昨日、こんな記事を書きました。
西洋占星術では、10個の天体配置で、自分自身の個性や活動の場などを見ていきますが、
10個(うち、3個は知覚外天体ですが)の個性をフルに使っていくというのが
ご自身の満足感にとって、とても大事だと思っています。
それにね、個人鑑定ではちょくちょくお話するのですが、
「自分の持っている星のエネルギーを自分で使わないと、他人に投影してしまう」
という現象が起きてきます。
たとえば、火星は攻撃性とか、活動力とかですが、
火星のパワーが強い人が、
そういうエネルギーを使わないでいると・・・・・・・
どういうわけか「押しの強そうな人に攻撃されたり」
「なんらかのトラブルが頻繁に起きたり」
という現象もありなわけです。
(こちらの話が気になる方は、人それぞれ違うので、個人鑑定でじっくりお話します。)
また、太陽(公的な自分自身)が強い人が、専業主婦などをやっていると、
太陽が燃焼しきれずに、オットや子供に投影し、
「オットの出世が私のステイタス」
とか
「子供を優秀・有名な学校に入れることが自分の最大の使命」
と考えてバリバリの教育ママゴンになる
とか。
まあ、これは、ちょっと大げさな表現ですが、
そういうのが、現実にはごろごろと転がっています。
さて、数年前、韓流ブームが起き、
「冬のソナタ」のヨン様が大人気で、おっかけをする中高年のおば様たちが有名になりましたね。
あれも、西洋占星術的には、
戦後で、物資や娯楽が乏しい時代に生まれ育った女性たちが、
豊かな時代になって、自分の趣味にお金を使えるようになったときに
金星(年齢期15歳~25歳) ← まさに人生の花の時期
※さらに「金星」は美意識や趣味・おしゃれ・好み・お金に関することなどを表しています。
あの当時、満たされなかった金星を満足させるためにああやって熱狂しているんだな~
とみることができます。
月・水星・金星というのは、まさに幼児~大人になるまでの大事な時期なので、
ここで、その自分自身の持つ天体の個性を十分あじわいつくすというのは
とても大事なわけです。
それは、個人の満足感なので、
「ヲタクちっくな趣味」に没頭する人もいるでしょうし
「アイドルのおっかけをする人」もいるでしょう。
ひたすらひきこもって、ネットやゲームに熱中する人もいれば、
スポーツを満喫する人もいます。
それって、他人がどうこういう筋合いのものではないので、
自分の価値観で、その人の趣味を否定したり、下に見たりするのはやめましょうね~。
(もし、そう思ったとしても、それは心の中だけにね。)
・・・・・・・と、なんだか着地点が見いだせない文章になってしまいましたが、
まんべんなく星を使いましょうというお話でした。