-11-09 16:16:40 テーマ:ブログ
オリンパスの巨額粉飾決算事件の記者会見に出席して、97年の山一證券の会見を思い出した。報道陣は「”飛ばし”の金額と経緯を教えろ」と詰め寄ったが、2週間前に社長になった高山氏が知るはずもない。山一の最後の社長となった野沢氏は「社員は悪くありません」との名セリフを残したが、オリンパスの高山社長も「グループ4万人の社員のために頑張る」と述べた。2人に共通するのは、事件の概要を知らないことだ。野沢氏は、経営中枢とは縁遠い個人営業部門や地方勤務が長い。高山氏は高専出身のベテランエンジニアで医療用機械の開発に携わった。経営企画や財務と関係ないからこそ、社長に起用された人物ともいえる。山一は最終的に廃業に追い込まれたが、オリンパスはどうなるか。世界シェア7割を誇る内視鏡の価値は変わらないので、内外から、引く手あまたになるかもしれない。





