東京ディズニーリゾート

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「ディズニーキャラクターって要するに妖怪でしょ?ミッキーってゲゲゲの鬼太郎じゃないの?」

 

東京ディズニーシーに向かう京葉線快速「蘇我」行の車内で妻をあきれさせる一言を発してしまいました。

 

妻と子と初のディズニーシーに行ってきました!

昨日の雨が信じられないほどの絶好のディズニー日和!

 

予想に反せず、超満員。

 

おっ!いきなりミッキーマウスが入場口付近にいました。

 

写真撮影を希望する長蛇の列。テンション上がっている妻の隣で不穏な顔をしているわが子・・・ 強引にミッキーに近づけると泣いてしまいました。

 

ウチの家にはテレビがないので、子供はほとんどディズニーキャラクターを観たことがありません。

先入観を持たない子供にとっては妖怪に過ぎないのかもしれません。

節分に鬼のお面を見て泣いていたのとほぼ同じリアクションでした。

 

一方、私はというと、

「余計な先入観を消し去ろう。この世界観を目いっぱい楽しむぞ!」

と決意するも、意気込み空しく・・・ 終始、漫画の実写版を観る感覚でした。

 

ウォルトディズニーの作り上げた世界観には敬意を感じています。数知れず心から楽しんだ作品もあるし、涙したこともあります。

人間は仮想現実にリアリティを感じることができる生き物です。だから読書で泣くことができるのです。映画『仁義なき戦い』を観たあと肩で風を切って街を歩いてしまったりするのです。

アニメーションにリアリティを感じられても、実際に物理空間の中で目にすると、

「やっぱり作り物の限界やな・・・」

となってしまいます。これはディズニーに限らず。

 

余談ですが、コーチングでは

ゴール設定をする際に、ゴール側の臨場感を作り上げることが重要である

と教えます。

無意識は、『臨場感を感じる空間が現実である』と錯覚し、ゴール達成に導いてくれるのです。

 

わが子は臨場感を感じたから、泣いてしまったのです。

私は残念ながら、臨場感を十分に感じることはできませんでした。修行が足りん!

 

乳母車押しながらのハンデのもと、結局、アトラクションは『海底二万マイル』と『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』しか体験できませんでした。

もっと子供が楽しめる年齢になって一緒に来れば、違う楽しみ方ができるのでしょう。

 

次回は本気でコスプレしてみるか。本物なみの着ぐるみで踊ったら

ギャラリーできたりして・・・ そのときは叱られるのかしら?

 

などとバカな妄想をしている今日この頃です。

 

追記:『海底二万マイル』は正直怖かったです。

 

先月、友人が出した書籍です。応援よろしくお願いします。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E9%9B%86%E5%AE%A2-%E5%B6%8B%E7%94%B0%E4%BA%98%E5%85%8B/dp/4894517531/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1492947830&sr=1-1&keywords=%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%80%80%E5%B6%8B%E7%94%B0

 

 

 

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テトリスとコーチング

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学生時代、ゲームが上手いだけでスターになれました(もちろん仲間内で・・・)。

腕を競い合っている友人たちを(内心羨望の念を抱きつつ)子供あつかいしていました。

負けるのが嫌いだったので、ゲームには極力手を出さないようにしていました。

 

そんな自分が人生で唯一はまりにはまったゲーム、それがテトリスです。

 

ゲーム機の上に100円玉を積み上げて、研鑽に研鑽を積みました。

努力の甲斐あって、ステージ、スコアともに打ち止めを達成しました。

一時はテトリスのことばっかり考えていた気がします。まさにテトリス中毒。

聞くところによると、一種の変性意識状態、テトリスハイと呼ばれる意識状態があるそうです。

多分当時の私もその状態の中毒になっていたのでしょう。

 

英国オックスフォード大学の臨床研究で、なんと

テトリスでPTSDを食い止めることができた

という報告が出ました。

 

もしかすると、テトリスハイがPTSD防止効果を生み出しているのかもしれません。

 

