小道具の発注

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木曜日。

 

明日は朝早いから、早めに寝よう。

 

なんて考えていた午後7時過ぎ・・・・・・

 

1本の電話が鳴り響く・・・・・・。

 

舞台監督の小林さんからだ。

 

 

 

「あのさ、王子の剣なんて持ってないよね・・・・・・」

 

 

 

「うちにはないですけど・・・・・」

 

 

 

今回は愛媛の道具屋「アステム」が入るはずだけど

 

なんで小道具?と思った。

 

 

 

話を聞いてみると

 

要するに発注ミスなのだ。雇い主の・・・・・・。

 

で、仕方がないので

 

「了解です。今から作ります!」

 

と受けた。

 

ここから怒涛の買い出しが始まる。

 

 

 

知っての通り

 

くるみ割り人形の王子とネズミの王様の戦いの時に

 

使用する剣である。

 

まず求められるのは

 

強度。

 

うちに剣がないわけではないが

 

あれはほぼ飾り物にしかならない。

 

一度Ks Companyの芝居で使ったが

 

そりゃ大変だった・・・・・・。

 

だから、まず求めるのは強度ということになる。

 

それと、ある程度の軽さ。

 

例えば、日本刀なんてモノホンはかなりの重量がある。

 

あんな重量物を作っても仕方がない。

 

あくまで作り物だし

 

片手剣としては軽量化しなくてはならない。

 

 

 

で、まず買いに走ったのはアルミの板状の棒である。

 

何と言ってもアルミは計量界の王様だし値段も手頃だ。

 

作り方としては日本刀と同じ構造。

 

剣の部分と取っ手の部分まで1枚のアルミでつながっていないとダメ。

 

刃先と取っ手がバラバラだと強度が保てない。

 

だから、全体的な長さのアルミ板が必要になる。

 

で、取っ手の部分は薄い板で挟んで

 

ボルト締めしておけばいい。

 

木の材料だと加工もしやすいしね。

 

 

 

ここまでの部品をホームセンターで買い出す。

 

重要なパーツは

 

昔、剣とか鎧を作った時のライオンボードの端切れがあった。

 

 

 

今回一番大変だったのはアルミの切り出し。

 

サンダーの鉄工用の切り出しディスクしかなかったからだ。

 

やはりアルミにはアルミ専用を使う方がいいです。

 

 

 

そんなこんな格闘して

 

出来上がったのがこちら!

 

 

結構ちゃんと作りましたよ。

 

これは、下地の色を塗った後ですね。

 

乾燥に時間がかかるので

 

そのまま車の中に置いておきました。

 

 

出来上がった剣です。

 

右側は先程行った飾り剣。工作用紙で出来た刃先です。

 

左が今回突貫工事で作ったアルミの剣です。

 

 

長さを揃えたはずのなのに・・・・・・

 

 

 

剣先の太さがだいぶ違うため

 

鞘には収まりませんでした。

 

 

 

まあ、今回作っちゃったので

 

ねずみの王様の剣も作ろうかな。

 

揃っていないとダメですから。

 

 

 

で、昨日

 

無事に何事もなく終わりました。

 

 

 

剣の制作代金という赤字を残して・・・・・・(笑)

 

 

 

ちなみに製作費は2000円くらいですかね。

 

人件費の方がかかりますよ、きっと。

 

 

大道具、小道具の発注、お待ちしてます(笑)

 

 

 

 

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