幼稚園問題

2010年07月02日(金) 18時31分02秒 テーマ:大連人の出産と育児

大連にも夏がやって来ました海

前回も触れましたが、大連は幼児が屋外で安全に遊べる場所が皆無に等しいので、この夏はビニールプールでも出してやり過ごそうかと算段していますサーフパンツ


そんな未就園児を持つママ達の最近の話題は、もっぱら【幼稚園】です。同学年であれば、これは日本でも同じでしょう。大連には現在、完全に日本人向けの幼稚園は1つしかありません。ここは日本人学校付属の幼稚園で、日本商工会が運営しています。


余談ですが、私は今回の夫の駐在に帯同するまで、「日本人学校は外務省と文科省が運営しているもの」だと勝手に思い込んでいました。他の海外の都市でも同じことが当てはまるかどうかはわかりませんが、大連の場合は、日系企業が多く進出するのに伴って、日本商工会が運営するに至ったのではないかと、これまた勝手に思い込んでいます。無知でスミマセンが、どなたかこの辺りの事情に詳しいかたがいらしたらご教示下さい。


すっかり脇道にそれました。そう、幼稚園です。
中国の幼稚園(※在中日本人の間では“ローカル幼稚園”と呼ばれています)は、ジャスト2歳ぐらいから入園可能なところが多く、基本的には9月始まりの7月終りという年間スケジュールとなっていますが、途中入園も常時受け付けています。もちろん、日本同様、入園希望者が殺到するような人気の園もあります。


ローカル幼稚園は月謝がまちまちで、ここ大連の場合、下は300元~上は3,000元(約4,000円~40,000円)と、かなりの幅があると聞いています。人民の皆さんの平均月収が数千元であることを考えると、いくら共働きが一般的とは言え、アッパーの園に入園させる場合はかなり重い負担額になると思うのですが、そこは一人っ子政策の国、子供の教育費・養育費は惜しまない家庭が少なくないようです。


一方、カリキュラムの方は日本の幼稚園と大きく異なっていて、毎日【授業】があります。もちろん、学年によって難易度は異なりますが、日本の幼稚園のように歌とお遊戯と外遊びと図画工作…といったユルいものではなく、きちんとした時間割があるほどシステマチックなものです眼鏡君


先日、日本語と英語を取り入れていることを売りにしているローカル幼稚園に、社会勉強のつもりで冷やかしで見学に行ったのですが、年少組で動物の名前を英語で教えていたのに少々面食らいました。何しろ、我が息子は日本語でもまだ動物の名前があやふやなのでえへへ…


今時は日本の幼稚園でも似たようなカリキュラムの園があるのかもしれませんが、見学者向けの説明をしてくれた先生にれっきとした時間割を見せられたので、それを見た限りでは本当に小学校低学年の時間割のような印象を受けました。

知人のお子さんが通っているローカル幼稚園では、年中ぐらいから音読の授業があったり、数を100まで数えられないと進級できなかったり…と、園によっては厳しいところもあるようです。このような話を日本にいるママ友に話したところ、「いいじゃないの、羨ましい!日本の幼稚園はユルすぎると思う」と返されてしまい、少々複雑な気持ちになりました。


また、他にもローカル幼稚園の特色は沢山あります。
 ・給食ありが一般的。しかも、朝食~夕食まで三食出ます。もちろんメニューは中華料理
 ・上記のようなカリキュラムがあるため、8時前に登園、4時台に退園が一般的
 ・基本的に、保護者が参観できるシステムは無し。

  参観会やお楽しみ会等であっても保護者の参観は基本不可
 ・連絡帳のようなものはあるが、中国語NGだとノーチャンス
 ・土足の園も。上履きに履き替えたとしても、日本の幼稚園のように土足との区別が

  厳密ではない
…等々。


私の場合、まず自分自身が中国語初心者のため、先生とのやり取りが不可能なので、ローカル幼稚園という選択肢はありません。

ですが、お弁当作りが不要な点は魅力的ですし、保育時間が長いので、働くママや妊娠中のかた,あるいは下のお子さんの育児に忙しいかたにとってはとても魅力的だと思います。もちろん言うまでもなく、中国語の習得や中国文化に触れさせることができるという点もポイントです。実際、前述のような理由から「国際結婚ではなく日本人同士のご夫婦のお子さんであっても、ローカル幼稚園に入園させるケースが最近増えている」と聞いています。


日本にいても幼稚園選びは悩みの種、いや、選択肢が多かったり入園試験がある分、中国以上に悩ましいかもしれません。ましてや、保育園の待機児童問題に至っては、政治家を怒鳴りつけたい気持ちになるほど困っているかたが沢山いらっしゃるでしょう。私も渡中前はその1人でした怒り


実は、中国に進出する日系企業が多いにも関わらず、ここ大連のように日本人学校付属の幼稚園がある都市は中国の中でも希少で、そういう意味に限っていえば(!)、大連駐在は幸運だったと言えるかもしれません。そして、ここ中国では日本人向け幼稚園の選択肢が少ない分、もしかしたら日本にいるよりも気持ちがラクかもしれないと思ったりする今日この頃ですほうじ茶

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コメント

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1 ■さすが・・・

さすが一人っ子の国。子供の教育には力を入れているんですね!日本でもお勉強に力を入れている幼稚園もあるようですが、そこまで学校チックではないと思います。ましてや我が子が行っている保育園なんて、毎日が遊びで裸足で走り回り、勉強なんてゼロだなぁ~。ここで差がついてしまう?とも思いつつもチビのうちは心が育てばなぁとのんびり考えてしまってます勉強に力を入れている幼稚園が人気だというのを聞いて焦ることもありますが。。

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