PTSD防止に強みを発揮するのがまさにコーチングです。

トラウマを消すには、時間に対する考え方を変えるのが最も効果的です(以前のブログでも書きましたが)。

 

時間は過去→現在→未来と流れているのではなく、未来→現在→過去と流れています。

 

今の自分と1時間後の自分を考えてみましょう。

今の自分の現在は1時間後の自分にとっては1時間過去ですよね。

今の自分にとっての1時間未来は1時間後の自分にとっての今ですよね。

つまり、今が過去に変化し、未来が今に変化したわけです。

1時間後の自分と2時間後の自分との関係性も同様。

未来を受け取るだけ。今はすぐに過去になり、過去はどんどん遠ざかっていくのです。

過去は一切無関係、設定済みのゴールが未来からやってくるのを受け取るだけ。

トラウマはもう来ません。設定したゴールが手に入るのを待つだけなのです。

それを可能にするのがコーチングなのです。だからPTSDに効くのです。

ゴールに向かって邁進することだけが本当に楽しめることなのです。

 

狙ったテトリミノ(テトリスの部品)同様、ゴールはいつか必ずやってきます。

但し、ゴールは達成しそうになったら、どんどん新たに設定しなおさないといけません。

ゴールを達成してしまった人生は虚無そのものです。

常に "ing" 現在進行形なのです。ダイナミックなのです。

 

テトリスでPTSDが軽快しても、ゴールを設定しなければ元の木阿弥になってしまうかもしれません。コーチングの有効性は、その後の人生全て多岐に渡っていくから素晴らしい!

 

余談ですが、テトリスでゴールを達成してしまった私は、その後一切ゲームはしなくなりました。

ゲームも良いですが、世の中にはもっと素晴らしいモノがあふれています。

ビビるほどのゴールに向かって生きるのは痛快そのものです!

 

 

 

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子育てアリは不眠不休

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子育てアリは不眠不休だそうです。

研究結果を東京大学が発表しました。

人間界では『働き方改革実行計画』が賛否の波にさらされています。
当初、電通社員の過労死認定の問題や、ブラック企業の横行で残業時間の上限を厳格化する方向でした。しかし、ふたを開けてみれば、経団連の顔色をうかがった結果なのか、長時間労働を認める方向になっています。

ちなみに、医師の世界では労働基準法は適用されてきませんでした。

医師は労働者か否か?

現医師会長の見解では「医師を労働者とみなすことには違和感がある」とのことでした。
今回の改正法でも医師や運送業など一部職種の残業時間見直しは5年間保留となりました。
あくまでも個人的な見解ですが、医師は仕事が学びと直結しているため、就業時間を規制するのは無理があるのではないかと思います。
研修医を表す『レジデント』という言葉の由来は、「病院に住みつくほど熱心に学び、従事しなさい」ですから…

ところで、4月は事業所健診のシーズンです。
20代の健診受診者の問診の欄に

「最近疲れやすい」「日中眠気が強い」「肩こり」「やる気が出ない」

などの慢性疲労症候群を疑わせるような愁訴が年々増えています。
訊くと、やはり

「仕事が楽しくない」「ストレスが多い」「やらなきゃならないことが多い」

との答え。

OECD発表によると、日本の労働生産性は先進国中23位と低迷しているそうですが、さもありなん、ですね。

長時間労働の是非を問うのは何かずれている気がしませんか?

「好きなことしか職業にしてはならない」というコーチングの大原則があります。

好きな仕事をしていれば、何時間働いていても平気という状態が理想ではないでしょうか。子育てアリのように...

