武器屋 to the World!!

パワーリフティングで全日本チャンピオンに2回なった後、武器屋(ネットショップ)を開業。調子に乗ってベンチプレス世界記録に挑むも返り討ちに会い、銀メダルに甘んじる。世界記録に再び宣戦布告!!

パワーリフティングの最新情報を最速発信しますがいささか表現が過激でハードコア志向で前衛的です。苦手な方はご覧になられないようにして下さい。


パーソナルをインターネットで集客したい方を募集します。全日本またはジャパンオープンの一般の部で三位以上の入賞経験のある方が対象です。興味のある方はinfo@bukiya.netまでご連絡お願いします。










テーマ:

2017年のWADA禁止リストが更新されましたよアスリートの皆さん。知らぬは許されぬ修羅の世界である事をゆめゆめお忘れ申されるな。

 

http://www.playtruejapan.org/wp/wp-content/uploads/2016/12/3d0fcdb70bcf45de26a66192cd2a7dd7.pdf

 

以下、新規を抜粋し、コピペに近い要約の要約。

 

ヒゲナミン

β2作用薬としてリストに挙がっています。去年のリストでは「すべてのベータ 2 作用薬は、関連するすべての光学異性体(例えば、d 体および l 体)を含めて禁止される。」

今年のリストでは「すべての選択的および非選択的ベータ 2 作用薬は、すべての光学異性体を含めて 禁止される。 以下の物質が禁止されるが、これらに限定するものではないフェノテロール; ホルモテロール; H ヒゲナミン; I インダカテロール; O オロダテロール; P プロカテロール; R レプロテロール; S サルブタモール; サルメテロール; T テルブタリン; V ビランテロール 但し以下のものは除く」

と、具体例を挙げた上でその中に名前が挙がっています。明確化されたということです。ヒゲナミンは南天実に含まれる成分なので南天含有製品は今年はアスリートの皆さんは回避されて下さい。β2作用薬は常時禁止物質なので抜き打ち対象者は特に気をつけて下さい。

 

5α-アンドロスタ -2-エン-17-オン

デルタ-2”もしくは 2-アンドロステノンとして一般的に知られている 5α-アンドロスタ -2-エン-17-オンを、最近、より多く栄養補助食品中で見つけられるため DHEA の代謝物 の例として追加した。 S2. ペプチドホルモン、成長因子、関連物

プロホルモンって最初っからアンダーグラウンド一直線ですよね(笑)

 

アリミスタン

アンドロスタ-3, 5-ジエン-7, 17-ジオン(アリミスタン)を、アロマターゼ阻害薬の新たな例として追加した。例が挙がっているだけで去年もアロマターゼ阻害剤は全て禁止という表現でした。

 

リスデキサンフェタミン

海外のADHD治療薬。日本ではほぼ影響無しと思われる。個人輸入している人は興奮薬なので競技会時は禁止。

 

メチルヘキサンアミン

メチルヘキサンアミンに対するINNがないため、国際純正・応用化学連合[IUPAC]名であ る4-メチルヘキサン-2-アミンを追加した。メチルヘキサンアミンにはいくつかの他の同 義語が存在する:例として、1, 3-ジメチルアミルアミン、ジメチルペンチルアミン;メ チルヘキサミン;メチルヘキサンアミン;1, 3-ジメチルペンチルアミン。

いいかげん、この手のサプリのスペシャル効果に頼るのは卒業するべきだ。

 

フェネチルアミン

通常の食品の消費量では、フェネチルアミンは違反が疑われる分析報告となるには十分 な量ではないであろう。

だ、そうです。

 

ニコモルフィン

ニコモルフィンを追加した。ニコモルフィンは投与後モルヒネに変化するオピオイド作用薬である。麻薬なのでこれも、普通のアスリートにはほぼ関係なし。

 

監視プログラム

コデイン 複数のベータ 2 作用薬の同時使用が新追加。

何度も言っていますが、監視プログラムに記載されている物質、方法は禁止ではありません。使っていただいて大丈夫ですが、使用状況が監視されています。トラマドールが禁止に昇格しなくて良かったねユーザーの皆さん(笑)

 

こんなところです。

2017年禁止表は2017年1月1日から適用開始ですよ!

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(1)

テーマ:

ええ。タイトルからして悪口ですね。私のブログ、今やアンチ・ドーピング関係の悪口記事ばかりになってしまいました(笑)

さて、大阪でも急に寒くなってきました。先週は半袖でも出歩けるくらいなのに今週はジャケットはもちろん、ライナー無しのコートが欲しくなるほど気温が急激に下がりました。気温が下がりますと増えてくるのが風邪症状。大きな試合が近くなると増えてくるのがSNS上での風邪宣言(笑)、風邪薬を飲みたいのですがという相談。あと、謎の怪我宣言とか謎の仕事忙しい宣言もありますが今回は風邪のお話です。

 

お前はどうして試合前に都合よく風邪を引くのだ?

