2016-03-12 12:13:05

予算委員会(消費税の増税について)

テーマ:ブログ



先日のブログでお約束した予算委員会の後編ですが、一部文字起こしをしましたので、宜しければご覧ください(少し長いですが(汗))。

『・・・今後の予算委員会を通じて、旧アベノミクス、三本の矢について色々と議論させて頂きたいと思っています。

是々非々の政党としてまず申し上げたいのは、概要的に言えば、一本目の矢は安倍総理・自民党の政策が正しかったと思っていますが、二本目の矢は
「COST・BENEFIT分析」で相当の利益が見込めるもの以外は、元々民主党が目指しているようなコンクリートよりも人への考え方が正しかったと思っていますし、三本目の矢の構造改革に関しては、方向性は良いのですが、踏み込み不足で、今のままでは成長の原動力にはなりえないというふうに見ています。
二本目と三本目の矢に関しては、色々提言したいことがありますので、また後日、やらせて頂きたいと思います。

一本目の矢、「金融政策」については、私も6年前から、その必要性を強く訴えてきました。民主党政権下でも当時の菅総理や野田総理に「金融緩和」の必要性を強く提言してきましたが「ハイパーインフレの可能性もある」などと言われ、残念ながら取り入れて頂けませんでした。

それを安倍政権になってからすぐに取り入れて頂いたことは、大変賢明な処置だったと思っています。

金融緩和の効果は当初、顕著に表れましたね。円安・株高から始まり、GDPも伸びて、日本経済はかなり良い方向に推移したと認識しております。

しかし、残念ながら、現在はGDPもマイナス0.3%(実質はマイナス0.4%)ですし、インフレターゲットであった2%の実現にも届かないという状況が続いています。直近の数値ではCPIが0%、コアコアCPIも0.7%です。

その大きな原因のひとつが、「消費税の増税」だったことは間違いありません。
勿論、それだけではありません。ありませんが、やはり「完全にデフレから脱却するまで」、消費税は上げるべきではなかったのです。

これも私は6年前から一貫して強く申し上げてきたことなんですが、残念ながら2014年4月に8%に上げられてしまいました。

2日前に1月の家計調査が発表されましたが、消費支出が更に3.1%下がっておりました。資料①(総務省)を見て頂きたいのですが、上の折れ線グラフが実質GDPで、下の棒グラフが消費支出です。


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これを見ると明らかですが、消費税を上げる前と上げた後では、ガクンと一段落、消費支出が下がっています。下がった後は、その前年の2013年や2012年と比較しても落ち込んだままです。

しかも、その下がった比率は306、307兆円程度から約298兆円ですから、「約3%」、偶然にも消費税・増税分、綺麗に下がっているんですね。1997年の時も当初、約2%下がっています。

今回もし、消費税があげられていなく、今よりも3%上で消費支出が推移していたと仮定すると、消費を約6割で考えると、GDPは今よりも10兆円(530兆円×1.8%)以上は増えていたはずです。

落ち込んだのは2014年からですから、そこから計算すると、今は累積でGDPが550兆円程度になっていてもおかしくなかったのです。

それこそ、更に正社員化は進み、賃金も上がり、良いスパイラルが続いていた可能性は高かったと思います。非情に惜しいことをしたと私は思っています。

さて資料②の“A”を見て頂きたいのですが、
これは前々回、1997年の時の消費税増税と、前回の2014年の時の消費支出の変化を表したものです。

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これは、総務省のグラフをそのまま使っていますが、最後の方が少し上がっているので、TVをご覧の皆さんに「回復してきたのでは?」と勘違いされるといけませんので、下の“B”のグラフもつけました。消費増税以降はずっと回復できていないことが分かると思います。

上の資料“A”に戻りますが、
1997年は、私が脱サラをしてタリーズコーヒー1号店を始めた時だったのですが、デフレが一気に進行して、非常に苦労したことを覚えています。たかが3%から5%へ2%の増税だと当時言われていましたが、商売をやってきた身としては、その2%は本当に大きかった。特にコーヒー一杯売って、利益が10円出るか20円出るかのような商売をしていると、数%の値上げは非常に重く、経営にのしかかってくるのです。消費税も込みの単価が上がれば、間違いなく客数や買い上げ点数は減ります。景気は悪くなるのです。

その1997年の時よりも、前回の2014年の3%を上げた時の方がより大きな影響が出ているのが分かりますね。これも一目瞭然です。
やはり、2%の時よりも3%の時の方が1%分影響が大きいからとも言えます。これだけ、分かりやすく消費税増税は景気にマイナスの影響を及ぼすのです。

もう一つ言わせて頂きますと、これは商売の現場を経験した方は分かると思いますが、10%という「二ケタ」の数字になるのは非常に大きいと思います。また、お客様が誰でも簡単に計算できるようになる。3000円の8%というと、少し 「もやっ」としますが、10%になると、すぐ300円だと計算できるわけですね。
これは心理的に購買意欲を減退させます。
今度、2%消費税が上がったら、消費支出は前回の3%の時よりも大きな影響を与えると私は断言できますよ。

金融緩和を持続しながら、同時に消費税を上げるというのは、車でいうとアクセルとブレーキを同時に踏むようなもの。
やはり、私は今度の消費税増税は絶対に延期するべきだと思います。

総理の答弁:「リーマンショック級の経済恐慌がなければ、増税は実行する」

総理は最近「リーマンショック級や大震災級のできごとがあったら」と仰いますが、それは違うと思います。リーマンショック級の経済ショックが起きたら、何をしても、どんな手を打っても消費もGDPも大きく下がるでしょうし、税収も大幅に下がるでしょう。そうなってから慌てて消費税を上げませんと言っても遅いのだと思います。そういう時は総動員で下支えするしかありません。

つまり、平時の時に、消費税増税をやめて、景気を回復させることに「意味」があるのです。リーマンショック級の世界恐慌が起こったさなかに、慌てて「消費税を2%上げません」といっても焼け石に水です。

いま、景気を回復させ、しっかりと稼いで、少しでもショックに耐えられるようにしておく必要があるのです。また、それが世界恐慌を未然に防ぐことになるかもしれません。

いま、中国も新興国もEUも大変厳しい状況です。唯一、アメリカが頑張っていますが、全世界をおんぶにだっこするのは無理です。少なくとも、もう一つエンジンが必要です。
日本がしっかりと景気を回復し、もう一つのエンジンになるべきなのです。』

この後も続きますが、だいぶ長くなってしまいましたので、ここまでとさせて頂きます。
動画をご覧になりたい方は参議院TVで視聴できますので、宜しかったらどうぞ! → こちら (3/3/予算委員会/松田公太を選択してください)


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