能動的な仕事をしているのか、受動的な仕事をしているのかに尽きます。
子供は寝食忘れてゲームに没頭します。親に叱られても。
好きだからです。
自分も中学生の頃、風呂や夕食の最中もギターを弾いていました。
好きだからです。

「そんなに嫌なら辞めて起業すれば?新規起業者の場合、ウチの区なら1000万円まで無利子で貸与してくれるよ」

と助言することもあります。事業所健診で転職を勧めるなんて不謹慎極まりないと叱られそうですが・・・

在宅診療もやっているので、24時間365日携帯電話を手放せません。けれども、好きで好きで仕方のない仕事をやっているので決して苦痛ではありません。
労働者か否かなど、どっちでも構いません。
報酬ゼロでもやりたい仕事。本当にありがたいことです。

人生の大半を消費する職業は絶対に好きなことを選ぶべきです。

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投書箱のお話

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ウチの診療所の洗面所に『虹の箱』という投書箱が置いてあります。
自分が所長に就任した9年前には既に置いてありました。

「必要ないと思うけどなあ」

と思いながらも、何となく撤廃する提案も出さずに見過ごしていました。

なんと、10年目にして初の投書が私の元に届きました!
洗面所の箱は散々水しぶきを浴びてきたのでしょう。濡れて乾いた用紙ならではのシワくちゃっぷりでした。

若い女性の字だな。

決して美しいとは言えない、筆力の弱い、丸みを帯びた文字でした。文字と文字の間隔も一定ではなく、不機嫌さ、もしくは体調の悪さが滲み出た字体でした。

以下、本文(と私の感想)です。

「担当医が自分の経験談を語っていたが、全く共感できなかった。
(オレの患者さんかな?)
待合室にあった雑誌の中に、自分に似た症状のことが書いてあったので、医者にそれではないかと話したら、不機嫌な顔をされました。
(この感じだと初診の患者さんだな。心当たりはないけど、無記名だし、一回しか会っていない患者さんだと記憶に残っていない可能性もあるし。)
なので、待合室に雑誌を置くのはやめてほしい。
(そっち!?)
それから扉が重すぎると感じました。
(・・・)」

この投書を受けて改善することと言えば、待合室に雑誌を置かないということでしょうか。
と言ってもウチには忘れ物の雑誌しかないのですが。
扉はそれほど重くないはずだし、少なくとも改築の予定はない。

医師の態度でしょうか?

100%の気持ちで診療しているので反省する必要はないと思っています。笑

常々スタッフにも
「反省は要らない。自己イメージを高めて仕事をしましょう。」
と伝えています。

やっぱり投書箱は要らないな。

ONE LOVE

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高血圧の患者さんに
「ご自身は怒りっぽいと思いますか?」
と必ず訊ねます。

答えはもちろん二通り。
「割と怒りっぽいですね.。」もしくは「そんなに怒りません。」
 
面白いことに、年齢による補足を付け加える方が結構います。
「ふつう歳取るにつれて~」とお答えになります。
~に入るフレーズにも二通りあるのです。
1)気が短くなりますよね。
2)丸くなりますよね。
同じ経年という条件のもと、真逆の結果が生まれているのが面白いと感じませんか?

結局、人の感情なんて、自分がどのような「信念」を受け入れているかに尽きるということです。
 
怒ると血圧は確実に上がります。アドレナリンが分泌されるからです。
高血圧は脳卒中その他、死に至る疾患を引き起こすので注意が必要です。
身体の健康を考えれば怒らない方が有利に決まっています。
怒ると判断を誤ります。失敗や失言で人生の道を踏み外す人も後を絶ちません。
 
巷では『怒らない技術』や『アンガーマネジメント』関係の本がよく売れているそうです。
怒りをコントロールしたい人がいかに多いかの証明でしょう。
 
怒りたくないなら、まず「自分は怒らない人だ」という信念を受け入れることです。
つまり、確信することが大切です。
とにかく確信するのです。

強く確信していれば、怒ってしまった際に
「あれ?おかしい。怒らないはずなのに」
と、こうなります。
これはかなり重要なポイントです。
「ほら、また怒ってしまった」となるか「あれ?おかしい」となるかで、ものすごい差が生まれます。前者を繰り返すと、どんどん上塗りしていくことになり、「怒る自分」という確信が信仰のごとく強固なものになっていきます。
 
「自己イメージ」=「自分らしさ」です。
自己イメージを温和な人間にする、温和な自分という役作りを徹底的にすることです。
古今東西、温和な人物はたくさんいます。そして大抵の人は温和な人が好きです。
お手本を見つけたら、素直に真似するに限ります。堂々とパクればいいのです。
 
