天皇陛下は8月8日「象微としてのお務めについて」、TVで国民に発表されました。

 「社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか」について、陛下自らお話しになられました。

 重いお言葉でした。強い御決意を感じました。本来、政治家が考えなければならないことの怠慢を厳しく指摘されたように思いました。

 長寿社会が進展する中で「生前退位」という仕組みはなくてよいのか。

 「日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴」(日本国憲法第1条)である天皇陛下の行為はどこまで求められるのか。

 天皇陛下は憲法第7条に定められている国事行為のみを求めることで国民の理解と信頼と共感が得られるのか(そう主張する憲法学者がいるが、そうした狭量な考え方に私は反対)。

 天皇陛下の行為を代行する「摂政」を置くことと「生前退位」との違いをどう理解し、対処いく必要があるのか。

 衆議院国土交通委員会の欧州視察の最中の「おことば」にいろいろと考えさせられました。

 20日(土)、21日(日)は地元。自民党支部総会、保育や商工会青年部の集い、そして夏祭りなどに参加。