2月も半ば。慌ただしく過ぎていく日々を過ごしている当ユニオン、連帯するユニオンです。
昨年12月16日の東京地裁 SBSファイナンス事件勝訴に続き、本当に嬉しい嬉しいニュースをお届けします。


((o(-゛-;) 連帯するプレカリアートユニオン 田口運送都流通ドライバーズユニオン支部の闘いは、当初より長らく会社側が徹底抗戦の構えを崩さず、会社側弁護士とともに長い長い法廷闘争、労働委員会闘争、争議・・が行われてきました。
このブログでもお伝えしてきたように、田口運送はSBSホールディングス㈱傘下の子会社であるSBSフレック㈱の協力会社でもあることから、ユニオンからこの労働紛争の早期解決を求め、SBSホールディングスに要請行動も行いました。その要請を受けてくださったのは、SBSホールディングス人事部長(※現在、当時次長)だったとのことです。

「~田口運送都流通ユニオン編②要請行動」
http://ameblo.jp/kscaikaaisadako/entry-11916031894.html



(゙ `-´)/ しかし、その後も、会社側が早期解決の姿勢を見せることはなく、法廷他においても会社側弁護士が「待機時間は労働時間ではない」などの主張を繰り返し、長期化拡大の一途をたどりました。
あのYou Tube画像再生回数が200万回を超え、先日「ガイアの夜明け」でもその酷い労務管理が全国に知れ渡った「アリさんマークの引越社」。問題を解決しようとせず、先延ばしにする不誠実極まりない対応に対して、争議活動を再開しましたが、周囲の意見は賛否両論に分かれます。ユニオンもそのような争議活動や不買運動、取引先への要請行動をやりたくてやっているわけではありません。話し合いのテーブルにつき、誠実な対応を行い、労使協調をしながら、安心して働ける職場環境を整えていくこと、ただそれだけの目的で行っているのです。



(≧▽≦) その後、当然ながら原告ドライバーの主張を地裁がほぼ全面的に認め、勝利判決を勝ち取りました。
この判例により「固定残業制の悪用」は、同様の手法を講じている同業他社が多い運送業界に激震が走ったのです。判例は「労働判例」に掲載され、様々なマスコミに取り上げられることとなりました。

~田口運送都流通ユニオン⑤
http://ameblo.jp/kscaikaaisadako/entry-11966569818.html


o(^▽^)o それでもなお徹底抗戦の構えを見せた会社側もついに東京地裁立川支部、東京高裁など複数の法廷闘争において和解に応じざるを得なくなり、原告たちは勝利和解を次々に勝ち取ったのです。
↓~田口運送都流通ユニオン⑥おめでとう!!!
http://ameblo.jp/kscaikaaisadako/entry-11985823623.html

~田口運送都流通ユニオン⑦さらなる勝利和解!
http://ameblo.jp/kscaikaaisadako/entry-12013202016.html



キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! そして、その後も、原告らの労働環境、労働条件を改善する団体交渉が、粘り強く行われました。
ついに、さらなる高い頂きに到達しました。
ブレカリアートユニオンブログより原告らが語るこの労使紛争についての声をじっくりご確認ください。
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/ より引用しました。

田口運送・都流通商会で、本人の納得ゆく労働協定を交わして和解したドライバーからの、勝利報告と呼びかけを掲載します。

昨年の年末に、人生で初めての「労働協定書」を締結しました。労働組合員として、とても満足で納得のいく誇らしい書類ですが、全ての労働者に交わされる物ではないことが残念です。労働組合員として、皆に交わされる事をの望みつつ活動を続けていかなければならないと思っています。しかし田口運送と都流通商会は、私達組合員が締結できましたのでインフラ整備は整いました。
皆さん、会社に自分の意見や労働者からの主張をしてみませんか?そして良い条件で労働協定書を結んでみませんか?
会社とケンカするだけではなく、文句だけを言って仲を悪くするのが労働組合ではありません。労使間では弱い立場の私達が、話し合いの場所でお互いの
侃々諤々し、歩み寄ることが大事なんです。現場を知らない上司が悪いだけではなく、上司は現場を報告しない私達も悪いのかもしれませんよ。「普通わかるだろう!」とか「言っても何も変わらない」とか良く聞きますが、上司は現場を分かっていないから私達の声をも伝わらないし、条件も変わらないのです。しかも労働組合員以外の社員から、意見や要望を聞き改善する義務が会社にはありません。上司に話は聞いてもらったが「出来る事と出来ない事があるからね」と言われるだけで何か変化はあったでしょうか?要求の一つでも叶ったでしょうか?会社には真剣に聞いてもらえてスッキリはしましたが、ガス抜きされて改善してない事にお気づきですか?
だから「話を聞いてもらうだけ」って事にならないように、労働組合から正式に団体交渉を要求して、会社と対等に話し合いが出来る場を作り、改善されていくことが必要なんです。
そうは言っても最初の最初はお互いの主張がかけ離れていて、白熱した口論に確かになったりしました・・・。しかし、そのうちお互いの力関係を理解し境界線が出来てきます。世界中に国境がある様に、不用に跨げば争いになります。同じ様に私達にもテリトリーがあります。勝手に侵略されたら、頭にきますよね!戦争になりますよね!しかし侵略されて負けて奴隷になった訳ではないのに、大国(会社)に従属しています。何故でしょうか?
皆さんは自分たちの権利を知らなすぎです。騙されたと思って「労働三権」という言葉だけでも調べてみてください。そこからきっと見えてくるものがあります。自分たちの権利や自由がある事に気付きます。
分からない事や疑問に思った事があれば、私達組合員に何でも聞いて下さい。私達の話を聞いてから、他の人のからの根拠のない話ではなく、自分たちの知り得た組合のイメージや印象を持って語って欲しいです。何故なら、あなたの友人や家族に困っている方がいれば、あなたの経験としてアドバイスできるのではないでしょうか?「〇〇らしいよ!?」ではなく「□□だよ、ちゃんと組合に聞いたから」という違いが分かりますよね!
これから、運転手の数が足りない事態が早晩やってきます。会社が色々と改善してきたのは運転手を迎える準備かもしれません。そんな時に、私達労働者は自分達もそうですが、若い労働者や未来の労働者(子どもたち)に、旗振り役として正しい知識と少しの勇気が必要なのかもしれません。
最後になりますが、協定書締結にあたり長い間支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。


 (引用ここまで)
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いかがでしたか?ただひたすらまっすぐ真摯に会社と向き合ってきた組合員のメッセージです。
「そんな酷いことをする会社なら辞めてしまえばいい」「自分たちの為に、お金が欲しいからやってる」など批判の声を口にする人もいます。ブラックな会社ほど、声をあげた社員(組合員)に対して酷い人権侵害を行い排除しようと躍起になります。長い間には落ち込むこともあったでしょう。しかし、「決して間違っていない」と大勢の人が次々と支援をし続けててくれます。そこには、「ただただ安心して働き続けたい」という当たり前の権利をあきらめなかった組合員たちの思いが共有されていました。
皆は一人のために、一人は皆のために連帯するのがユニオンです。

このメッセージは、社員と無駄に争い、最終的には社会的信用と莫大なお金を失い、それでもなお目や耳がふさがっている経営者経営陣以下にも捧げます。声をあげた社員への人権侵害を行い続ける会社に対して、また、法律と社会を軽んじている会社に対して、当ユニオンならびに連帯するユニオン始め、社会が許容することは決してあり得ません。
今後とも、当ユニオンならびに連帯するユニオンへのご支援ご協力ご理解をよろしくお願いいたします。


 

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