「そんなに簡単なものか!」
と怒りますか?
あなたらしくない。あなたは温和な人なのだから。
 
瞬間湯沸かし器のようだった自分が、最近数年間怒った記憶がないことに自分も周りも驚いています。
「確信ありき」を実行しているからです。
私の友人や家族もぞくぞくと改善している方法なので、是非お試しください。
そして成功したあかつきには、仲間に教えてあげてください。
北朝鮮やアメリカまで「怒らない確信」が広がってくれることを祈ります。

偏見とスコトーマ

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「先生はもう辞めたと思っていました。」

 

外来受診した60代男性の患者さんにそう言われました。

 

さかのぼること2か月前。

珍しくほろ酔い加減で仲間とアメ横を歩いていると、その男性患者さんに出くわしました。

挨拶をして二言三言会話を交わし、お別れしました。

その夜、私は講演会でいただいた花束を持っていました・・・

 

後日、私のいない日に来院されて冒頭の確信に至ったそうです。

 

患者さんはこう考えたそうです。

 

あの夜は送別会で、若手医師に労ってもらい、花束をもらった。

辞めてしまったので、今日は違う先生が外来をしているのだ。

 

「人は物語を構築して認識する」

 

の典型ですね。

 

ちなみにアメ横の夜、ともに歩いていたのは若手でも医師でもない、私より年上の音楽仲間です。受診された当日は、もともと往診で外勤している日です。予定通りの医師が外来担当していました。

 

「花束をもらう」→「送別会である」

という論理式(?)が患者さんの考えの中にあり、そこに合致するストーリーが構築されていったわけです。もちろん、論理的に正しくないのですが・・・

 

物事を認識する際、自分も同じような過ちを犯しているかもしれません。

無意識で点と点を結んでいき、都合のよい、それらしいストーリーを作り上げている可能性があるかもしれません。

 

日々、多くの犯罪報道が流れます。容疑者の段階では推定無罪の原則が適用されなければなりません。しかし、実際には有罪確定かのごとく、偏向報道が行われているようには感じませんか?有罪を支持する情報ばかり報道されているような。本当に恐ろしいことだと思います。

 

できるだけニュートラルに、透明な存在になって物事を見るように心がけたいものです。

必ずスコトーマ(心理的盲点)があるはずですから。

 

『常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクション by アインシュタイン』

 

 

卒業旅行

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先週の月曜日のことです。

「ビジネスクラスで行くエーゲ海。サントリーニ島も巡る旅10日間いくらだと思う?」

毎月届く旅行案内のパンフレットを開封した妻が訊いてきました。

「何回ビジネス乗るの?2回ね。その他は船で移動か。50万円くらい?」

「24万8000円!」

「マジで?何でそんなに安いの?」

 

ツアーの詳細を確認しようとしたところ、見るも無残な状態で床に散乱していました。

再来月2歳になる娘は紙を見るとビリビリに破るのが楽しくて仕方がないのです。

 

妻の夢、サントリーニ島への旅行はまたまた延期となりました。

 

超格安でファーストクラス、ビジネスクラスを乗り継いでボストンに行ったのは昨年の春です。

利用した旅行会社の名はてるみくらぶ

ツアーを申し込むと自動的に会員登録され、毎月ツアー情報が載った会報が送られてきます。

旅行会社のミスで私の名前が女性で登録されていて発券できないかもしれないというトラブルが発生しました。

航空会社の尽力で、ことなきをえたのですが、スタッフが

「ここだけの話ですが、この旅行会社ではよくこういうことがあるんですよ」

と嘆いていたのが思い出されます。

 

ブラジル鶏肉の不正問題が明らかになりました。

 

我が家ではブラジル産の鶏肉を購入したことがなく、店頭に並んでいるのも目にした記憶もありません(ネット販売が主だからかもしれませんが…)。

おそらく外食産業に大量に流れていると思われます。

 

価格競争の最果てには常にこのような光景が展開しているのでしょう。

 

卒業旅行に行けなくなって泣いている学生がニュースに映し出されていました。

就職前の最後の思い出作りが水の泡と消えてしまった無念さたるや想像するに余りあります。

 

経済的理由で卒業旅行に行けなかった先輩からの一言です。

 

安いもの順に検索するクセを卒業することにしましょう。

きっともっと大きなものが手に入りますよ!

