平成14年7月24日発行
フォトセラピーニュース


編集発行:光線治療愛好会    
   サンフォートピア療法          
光 線 治 療 院   
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日光で皮膚ガン??・・・心配ご無用!!

 梅雨も終わり日差しが一段と強くなるこの頃ですが、天気予報の度に「紫外線注意報」が流される毎日です。ここ数十年前より、日光の紫外線を悪者して、日焼けによる「シミ」、更には「皮膚ガン」と騒がれて、日光を避けなければ健康が害されるような風潮です。“美白“と称しUVカット商品、化粧品等が飛ぶように売れているようです。日光は本当に皮膚ガンを起こすのでしょうか?
 皮膚ガンには、基底細胞ガン、有棘細胞ガン、悪性黒色腫(メラノーマ)があります。


基底細胞ガン
 当時のアメリカ大統領レーガン氏がこの基底細胞ガンになり、手術を受けた事は事実ですが、アメリカガン学会ではこの基底細胞ガンを「ガンモドキ」と捕らえており、良性腫瘍と結論付けております。


有棘(ゆうきょく)細胞(さいぼう)ガン
 転移があり得る有棘細胞ガンですが、このガンは放射線やキズ跡、火傷跡などから20年位経過し発症しやすくなります。また、紫外線照射でも有棘細胞ガンが発生するとされておりますが、その内容は、30,000時間連続紫外線照射で発症すると言う実験結果があります。これは、「約3年半 24時間連続紫外線照射」と言う事となり、仮に一日12時間の野外作業をし、全てが快晴の天気だとして7年が必要になりますが、日本の緯度(地球上どこでも)ではこの様な天候など存在しません。曇り、雨、雪、夜間など皮膚には日光からの休息が与えられるのです。夏の強い日差しで肌が小麦色に日焼けをしても、冬には白い肌に戻る事は皆さん経験済みのことです。因みに、上記実験の紫外線照射は帯状スペクトルの波形で、太陽光(サンフォートピア療法も)は連続スペクトルです。実験の紫外線とは「異質な光」である事を付け加えます。


悪性黒色腫(メラノーマ)
 悪性黒色腫はホクロがガン化するものですが、ではどこの部分のホクロが発症しているのでしょうか?「足の裏」、「手の平」、「口の中」、「爪」、「会陰部」ほとんど日光に当らない場所で発症しているのです。
 
皮膚ガンの有病率は最近増加したと言っても人口10万人あたり16.4人で、しかもなりやすいのは、夏の太陽光線に30分以上、肌をさらして出てくる紅斑のあとに、防御反応と考えられる「色素沈着」が起こらない人で、小麦色どころか黒くなるような人はその危険がないのです。日光による皮膚ガンが、地球上で最も問題視されている国に、オーストラリアがあります。現在のオーストラリアの白人は、多くはイギリスからの移民であり、原住民のアボリジニなどの人々とは異なり、紫外線量が白人の人々に過度に働き皮膚ガンが発生しているのです。現にアボリジニの人々には皮膚ガンの発症は報告されていません。
 自然界は、紫外線量に応じて皮膚のメラニン色素の量が決まっているのです。緯度の高い地域では「肌が白く」、緯度の低い地域では「肌が黒く」、私達が住んでいる日本では、「肌が黄色」になっているのです。つまり,私達が日本に暮らしている限り皮膚ガンは『心配ご無用!!』と言うわけです。皮膚ガンの恐怖から逃れる為に、紫外線を避け、その結果免疫力低下を起こし、様々なガン(病気)を引き起こしているのです。皆無に等しい「日光による皮膚ガン」の恐怖に惑わされ病気を引き込むか、心地よい日光(光線療法)をたくさん浴びて、肉体的、精神的に病気を吹き飛ばすか、選択の時期が来ているのです。また、日光を浴びると数年後・数十年後にシミになる・・・などと言う話がありますが違います。本当は、毎日日光を浴び、新陳代謝を高め、不要なメラニン色素で黒ずんだ皮膚を追い出せばよいだけなのです。それを途中で止めるから、新陳代謝が悪くなり黒ずんだ皮膚が残るのです。夏休みいきなりアウトドアーを楽しみ、その後は今までと同じインドアー生活となる事が一番の問題です。

でも、いきなり強い日差しは弱い皮膚に刺激が強すぎます。朝早い弱い日差しから徐々に慣れさせる必要があります。これは、筋肉トレーニングに似ています。何事もいきなり・・・は、いけません。


免疫力アップ ワンポイント アドバイス

どんな病気もご自身の免疫力が全ての病気を克服している事を忘れないで下さい。
サンフォートピア療法のカーボンは四種類です。
1. 赤外線を強調したカーボン(波長1・カーボン)(赤)
2. 可視光線を強調したカーボン(波長2・カーボン)(黄)
3. 紫外線を強調したカーボン(波長3・カーボン)(青)
4. 昼の太陽光バランスのカーボン(波長4・カーボン)(緑)
この四種類の中で健康法・予防法の上では波長4(緑)カーボンが一番!!
光線照射をすると体内の脂質をビタミンD3に瞬時に変換する事が出来ます。このビタミンD3が健康の全ての始まりです。このビタミンD3が免疫応答のあらゆる所で活躍しているのです。
だからと言ってビタミンDを錠剤などで補給すると過剰症を起こしますので危険です。
毎日、予防の観点から光線治療器で最低一時間程度の照射が有効です。