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2015-08-30 11:20:13

日本食のブランドイメージを守る?

テーマ:ブログ


 

 

昨日、以下のような記事を目にしました:

農林水産省は28日、海外にある日本食レストランの総数が2年前の1.6倍の約89000店に拡大したと発表した。近年の日本食人気が各国でのレストラン増加につながっている形だ。同省は日本食料理人の技能認定制度などを作る方針で、さらなる日本食の普及や農産物の輸出拡大を目指す。

ただ、海外の日本料理店を巡っては、和食職人から直接手ほどきを受けたり養成学校で学んだりした料理人が少なく、食材も現地調達で済ませているケースが多いとの指摘がある。このため政府は、ブランドイメージの向上や輸出拡大などの対策を進める方針だ。
具体的には…日本料理関係団体が国内外で講習会や研修を実施し、一定レベルの料理人を技能認定する制度の創設も考えている。(毎日新聞)」

 

日本のレストランが世界で増えているのは素晴らしいと思った反面、日本政府はまた無駄な事をしようとしていると感じずにはいられませんでした。

 

私は日本のフレンチやイタリアンは世界でトップクラスだと15年ほど前から思っています。その域に達したのは、フランスやイタリアから技能検定を受けたからではありません。

日本の飲食は規制の壁が低く、誰でも新規参入できる業界。つまり、競合他社が生まれやすく、その中で切磋琢磨をして美味しい料理を追求してきたから成長してきたのです

 

また、日本でスペシャルティコーヒーが流行って、一気に店舗数が増えたとき、イタリアから関係団体がこぞってやってきて、「これが本物のエスプレッソだ」と指導たわけではありません。各店の自由な努力によって、成功するところは成功し、失敗したところは失敗したのです。

 

イタリアの政府がエスプレッソやコーヒー全体のブランドイメージを他国で守ることができないように、日本国も和食のブランドイメージを他国で守ることなど不可能です

それよりも必死にやるべきは、TPPやFTAを少しでも良い条件で勝ち取り、日本の優良な食材等を安く、規制に引っ掛からないように輸出できるようにする「環境整備」でしょう

私は中高生の頃(約30年前)、大人になったらアメリカで回転ずしのチェーン店を開いて、日本の寿司文化を広げたいと思っていました。

それは、友人たちから寿司を食べたり、魚を生で食べることを馬鹿にされたのが切掛けです。当時は、私が住む街には寿司屋さんが1店舗も無く、近隣の大きな都市だったボストンでも数えるほどしかありませんでした。そのような状況でしたので、「本格的」な寿司いきなり出しても、敷居が高すぎて、誰も来てくれなかったでしょう。だからこそ、私は「味が多少落ちても、入りやすく、自分で見て食べられそうなものを選べる」回転ずしの方が良いと考えていたのです。

 

レベルの向上は、その後で十分

自由と競争の中で自然と生まれていくものなのです。

 

農林水産省は、また余計な仕事を増やして、自分たちの天下りの温床をつくろうとしているのが見え見えです。財政が本当に厳しい状況にあるわけですから、政府にはもっと本質的な仕事に集中してもらわなければなりません

 

 

 

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