 

 

 

 

 

 

1945年3月10日

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「お疲れ様です。先生、お変わりありませんか?」

うちに来ている若いMR女性の挨拶です。

言葉の使用方法に違和感を感じつつ、こう答えました。

「万物は流転するからね。変化しないものはないよ。ずっと変わり続けてますよ。」

MRの女性は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていました。

わざわざ意地悪な答えをしたかったわけでもないのですが…

彼女としては、おそらく「何か変わった出来事」を求めての質問だったのでしょう。

しかし情報提供するのはMRである彼女の仕事。

迎合せず、極めて正直に真面目に返答しておきました。

 

本日3月10日は東京大空襲の日です。

うちの診療所は東京下町にあります。

患者さんの中には空襲体験者がたくさんおられます。

「赤ん坊をおぶって命からがら逃げ延びた」

「死体が隅田川に積みあがっていた」

「斜め向かいのおじさんの下半身が燃えていた」

などの話を聴くと、身震いしてしまいます。

数十年前この場所でそんなことがあったのは紛れもない事実です。

民間人大虐殺でしょ?

保守系の威勢の良い政治家の皆さん、今日ぐらいアメリカに反省を求める発信をしてはいかがでしょうか?

 

空襲で家が燃え上がり灰になる。さっきまで元気だった人がいなくなる。

津波で家が流される。

まさに、この世は無常です。

仏教で言う「色(物質)」が一瞬にして「無」になってしまうのです。

空襲の記憶も「無」になってしまっても良いのでしょうか?

今なおシリアやイラクで繰り広げられる空爆による惨状を見て、人智への尊敬の念が揺らぎます。

 

森友学園のニュースで埋め尽くされ、ほとんど話題にさえ挙がりませんが、1945年の今日、東京大空襲で10万人以上がお亡くなりになりました。

 

Don't think. Feel!

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3月8日午前11時10分ごろ、大阪府の某小学校で、4年生の女子児童(10)が授業中に意識を失って倒れ、けいれんを起こした。消防組合などによると、直後に別の女子児童(10)も同様の症状で倒れるなど、約1時間のうちに男女児童計14人が過呼吸や吐き気を訴えて病院に運ばれた。女子児童2人は意識が戻ったが入院し、他の児童は軽症という。消防組合などが原因を調べている。(朝日新聞)

 

おそらく『ホメオスタシスの同調現象』が起こったものと思われます。

 

ホメオスタシスとは医学用語で、生命の持つ恒常性維持機能のことです。

暑くなったら汗をかいて適正体温になるよう調節機能が働きます。食べたら消化機能を優先しないといけないので眠たくなるのもホメオスタシスです。

ホメオスタシスは我々の生命現象全てを担っていると言っても過言ではありません。

 

他人のホメオスタシスに同調してしまうなんてことがあるのでしょうか?

一見オカルトのように感じるかもしれませんが、心当たりがあるはずです。

 

遠足などのバス旅行の道中、一人の生徒が車酔いをして吐くと、しばしば連鎖反応が起こります。じんましんが出ている人と対峙すると痒みが出る現象も同様です。

 

臨場感を共有すれば同調現象は容易に起こるのです。

 

ニューヨークのブルースバーでの出来事です。

私の妻は下戸なのでコーラを飲んでいました。

しばらくして彼女を見ると、フラフラの酩酊状態で呂律もあやしい状態でした。

他の観客の酔いとライブの熱気に同調現象を起こしたのだと推測されます。

 

実は、飲酒している人にも、同調現象がその酔いに拍車をかけている可能性もあるのではないでしょうか。楽しい雰囲気という臨場感を共有しているのですから。

実際、酒を止めた私は飲まずとも十分に酔うことができます。

非常にリーズナブルだし、何より二日酔い知らずです(笑)。

 

