2016-03-14 10:25:00

予算委員会での時間が大幅に減った理由と、平気で約束を破る国会議員たち

テーマ:ブログ



本日、これから予算委員会での質疑に立ちます(15:42-16:01の19分 多少前後の可能性有り)。取り上げる予定のテーマは、①「軽減税率」と②「核燃料サイクル」の2つです。

前回は金融緩和(アベノミクス第1の矢)と消費税増税について議論し、次回はアベノミクス第2と第3の矢について議論したいとの予告もさせて頂きました。

しかし、本日は持ち時間が「半分」に減らされてしまいましたので、第2・第3の矢については割愛することになりました。非常に残念です。

こうなった原因については新聞等でも報道されていますので、ご存知の方もいるかもしれませんが、不正確な情報もありますので説明をさせて頂きます。

今年1月7日に、元気会と維新の党が(第三極の可能性を模索するという思いのもとに)参議院で統一会派を結成した際、15項目に及ぶ合意書を作成し、署名・捺印しました。

それには:

●『いずれか一方から統一会派を解消する申し出があった場合は、統一会派は自動的に解消される。』

●『解消の際は、委員会(特に常任2種*)等の割り当てを含め、全て統一会派結成前の現状に復することを原則とする。』

●『会派の解消の際(中略)国会議員に割り当てられる委員会は、統一会派結成時に各人が所属する委員会とする。』

と、明確に定められています。
(*常任2種は予算委員会や決算委員会のことです)

なぜ、このような合意書が必要だったかというと、元気会には元々「予算委員会」の枠(会員権のようなものと考えて下さい)が二つあり、維新の党は一つも持っていなかったからです。

日曜討論に呼ばれず、TV出演の機会が殆どない少数政党の議員にとってNHK中継の入る「予算委員会」の枠は非常に大切な財産です(党の政策や方針を国民に伝えられる数少ないチャンスです)。

つまり、会派を結成している間は維新の党の議員に会員権を一つ「お貸し」しますが(そうすると、彼らも委員会に出られます)、解消するときはそれを返してくださいねとしっかり契約する必要があったのです。

そして2月26日、民主党と維新の党の合流が確定しましたので、そこに参加する予定の無い我々から正式に会派解消の申し出を行い、「合意書通り原状回復」をして頂くよう要請をしました。

ところが、驚いたことに、それを拒否されてしまいました。「委員会を差し戻した上で、自動的に解消する約束ですよね」と何度もお願いしましたが、対応して頂けない状況が続きました。

そのような状況下で、今度は突然3月4日の予算委員会が開かれている最中に、予算委員や厚労委員の枠を戻さないまま、維新の党が突然解散届を事務局に提出し、我々は委員会を奪われてしまったのです。
(維新・元気の会の会派は、私と寺田さんの二人が共同代表でしたが、参議院への届出は寺田さんの名前と印鑑で行っていたため、このようなことが起こってしまいました)

私は朝から午後2時まで人間ドックに入っていましたので、完全に寝耳に水でした。その後、慌てて元気会の4人で新会派結成の届けを出すという事態でした(本来は解散届けと「結成届け」を同時に出さないと、全ての常任2種の枠を失ってしまうという国会ルールがあります。しかし、今回の暴挙とも言える前代未聞の事件に対して、関係各所の皆さんがフォローをして下さった結果、全てを失うことなく、助かりました)。

これが事の顛末における真実です。


別の切り口で分かりやすく説明すると:

A子(元気会)がB男(参院の維新)から、『親同士(民主党の執行部と維新の党の執行部)で結婚の話し合いをしているけど、自分たちはどうかと思っている。本当はあなたたちと一緒になりたいとも考えているので婚約を前提に同棲してほしい」と言われた為、イチかバチかで受けてみることにした。
しかし、本当は財産目当てでは?との疑念が拭えなかったので「別れる時は、虎の子の財産である会員権は返してくださいね」と、合意書を結んだ。
ところが、親同士の結婚の話がまとまり、B男は結局それに従うことが分かった。そこで、A子から、「そういうことであれば、残念だが、別れてほしい。約束どおり財産も返してください」とお願いしたところ、拒否され続け、ある日病院から帰ってきたら、部屋から追い出されていた挙句に、財産も奪われてしまっていた』
という感じでしょうか。
まるで結婚詐欺ですね。完全な契約違反でもありますし、民間なら勝訴できる事案です。

私は、このような事をされた後もお互い誠意をもって話し会うべきだと考え、水面下で先方と話し合いを試みてきました。しかし、ゼロ回答が続いたうえ、一方的に2度に渡って「記者会見」を開かれ、自分たちの都合の良い事だけを外に発信されてしまいました。
あまりにも偏った情報が国民の皆さまに発信されてしまったため、我々も説明責任を果たすために、先週木曜日の「定例記者会見」で経緯を説明させて頂いた次第です。

他人を信じる方が悪い、永田町ではこういった騙し合いが昔から行われているとのご意見もあるかもしれません。しかし、国民の見本となるべき国会議員が、口約束ならまだしも、「合意書」や「誓約書」を反故にするようなことは絶対にあってはならないと思います。

日本の政治家への印象は、「汚い」、「何をするか分からないので危険」といったネガティブなイメージが大半ですが、このような事が行われていれば、当たり前ですね。
永田町の中は何でもありの「治外法権」だと勘違いしている国会議員が多いのです。

この件をブログに書くことに正直ためらいがありましたが、維新の党が記者会見を2度も開いていることで、我々にも真実を発信する必要が出てしまいました。

また、代表ではなく個人としての気持ちでは、予算委員会の枠を失ったことよりも、平気で「合意書を破る」政治家がいるという事に非常に憤りを感じています。

そんな人たちにこの国の舵取りを任せられますか?

心の底から怒りが湧いてきます。


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