フクロモモンガ・ニューカラー | フクロモモンガやツノガエル/ペットショップ

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フクロモモンガやツノガエルや小動物の紹介です。

2日間ブログをお休みしていた所、大勢のお客様から心配のメールやご連絡を頂きまして、ご心配をおかけしました。

先日体調を崩して1日ブログを書けなかった時に、ずっと続けてきたブログの更新が止まって自分の中で何かが折れたような気して、さらに忙しい事もあってこのままフェイドアウトしそうでしたがもう1度頑張ろうと思います。


ブログはお休みしていましたが、実は報告する事はいっぱいありまして、その中でも

フクロモモンガの新色!

クリミノのモザイクカラーやクリミノのプラチナカラーにモザイクのプラチナカラーなど変わった色のフクロモモンガは過去にも入荷していますが、今回の子は遺伝上でも新しい遺伝の子になります。


去年の春頃からその子の事は聞いていましたが、まだ発表には早いと思い自分の中にしまっておきましたが実物が来るという事で発表したいと思います。


今まで入荷したクリミノのモザイクカラーや、クリミノのプラチナカラーはクリミノで表現がモザイクやプラチナカラーと遺伝上はクリミノの遺伝で、同じようにモザイクのプラチナカラーも遺伝上はモザイクでカラーがプラチナカラーでしたが、今回の子は遺伝も新しいのでちょっとだけ詳しく説明したいと思います。


何度かブログでも書いていますが、フクロモモンガの繁殖で、リューシはリューシと交配する事でリューシが生まれますし、他のアルビノやクリミノにしても同じです。


例えば異なる二つのカラーを交配した場合(プラチナとリューシの組み合わせは除きます)


画像の組み合わせのようにクリミノとリューシを交配した場合、1世代目はヘテロでリューシとクリミノのダブルヘテロの子が誕生します。


生まれてきたダブルヘテロの子を同じダブルヘテロの子と交配した場合は

クリミノとリューシは2つの遺伝が揃ったら生まれて、片方がリューシで片方がクリミノの場合はヘテロが誕生します。


ここまでが今までのフクロモモンガの交配のわかりやすい説明で、2つの遺伝が揃う事で表現体として生まれてくるわけですが、新しいカラーの子は

ダブルヘテロ同士の交配で、2つの遺伝がホモ接合する事で誕生した子です。


クリミノとリューシと別々の遺伝が合体する事で誕生したのが

アルビノ・クリミノに続く第3の赤目個体

ルビーレイです

リューシの赤目個体という事でルビーレイという名前みたいです。



見た感じはアルビノやクリミノの色の薄い子と変わらない感じですが・・・

あくまでも自分が見た感想ですが、目の赤さが違うと思います。


アルビノの赤目は奥まで透き通った感じの赤目で、クリミノは葡萄目と言う位ですがらもっと暗い赤目で、ルビーレイは透き通っていない赤目で、赤というより黒赤みたいな濃い赤色の感じです。



発表されている情報では、クリミノとリューシのダブルヘテロから生まれるとの事で、ダブルヘテロを作れば簡単に生まれると思いますが、その組み合わせでも生まれる確率は16分の1です。


もう一つ・・・・


自分の中では2つの遺伝以外にも何か関係している事があると思っていましたが、今回この子が来ることで家系図を確認した所

第3の遺伝


もう一つ遺伝が関係しているようにも思えます。


ダブルヘテロから生まれるのでしたら、数を増やせば確率が悪くても、もっと生まれていると思いますが、3つの遺伝の接合でしたら中々生まれないのも理解できます。

大事な情報は隠すものなんですね・・・・


自分も第3の遺伝の事はお迎えされるお客様のみにお伝えします。


今回ルビーレイの子はまだ数が少ないので1匹の入荷でお迎えも決まっていますが、ルビーレイを産む可能性のあるヘテロの子が一緒に来ます。


ヘテロの子の家系図を見ても第三の遺伝が関係していましたのでおそらく3つの遺伝で間違いないと思うのと、このヘテロの子は凄いです!!


本物の茶色いフクロモモンガ


ベビーの時に茶色でも汚れで大きくなると普通になったり、茶色い子でも並べてみるとわかる位の子や茶色いなぁ位に思う子はいますが


誰が見ても茶色いって言える子で、ルビーレイのヘテロです。


ちょっとだけ公開します。

全身茶色で尻尾まで茶色いです。


この子は販売の子で、ペアー組が出来るように別血統のルビーレイのヘテロの子が一緒に来ます。


今回は他にも特別な子が入荷の予定ですのでまた紹介したいと思います。


おわり♪


~HP~