 

風邪薬と一括りに書いてしまいましたが特に問題になりやすいのがメチルエフェドリン、プソイドエフェドリンを含有した市販の総合感冒薬。このエフェドリンですが、皆様の大好きなNO系、ブースター系と呼称されるサプリメントに含まれる可能性が非常に高い成分ですね。

NO系については以前に悪口を書きました。

http://ameblo.jp/ks-gear/entry-12116939563.html

 

SNS上での風邪宣言=予定通りの重量、順位が取れなかった時のエクスキューズ(言い訳)

市販の総合感冒薬の服用=NO系をマスクして万が一陽性が出た時の罪を軽くするためのエクスキューズ(言い訳)

 

と、思っております人間性が悪い私は。でもね、アンチ・ドーピングに違反をしながら試合に出てみんなと仲良くキメ写真撮っちゃってる奴ですよ本当に人間性が悪いのは。

そして、こんなにもアンチ・ドーピングの講習会、教育を行っているにも関わらず飲んでいいですかという相談の薬がエフェドリン含有の市販総合感冒薬。これは良いですよと言って欲しい罠なのか?といつも首をかしげます。

効果が疑わしいサプリメントを熱心に取っており、自己のパフォーマンス向上にかけてはこだわりを持って、しばしばSNS上で理論として語られている選手の皆様がそんな努力の効果を一撃で吹き飛ばすくらいのパフォーマンス低下を引き起こす総合感冒薬を何故簡単に摂取しようと考えるのか不思議でなりません。総合感冒薬に含まれる抗ヒスタミン薬によるパフォーマンスの低下については以前に悪口を書きました。ただ、抗ヒスタミン薬だけでなく咳止めの成分も眠気の副作用が一応ありますのでパフォーマンス低下の可能性は否定できません。

http://ameblo.jp/ks-gear/entry-12136792188.html

 

例えばですねサイクルを組んでトレーニングをしているとして、サイクルの最終週にこれらのパフォーマンス低下を引き起こす薬を飲みたいと思いますか?心理的に非常に抵抗があるはずです。でもね、何故かサイクルの最終週以上にパフォーマンスを出さないといけない試合に総合感冒薬を飲んで出たいという不思議な不思議な問い合わせを数多くいただくのですよスポーツファーマシストをしていますと。陽性反応もベストが出ないのも薬のせいにしたいのでは?と疑わざるを得ませんマジで(笑)

 

不毛な悪口はこのあたりにしといてですね。試合の遠近に関わらず人はそこそこの確率で風邪を引く生き物です。まあ、俺は100年風邪引いたこと無いと宣言しておられる御仁がいますが本人が風邪と認識しない生き方をされているだけで、実際には小さな諸症状の一つくらいは出ていると思います(笑)風邪を引かないための予防方法として有効なのは、

 

緑茶でうがい

ビタミンC大量摂取

グルタミン大量摂取

生姜湯

乾布摩擦

よく寝る

 

あたりがトレーニング愛好者から出てきそうですが意味ないですわぶっちゃけ。

 

風邪を防ぐための最も良い方法は風邪の諸症状を引き起こすウィルス、細菌と接触しない。

 

これが最も重要です。と、言いますかこれだけです。免疫アップの方法と紹介されている上記の手法は本当に免疫が上がったのかどうやって確認するんだ?と疑問しかわきません。どんなに免疫をアップさせたとしてもウィルス、細菌と濃厚に接触すれば感染します。これが現実です。従いまして、当たらなければどうということはないという考え方が最も重要です。

 

ですので、風邪を引かず試合に行くためには部屋に専用のトイレを作り、水と食料とトレーニング器具を部屋に持ち込み、一切部屋から出ないことです。(家族との接触も禁止。)

 

これは完璧な方法ですが、現実には出来ません。

 

日常生活を送りながらウィルス、細菌との接触を極力抑える必要があります。最も重要なアイテムは不織布マスクです。不織布マスクなんてウィルスの大きさから見たらザルだろう。そうです。浮遊しているウィルスに対してはザルなんですが、ドアノブ、つり革を触った後で知らず知らずのうちに鼻や口を触ってしまうことによる接触感染を防ぐのに役立ちます。それと、ヒトの顔に向けて咳、くしゃみを吹きかけてくる不届き者(ハッキリ言いまして中高年の方が多いです。マスクのマナーは若者の方がはるかにしっかりしています。)からの飛沫の直撃を防ぐ。ウィルスはすり抜けますが喉の保湿効果で少しでも感染確率を下げるという効果が期待できるのがマスクです。マスクはすぐに汚染されるのでどんどん使い捨てて使って下さい。

もう一つ重要なのが手洗いですね。手から粘膜への接触感染を極力減らします。

 

と、一昔前まではこれだけで良かったのですが。。。今はスマートフォンという裏切り者を排除しないといけません。ぶっ壊すわけにはいきませんので消毒用アルコールで拭く、市販のUV発生機にかける等の方法があります。強力なのはUV殺菌です。ただ、お子さんがいる家庭では万が一のケースを考えると使用しないほうが良いでしょう。

https://www.amazon.co.jp/dp/B019HU63VS?tag=yoruasa-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=B019HU63VS&adid=156W35A3BFPSG8GJWR6F

