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2015-07-29 12:05:00

福島原発 電源トラブルで凍土壁停止

テーマ:ブログ


日々の政治ニュースが安保法制中心になっている為あまり報道されませんでしたが、昨日は原発で重大な問題が起きています。

東京電力福島第一原子力発電所にて火災が発生し、汚染水対策の柱として進められている「凍土壁」の設備がすべて停止してしまったのです(以前、経産委員会でも取り上げましたが、第一原発では火災が頻発しており、そのことも重大な問題です)。

この事故の直後、東京電力は、冷却装置が停止しても数日間は氷の壁は溶けないと発表しました。
しかし、今朝、東電に直接電話で確認したところ、4月の終わりから凍結を開始し3ヶ月経つにもかかわらず、そもそも十分に凍っていないとのことでした。

凍土壁とは原子炉建屋に流れ込む地下水を減らし汚染水を少なくする目的で、1号機から4号機までの周囲の地盤を凍らせて地下水を遮るというもの。
この方法は技術的な難易度が高いという理由で、国の予算措置がとられており、開発・建設費用の約320億円は東電ではなく、国民の負担となっています。また、難しいだけでなく、維持も大変で、数十億円以上ものランニングコストかかると言われています(その数十億円の大半が電気代なので、儲かるのは東電です)。

私はこれらも含め、委員会等で、凍土壁の問題点について指摘 してきました。
また、このシステムがうまくいかない場合を想定して、キャナル方式など他の方法も検討する必要を訴え ています。

凍土壁は、トンネル工事などで場所を限定して使われることはあっても、今回のような広い範囲にわたって導入したことはありません。本当に地下水を遮断できるのかと疑問の声も技術者から上がっているのです。

しかし、政府・経済産業省には、失敗した場合のバックアッププランを同時並行的に進める考えはないようです。

今回の電源停止は、別のプランを準備する必要性を強く示唆しています。

廃炉についても、当初は、冠水方式だけで進められていました。それが、今年の中長期ロードマップの改訂時にようやく、空冷による完全気中工法も選択肢とされるようになったのです(それも、私が当初から提案してきたものでした)。

地下水対策についても、早急に他のプランも考え始めるべきです。そうでなければ、なぜあえて技術的に困難で維持費もかかる方法にこだわるのか、なぜ他の方法を検討しないのか、しっかりと説明することが求められています。

私も本日午後には安保特別委員会で質問に立ちますが、安保法制以外にも様々な重要問題が発生していることを忘れず、注視していく必要があります。

*私の質問時間は13:32~14:06(NHK中継あり)の予定です

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