建築年代を知る手がかりは? | 古民家の伝道師・秋葉のブログ

建築年代を知る手がかりは?

古民家の建築年代を知るには、何が手掛かりと

なるでしょうか。

 

<棟札> 棟梁が建築当時の板に墨書きしているもの

通常は小屋裏に打ち付けられているか、

ほぞ、桁などの差口などに書かれていて、外さないとわからないものもある。

 

<仏壇> 位牌があれば、その年数で住宅の年代も推定できる。

ただし、位牌があとから持ち込まれることもあるので注意。

 

<襖紙> 襖の裏紙に使われているのは、古文書や手紙、新聞紙などが

使われています。貴重な紙を再利用したわけです。ここも建築年代を推定したり

修理などの痕跡も見つかります。

 

今回のこの写真は、

同じ民家に残っていた「紙」です。

 

書もあれば漢文の本も見られます。

別の部屋の壁の裏には「満州へ侵入」(昭和20年)の新聞記事も

見つけました。

 

 

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