 

消毒用アルコールは安価で手軽ですが、一部のスマートフォンの画面に影響を与える可能性があるとされていますので自己責任で行って下さい。無水アルコールを勧めているサイトもありますが70-80%の消毒用の方が効果が高いです。イソプロパノールが入っている消毒用アルコールは飲用に転用出来ないため税金が安いため安価です。

 

これらの情報をご参考に是非試合前に急に風邪を引かれないようお願いいたします。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

本当は昨日にこれをアップするつもりだったのですがJPAがおもろいお知らせをやらかしてしまったので一日遅れです。

 

やらかした事の顛末についてはこちらをご参照下さい。

http://ameblo.jp/ks-gear/entry-12206856228.html

 

さて、本題。

シャラポワの停止期間が短縮されるなんて久方ぶりのアンチ・ドーピング関係ではビッグニュースです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161004/k10010718101000.html

 

今年の初めのニュースだったのでどういった経緯だったか復習しました。ソースが良くないとのご指摘はご勘弁下さい。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/08/maria-sharapova_n_10366902.html

 

CASの議事録

http://www.tas-cas.org/fileadmin/user_upload/Award_4643__FINAL__internet.pdf

クッソ長いので要点は26-27ページ目の99-102の項目をルッキン

 

シャラポワ選手のアンチ・ドーピングルールが毎年改定されているのに長年に渡って充分に情報提供を受けなかったとか、医師から勧められてメルドニウムを信用して飲んでいたため意図的ではないという主張はお粗末な言い訳であり、最終責任は選手自身にあるという原則を全く理解できておらず、重大な過失であると私は考えます。ITF内での2年の停止処分でも充分にシャラポワ寄りに配慮された裁定だと思います。シャラポワ選手はまるで自分が被害者であるような幼稚で感情的な声明を発表していますが騙されてはいけません。アンチ・ドーピングルールを確認せずに競技に出るトップ選手はいません。

アメリカ在住でアメリカで承認されていない抗虚血薬(メルドニウム)を代わりになる承認された薬(処方箋でもらえる薬)があるにも関わらず10年に渡って摂取していた。これを本人は医師に進められるまま摂取していたので故意ではないと主張していますが、フツーの医師ならば世界で最も先進医療国で代替薬がたくさんある米国において東欧の辺境の国だけで流通している未承認薬をわざわざ輸入してまで使うか?この説明は相当に無理があり何故、ここが正当に評価されてしまうのか?意図を持って輸入しないと手に入らない薬ですよ未承認薬というのは。故意ですよ。故意。本当に疾患での使用だったらルールが通知された時点(去年の12月)で承認されている処方箋薬に切り替えます。フツーはね。大方、医師もシャラポワもマスク出来るから無視で大丈夫とタカをくくった結果では?と邪推します。(マスクしようとしてなかったと書かれていますがそりゃマスクした事を分からんようにマスクするでしょフツーは。茶番ですわ。)

 

今年のルールでは特定物質ではなく(メルドニウムはS4.5のカテゴリーなので特定物質ではない)、意図的ではなかった旨が立証できない場合は4年の停止期間なのですが、上記のように全くもって無理な言い訳でただでさえ甘い2年の処分からさらに9ヶ月も停止期間が減刑されたのは「力学」が確実に働いた結果だと言えます。

 

ここまでメッタ斬りにしているのですが私の今日のブログの目的はシャラポワ選手を攻撃することではありません。何でやねんという声が聞こえてきそうですが(笑)一般ピープルの方々はいつも美形の持つ強烈なハロー効果のスキルにやられてしまって誤った判断、認識をしてしまうので我々専門家は常に警鐘を鳴らす必要があります。

 

厳罰原理主義のWADAが大いなる力の前に屈した。

 

これが今日のメインテーマです。ま、WADA批判ですね。WADA参加のJADA関連の資格をもらっている分際ですが(笑)

 

今回の結果は世界のドーピング支持者、ドーピング愛好家に希望の光を与えたと私は重く受け止めています。CASに持ち込んで腕利きの弁護士を雇えば莫大な資産を持っていて、強大な影響力があるスポーツ選手においてはさらなる減刑が可能である前例を作ってしまった。末端の無名スポーツ選手ではこの場合、4年(48ヶ月)に相当する資格停止期間が最終的に33ヶ月も短縮されたわけですから。競技によっては4年も資格停止期間が発生したら選手生命が終了し、事実上の引退となります。1年3ヶ月であればカムバック出来る可能性があり、これはWADAの抑止力が低下したことを意味します。

 

ただ、誰も彼もCASに持ち込んだら何とかなるとは思えません。それはやはりシャラポワ選手がそこらの十把一からげの選手とは存在している次元が違うからです。法の下に人は平等ではないのです。

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)