プラセボ効果も同調現象で説明できます。

医師と患者が明確に「治った患者のモデル」を共有することによって、患者の身体に同調現象が発生し、治癒してしまう。

 

百発百中とはいかないかもしれません。親しみを持った関係性が良いのか、一方に権威があるような関係が良いのかはケースバイケースだと考えます。

『空気を読む』ことが重宝される日本文化では同調現象を起こすのが上手な人が多いかもしれません(個人的には『空気を読む』ことを強要される環境は好きではありませんが…)。

 

人は五感を通して外界からの情報を入手するとされています。

同調現象は五感由来でしょうか?はたまたいわゆる第六感なのでしょうか?

 

古典物理で説明可能な現象は大抵五感で理解することができます。

現代物理学における量子論のキモは「自然界のあらゆる存在は波でもある」です。

意識という存在も波であるならば、共鳴・同調し得るといえます。

今後科学が発展することによって同調現象のからくりが解明されるようになることでしょう。

 

ちなみに自分は、同調現象は五感由来だと思っています。

 

子供に絵本を読みながら泣いてしまう自分がいます。

笑う妻にこう言い返しました。

「五感を使って読んでるから泣いてしまうんよ。親がそうやって読み聞かせすることによって子供の情動の同調能力の発達を促しているんよ。」

 

言葉は部分的なヒントにすぎないのです。非言語領域で感じる必要があるのです。

睡眠中毒

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キリンの睡眠時間は哺乳類で最少の約10分程度だそうです。

 

高校時代授業をさぼって動物園に行き、動物たちをボーっと眺めて過ごしていました。

キリンが全然クビを回さないので、立ったまま眠っていたのかと思っていました。

あれが睡眠であるとすれば、到底10分ではすみません…

 

どれを睡眠とするかには様々な定義があるそうです。

正確には脳波測定が必要だそうです。

 

人間の睡眠は REM(浅い睡眠) と non REM(深い睡眠) を繰り返し、大体90分周期だそうです。

人間の睡眠時間は哺乳類の中ではかなり長いようです。

それは思考活動をするために必要だといわれていますが個人差があることは否めないでしょう。

著作を毎週のように出している佐藤優氏はかなりのショートスリーパーだそうです。

 

睡眠は宗教洗脳のようなところがあり、

「私は~時間寝ないとダメ」

と思い込んでいる人が非常に多いように思います。

ちなみに私はあまり寝なくてもいい派です。

 

自身で思い込む必要最小限の睡眠時間が確保できないと、睡眠薬を希望する患者さんがしばしばおられます。

 

不眠で睡眠薬を希望する患者さんには、

 

「脳と身体が十分に疲労しなければ眠れません。子供のような眠りがほしいなら、子供のように好奇心を持って無駄な動きをたくさんやって、心身ともに疲労して下さい。」

 

と説明し、極力睡眠薬に頼らないよう指導しています。

 

覚醒に関与する脳内物質『オレキシン』が最近注目されています。

オレキシンの受容体に働きかける睡眠薬(商品名ベルソムラ®)が糖尿病抑制に効果があるとする内容がさる番組で放送されたところ、当院でも問い合わせが続出しています。

 

睡眠不足が肥満の原因になるというのは以前よりわかっていることです。オレキシン分泌を抑えることで睡眠の質が向上するなら、糖尿には良い影響が出そうです。

 

ところで、先日オレキシンが敗血症性ショックに効果があると筑波大の研究発表がありました(朝日新聞)。オレキシンが免疫に有利に働いている可能性が示唆されるわけですから、やみくもに抑制するのは好ましくないのかもしれません。

 

最近、色々な睡眠薬と認知症との因果関係についての報告も多数あります。

やはり、できるだけ自力で質の高い睡眠ができるような生活を目指すべきでしょう。

 

ショートスリーパーで有名なエジソンの言葉を記しておきます。

 

「みんな寝過ぎだ。私は死んでからたっぷり寝る。」